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プロボクシング亀田3兄弟の父・史郎氏(45)に「最後通告」が突きつけられた。史郎氏が25日に大阪で行われた興毅、大毅の試合の際、禁止されている控室に入った問題で日本ボクシングコミッション(JBC)は29日、都内で亀田ジムの吉井慎次会長(50)を事情聴取し、厳重注意をした。安河内剛事務局長(49)は今後、史郎氏が問題を起こした場合、吉井会長のライセンスを停止する意向を示唆。またもジム消滅の可能性が浮上した。
傍若無人な史郎氏には厳しい態度で対抗する。JBCの安河内事務局長は「次はない。また何かあったら我々も腹をくくるしかない」と強硬な姿勢を打ち出した。今後、史郎氏が何か事を起こせば、亀田ジムの吉井会長のクラブオーナーライセンス停止を含めた厳正な処分を行うことを示唆。その事態に発展すれば亀田ジムは消滅する。
事情聴取には吉井会長と嶋聡マネジャー(34)を呼んで約1時間行われた。当初、史郎氏は試合後に控室に入ったとされていたが、実は試合前から控室に出入りしていたことが判明。吉井会長が兄弟に合わせるため後援会関係者を控室に連れて行ったところ史郎氏もついてきたという。
JBCは試合前日の24日にジム関係者へライセンスを持たない史郎氏の控室を始めとしたJBC管轄区域への立ち入りを禁止する通達を出したが、試合当日に現地入りした吉井会長には伝わりきっていなかった。安河内氏は「世界戦と違う雰囲気だったが、そこに(行動の)甘さがあった」と指摘。JBCは口答で厳重注意し、後日、倫理委員会で処分を検討する。
亀田兄弟の次戦は、9月25日のWBA世界フライ級王者・大毅(21)と坂田健史(30)=協栄=戦。ジム側は当日は史郎氏を控室に入れないとルールの順守を約束。史郎氏も「今後は控室には入室しない」と誓ったという。だが安河内氏は「再発しないという確信はまだ得られない」とし、ジム独自の“史郎氏対策”の提案を求める。
6月に新会長に就任したばかりの吉井会長は報道陣に「(問題が)再発するとジム存在にかかわる。今後はないようにしたい」と陳謝。八方ふさがりの史郎氏は、それでもまだ我が道を歩み続けるのか。
【今年に入っての史郎氏のトラブル】セコンドライセンス無期限停止中だった史郎氏が3月27日の長男・興毅のWBC世界フライ級王座統一戦後、判定などをめぐり、控室で試合役員に暴言を吐く。JBCは4月に史郎氏へライセンス取消処分を下し、同時に控室や計量会場などJBCの管轄区域への立ち入りを制限する追加処分を発表。だが、史郎氏は25日に大阪での興毅と大毅の試合の際、禁止されている選手控室に入室したことが発覚した。
(2010年7月30日06時02分 スポーツ報知)
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