ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

keitaro-news - 書評で学ぶ整理術 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2010-01-23

争いを起こさず変化させる5つの方法

f:id:keitaro2272:20091231044303j:image


知識や技術は人類の共通財産です。それらは社会はより良くなるという信頼のもとに蓄積されなければなりません。しかし、知識が拡充してくると社会の進んでいる方向に疑問を抱く人が出てきます。そうなってくると現在の社会への既存勢力と未来の社会をつくる新興勢力が対峙し始めてしまうのです。


知識や技術は争いを生む。




時代が進みイノベーションはすでに次の世代に進んでいるにもかかわらず、既存の価値観に縛られて社会の富を増やすどころか減らしている時があります。知識や技術が身について来ると、こういったギャップに気づき始めます。しかし、一歩を踏み出すには現在進んでいる方向を変えなければなりません。しかし、方向性を変えるための努力は報われるどころか既存の方々から非難を受けることが殆どです。


変えることにデメリットが多いなら何も変えないほうがいいのか。


争いを起こさないためには新しい知識や技術は必要ないということになってしまいます。しかし、社会を発展させないという条件付きです。社会を発展させるかさせないかはその社会にいる人が決めるべきことです。つまり、社会を発展させたいなら知識や技術が増やす前に、価値観の変化を許容する環境を作っておく必要があるのです。


殆どの人は価値観が変わることに否定的です。


いままでの努力や功績は過去の価値観に裏づけられています。いままでの栄光に固執するなら価値観は変えてはならないからです。年齢を重ねると保守に傾くのはこういった理由があるからかもしれません。しかし、高齢であってもリベラルに挑戦することは可能なはずです。その力は社会を限りなく発展させるのと同時に既存の社会を衰退させる原動力になります。戦うべきは過去の自分の栄光というところでしょうか。


変化を求めるなら過去の栄光に固執しない(させない)こと。


変化を求めるなら既存の認識である『当たり前』に縛られて思考停止になるのではなく、どのような未来を望んでいるのかを考え、その方向に価値観を導いて行くことです。『既存の価値』と『新興の価値』のつぶし合いは両者が望まない衰退の一途を辿ります。


まず、相手を拒絶する前に一端なぜそのような行為を行っているかを確認すること。そして、解決を図る努力を相手にだけ求めることは絶対にしないことです。争うことにより失われる『富』と、争わず変化させて得られる『富』を天秤に掛けて冷静に考えてみてください。どちらが人類のためになるかは自明のはずです。


☆争いを起こさず変化させる5つの方法

1.目的を明確にすること

2.思い込みや当たり前を取り払うこと

3.意図をよく聞き、独善に陥らないこと

4.お互いの利益を考えること

5.礼儀を尽くすこと


参考文献

対話のレッスン

対話のレッスン


参考記事

人生に役立ついろいろな『コツ』のリンク集 はてなブックマーク - 人生に役立ついろいろな『コツ』のリンク集 遊んで学ぶお父さん

「その発想はなかった!」と言わせる技術を身につけよう はてなブックマーク - 「その発想はなかった!」と言わせる技術を身につけよう〜仕事の幅を広げる19の発想技法(1/5):企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)

聖徳太子が伝えたかった安心至上主義からの脱却はてなブックマーク - 聖徳太子が伝えたかった安心至上主義からの脱却 - keitaro-news

既得権益社会に黙殺されないためにできることはてなブックマーク - 既得権益社会に黙殺されないためにできること - keitaro-news

閉塞感を生んでいるのは自分自身はてなブックマーク - 閉塞感を生んでいるのは自分自身 デフォルトに縛られないためにすべきこと - keitaro-news

http://anond.hatelabo.jp/20100124223221



z1121z1121 2010/01/24 00:44 「思い込みや当たり前を取り払うこと」「独善に陥らないこと」など、自分はまだまだ陥りそうなので、気をつけていきたいです。再挑戦という言葉はいいですね!

keitaro2272keitaro2272 2010/01/25 20:16 コメントありがとうございます。
>z1121さん
過去の栄光にしがみつくことなく、新しいことにチャレンジしていけるクールな人でありたいものですね。

奥平剛士奥平剛士 2010/01/26 22:45 >>争うことにより失われる『富』と、争わず変化させて得られる『富』

何を言っているのかw
「争うことにより得られる『富』」と「争わず変化させて得られる『富』」を比較しなければ、意味がない。

もっとネガティブに「争うことにより失う『富』」と「争わず変化させて失う『富』」だったら、恐らく「争って失う『富』」の方がセンセーショナルでいい、とコモディティは考える。勿論それとセットで意識にあるのは「争うことで得る『富』」。
こうなれば更に甘美に感じる。

結局人は「(上位)承認」されたいわけで、「その承認という意識が悪ですよ(争いの源ですよ)」というのはなかなか通じない。
言っていることはいいかも知れないが、ツメがナニだった。

keitaro2272keitaro2272 2010/01/29 06:50 コメントありがとうございます。
>奥平剛士さん

結局人は「(上位)承認」されたいわけで、「その承認という意識が悪ですよ(争いの源ですよ)」というのはなかなか通じない。

その通りですね。他人に承認されなければ自分で承認するしかなくなるわけですね。周囲を味方につけることの重要性を再認識させられました。ありがとうございました。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証