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加藤智大被告「刺す時にためらいなかった」

 東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(27)は30日、東京地裁(村山浩昭裁判長)で行われた3回目の被告人質問に「このような言い方で非常に申し訳ないが、たまたま目に入った人を刺したと言える。特に狙ったわけではない」と述べた。

 「刺す時にためらいは」との問いには「ないです」と答えた。弁護人が事件の状況を尋ねた。

 起訴状によると、被告は2008年6月8日、秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込み3人を殺害、2人にけがをさせ、ダガーナイフで刺し4人が死亡、8人が重軽傷。警察官1人も襲ったがけがはなかった、としている。

 この日、被告が覚えているとしたのは、うち2人をはね、3人を刺した場面。ほかの犯行については認めた上で「記憶が途切れ、覚えていない」と振り返り「もう少し刺した感じはするが、記憶がない」とした。

 公判供述によると、被告はトラックで突っ込んだ後、腰にぶら下げていたナイフを手に取り、車から降りて交差点に向かって走った。直前の心境を「どうしたらいいか分からず体が動かなかったが、『あ、次はナイフか』と頭に浮かんだ」と表現した。

 現場で、現行犯逮捕した警察官に警棒で殴られハッとした感じに。拳銃を出すしぐさで「ナイフを捨てろ」と言われ「一瞬、ん?と思ったが、右手のナイフに目がいき捨てた。何がどうなったのか分からないが、制圧されていた」という。

 被告人質問は8月3日も予定されている。(共同)

 [2010年7月30日12時49分]


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