小惑星探査機「はやぶさ」

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多くの困難を乗り越え7年ぶりに地球に帰還した日本の小惑星探査機。小惑星イトカワの砂の入っている可能性のあるカプセルを持ち帰った。[関連情報]

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「はやぶさ」の再突入カプセルを見学する人たち(相模原市で)=竹田津敦史撮影(読売新聞)

はやぶさ一般公開に行列、15日からオアゾでも

 7年、60億キロ・メートルの旅路を終え、6月13日に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルが30日、相模原市の市立博物館で初めて一般公開された。(読売新聞)
[記事全文]

<はやぶさ>カプセル一般公開に2100人が列 - 毎日新聞(7月30日)

◇相模原市で公開中
JAXA相模原キャンパス特別公開「宇宙のナゾを見つけに行こう!」 - 7月30、31日開催。JAXA(7月23日)
相模原市立博物館トップページ - ご利用案内

◇はやぶさの写真
これが奇跡のカプセル…「はやぶさ」帰還 - 29日、報道陣に初公開。読売新聞(7月30日)
・ [写真特集]小惑星探査機「はやぶさ」 地球へ帰還 - 毎日新聞

◇今後の展示予定
「はやぶさ」カプセル等の展示スケジュール - 8月2-6日にJAXA筑波宇宙センター、8月15-19日に丸ノ内オアゾ。JAXA 月・惑星探査プログラムグループ(7月20日)

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

「はやぶさ」とは

宇宙科学研究所(当時)が1990年代から開発を進め、2003年5月9日に打ち上げた工学実験衛星。将来の月・惑星探査技術の基礎として、小惑星からサンプルを採取することや自律制御、大気圏再突入などの技術を確立することを主な目的としている。2005年夏にアポロ群の小惑星イトカワに到達し、観測。同年11月にサンプルの採集を試みた。
その後、通信断絶や姿勢制御装置の故障など相次ぐトラブルに見舞われたものの、乗り越えて帰ってきた小惑星探査機はやぶさは、「はやぶさ君」としてインターネットで人気を博した。2010年6月13日に地球に帰還。大気圏に突入するときの様子はインターネットで生中継され、多くの視聴者を集めた。
現在、回収されたカプセルはJAXAにより分析が進められている。

はやぶさの写真や動画

「はやぶさ」の目的

小惑星「イトカワ」の観測

サンプルを地球に持ち帰り、分析を行うことで、「惑星が誕生するころの太陽系星雲内の様子がどうであったのか」についての手がかりを得る。
カプセルの地球帰還

「はやぶさ」の成果

「月以外の天体に着陸し、史上初めて帰還した宇宙機」と「世界で最も長い年月となる2592日の航海から帰還した宇宙機」という二つの記録をギネス世界記録に申請。

往復飛行を実現させたイオンエンジン

はやぶさの別の目的として、イオンエンジンを使った宇宙空間の航行、エンジンの長期稼働を実験するという意味があった。イオンエンジンとはロケットエンジンの一種で、イオンの持つ電荷を使って加速・推進するためのエンジン。今回、はやぶさに使われたイオンエンジンはNECが開発したもの。
All Aboutガイド記事「満身創痍探査機「はやぶさ」が残した実績」

「はやぶさ」の地球帰還についての所管省見解

月以外の天体に着陸して地球に帰還したのは「はやぶさ」が世界初。その旅をイオンエンジンで成し遂げたことは、今後の人類の宇宙探査の可能性を広げたものであるとし、期待をもって見守る。また、国民の応援を力に、「はやぶさ」の頑張る姿は、勇気や夢、希望を与えてくれた。日本政府はプロジェクト関係者に敬意を表するとともに、着陸場所の提供など多大な協力をいただいたオーストラリア政府に対し、御礼を述べ、日本の強みのある技術を活かしつつ、宇宙開発利用を積極的に推進するとしている。

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