25日の試合で亀田史郎氏が選手控室に入室したことに関して、日本ボクシングコミッション(JBC)と東日本ボクシング協会は29日、亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネジャーから事情聴取し、口頭で厳重注意を与えた。
亀田ジムの報告によると、史郎氏は試合前に後援会関係者らを伴い控室に入室し、試合後に再び入室した。大毅が9月25日に世界戦を控えているが、史郎氏は吉井会長を通じてJBCと東日本協会に「控室に入室しません」と宣言した。
JBCの安河内剛事務局長は、「次にこのようなことがあれば、ジムの存続そのものにかかわる」と前置きし、「9月25日はジムスタッフなどを増員してもらい、しっかり管理監督責任を果たしてほしい」と亀田ジムに要求した。
今後JBCと東日本協会は、亀田ジムに報告書を提出させ、JBCはこの報告書を倫理委員会にあげ、東日本協会は8月23日の理事会に提出する。倫理委員会と理事会で亀田ジムに対する処分などに関して協議される。
(2010年7月29日)