週刊・上杉隆
【第136回】 2010年7月29日
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上杉隆 [ジャーナリスト]

野中広務氏の公共の電波を使った
"華麗なる勘違い発言"に反論す

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 もしかして、筆者があまりに存在感がないためにお忘れになっているかもしれない。そこで、手っ取り早くその証拠を示そうではないか。

 2年ほど前、筆者は「久米宏のテレビってやつは」(毎日放送)という番組の準レギュラーであった。長い収録の最中、筆者の隣には野中氏が座っていた。そこで繰り返し会話を交わしたものだった。

 「上杉さんね、いろいろと、がんばっておりますな」

 こう話しかけられて、改めて挨拶したのを覚えている。打ち合わせのための控室でも話をした。もちろん放送では筆者と野中氏が一緒に映っている。政治がテーマということもあって、掛け合いもある。

 しかし、早とちりはいけない。あれは野中氏ではなく、野中氏によく似た代理だった可能性もある。

 幸いなことに今週末の土曜日、TBSラジオの「久米宏のラジオなんですけど」に筆者は生出演することが決まっている。

 テーマはもちろんマスコミに渡った官房機密費、VTRよりもより確実な証人である久米氏が司会だ。これは確認してみる必要があるだろう。

 さらに関西テレビの番組で、野中氏はこうも語っている。

 〈非常にね、あの人がジャーナリストで、あーいうようにね、ポストを通じてこられるというのはね、みんな中身見てください、私の言葉がどこに出ておられるのか〉

 そうだ、是非ともみんな中身を見てほしい。筆者の記事がどこにあるのか。

野中氏の妄想は
さらに暴走

 さらに野中氏の無責任な妄想は止まらない。

 〈都内の電車のつり革にはですね、『野中広務激白』とかみんな私の名前が出てくるんですよ。迷惑至極ですね。やっぱり私はああいう記者の方も自らモラルを持っていただかないと非常に残念に思っております〉

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上杉隆 [ジャーナリスト]

1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストに。「宰相不在 崩壊する政治とメディアを読み解く」「世襲議員のからくり」「ジャーナリズム崩壊」「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」など著書多数。最新刊は「民主党政権は日本をどう変えるのか」(飛鳥新社)。


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