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【プロ野球】西武・雄星投手に暴行 大久保氏を解雇2010年7月30日 01時27分
プロ野球西武は29日、2軍選手1人に対する暴力行為などがあったため、大久保博元前2軍打撃コーチ(43)を解雇したと発表した。選手名は公表しなかったが、球団関係者の話から暴力を振るわれたのは注目ルーキーの雄星投手(19)であることが分かった。 埼玉県所沢市内の球団事務所で記者会見した小林信次球団社長は「暴行は許されるべき行為ではない。非常に重い行為と認識した」と説明した。1、2軍を問わず、シーズン中にコーチが解雇されるのは異例。 球団の調査などによると、2軍の自主練習で高額の罰金が徴収されている、との選手会からの報告を受けて球団が大久保前コーチに中止を要請したところ、同コーチが訴え出た選手を2軍で調整中の雄星と決めつけ、暴行に及んだ。チームの統制を害する言動も認められたという。暴力行為の詳細は明らかにしなかった。 これに対し、大久保氏は「大事な時期に渡辺監督はじめ、現場のスタッフ、選手に迷惑を掛けた。解雇の理由については納得できない部分がある。コーチとして不適切な行為をしたことはない」との談話を発表した。 球団は22日に大久保コーチの職を解き、球団本部長付とする人事を発表。その後は選手をはじめとする関係者への聞き取り調査を行っていた。 (共同)
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