菅直人首相は30日の記者会見で、今年8月の日韓併合100年に合わせて首相談話を出すかどうかについて「例年8月15日には終戦記念日(に開かれる全国戦没者追悼式の式辞など)の中でいろいろな関係に触れていることもあるが、慎重に検討していきたい」と述べ、具体的に検討していることを明らかにした。
これに関連し、政府高官は30日、「(談話などを)発表する時期も含め練りに練っている。東アジアの安定には日韓連携が必要で、相互の利益になることを考える」と述べ、韓国側に配慮する内容となることを示唆した。
毎日新聞 2010年7月31日 0時13分