加圧式トレーニングでエネルギーを充電した小島=都内のミッドブレス初台ジム
新日本のG1クライマックスで2カ月ぶり復帰する小島聡(39)が29日、都内で練習を公開した。5月に全日本を退団し、手術した左ひじも回復。今回は心機一転、フリーとしてデビュー20年目の新スタートに挑む。
左ひじのリハビリを目的に1カ月前から始めた加圧式トレーニングが、予想以上の効果を上げている。「この練習で復帰が飛躍的に早まった。病み上がりとは言わせない」と、心肺機能も向上して再起に自信も膨らむ。
真夏の祭典は2年ぶり9度目の出場。これまでは全日本所属で出場した06年の準優勝(天山広吉と優勝戦)が最高で、今回は20回目の記念大会にVゴールを目指す。「G1が20回目で、自分も20周年。これも巡り合わせだし、優勝の形にしたい」と、なみなみならぬ意欲を見せた。
(2010年7月29日)