「民公連携」を言い出せない民主幹部たちの「過去の悪業」週刊文春7月29日(木) 12時12分配信 / 国内 - 政治「ねじれ国会」を乗り切るには連立の枠組みを広げ過半数を回復する以外にない。参院で十二議席以上を持つ野党は自民党(八十四)と公明党(十九)だけ。大連立は世論の反発が予想され、現実的な選択肢は公明党――。党内には拒否反応も強いが、背に腹はかえられないという声が強まってきた。 民主党関係者が語る。 「本来なら菅直人首相と仙谷氏が『公明党と組む』と大方針を示し、執行部一丸となって臨時国会前に一気に話を進めるべきだが、官邸コンビは全く動いていない。『いつまで敗戦ショックに打ちひしがれているんだ』という不満が執行部内にも広がっています」 官邸が動かないのには理由がある。菅、仙谷両氏は石井一副代表と並んで、公明党・創価学会から最も嫌われている民主党議員なのである。仙谷氏は、公明党の連立参加を「政教分離」の観点から批判してきた有志議員グループ「宗教と政治を考える会」の会長を務め、反学会系宗教団体と太いパイプを持つ。菅氏も同会の最高顧問で、池田大作名誉会長の国会招致を主張してきた。公明党に連立参加を持ちかけることは、過去の言動と矛盾するうえ、交換条件として謝罪要求、退陣要求を突きつけられる危険性もある。動かないというより、動けないのだ。 そんな官邸をよそに、個人的に公明党への接近を図るベテラン議員も出てきた。 「たとえば小沢鋭仁(さきひと)環境相は、前任の環境相でもある斉藤鉄夫政調会長に面会を求め、地球温暖化対策基本法案の成立に協力してほしいと持ち掛けています。この話は幹部会に報告され、『突っぱねろ』という指示が既に出ています」(公明党関係者) 九月の民主党代表選で、菅首相が再選されるかどうかを見定めてから、というのが公明党執行部のスタンスだ。 (週刊文春2010年8月5日号「THIS WEEK 政治」より) 【関連記事】 ツイッターで一部始終を暴露 松井孝治前官房副長官の怒り(週刊文春2010年7月29日号) 重要人事でグループに禍根? 早くもグラつく菅政権の足元(週刊文春2010年7月8日号) 「遅れてきた実力者」仙谷大臣が虎視眈々と狙う総理のイス(週刊文春2010年4月22日号) 民主党との連携に急ブレーキ 公明党を悩ます市川元書記長(週刊文春2010年4月1日号) 参院選後に始まる菅と小沢の最終決戦(文藝春秋2010年8月号) |
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