商船三井タンカー爆発、「潜水艦か機雷に衝突か」=UAE当局

2010年 07月 30日 09:03 JST
 

 [フジャイラ(アラブ首長国連邦)/東京 29日 ロイター] ホルムズ海峡を航行していた商船三井(9104.T: 株価, ニュース, レポート)の原油タンカーで28日発生した爆発について、アラブ首長国連邦(UAE)の港湾当局は29日、タンカーが潜水艦か機雷に衝突した可能性があることを明らかにした。

 同局の担当者は、船体を調査したところ、タンカーが何かに衝突したとみられる破損が確認できたと指摘。しかし衝突した物体が何であったかは特定できないとし、「潜水艦もしくは機雷であるかもしれない」と述べた。船体の側面には大きな四角いへこみがあるという。

 今回の爆発の原因をめぐっては、これまでに高波、ハイジャック未遂、船体内部の爆発、潜水艦との衝突などの可能性が挙がっていた。タンカーからの原油流出はないという。

 爆発当時、タンカーには乗組員31人が乗っており、このうち1人が負傷。商船三井はタンカーが高波によって破損したとの見方を否定している。

 
 
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