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2009-05-31

やりたいことを思い出す アンパンマンのマーチが伝えたいこと

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最近何かと話題の「うつ」病。悪化しますと「何もできない」状態に陥ってしまいます。何よりもしっかりと休養をとることが重要といわれていますが、「身体」だけを休ませるようなことは逆効果だそうです。「動けない」自分を責めてしまうからだそうです。




そこまでならないにしても、うつ病の一歩手前の「何もしたくない」「自分が何をしたいのかわからなくなってしまった」という状態は誰にでも起こりえる心理状態です。この悩みは、若い世代を中心に、多くの人が心中密かに抱えている問題です。


人間は本来、好奇心のかたまりのようなはずです。幼い子供を見てみると、何でも知りたがり、やってみようとします。一時もじっとしていません。これが、人間の本来の姿です。その後、しつけや教育によって「社会化」されます。たくさんの「すべきこと」「してはならないこと」が「頭」にインプットされます。元々の旺盛な好奇心や自然な意欲がうまく温存されることは難しく、社会に適応した自己コントロールが効く人間になるよう求められます。


現代人は日常的に社会に適応させるために自己コントロールをかけています。うつ病とは、このコントロールに対して本来やりたいこと(=本能)を押さえ込んでいた部分がストライキを決行した状態です。なので、当初「何もしたくない」という気持ちが現れるのは当然のことです。


人にはそれぞれ、本能の部分として決して妥協できない「こだわり」があります。「したくない」ことは、その人の「こだわり」から産まれます。このこだわりと無視してしまうと、その人が自分自身を裏切り続けることになり再びストライキに突入します。


大切なことは「したくない」を手掛かりにして、「したい」ことを探し当てることです。


したいことは、社会適応段階に、おいて来たものなので見つかりにくいです。今すぐにでも、心の底から没頭できることがある人はうつ病などにはかかりません。したいことを封殺してきた自分にさよならを告げるためにも、やりたいことを思い出す。真の「社会復帰」のために欠かせないことだとおもいます。


やりたいことを思い出すために『アンパンマンのマーチ』を贈ります。


アンパンマンのマーチ

作詞:やなせたかし/作曲:三木たかし/編曲:大谷和夫

歌:ドリーミング

なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられないなんて そんなのは いやだ!

今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで

そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン

やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもため

なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ!

忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも

そうだ おそれないで みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン

やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため

時は はやく すぎる 光る星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで

そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン

やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため



参考文献



参考記事

ロールプレイングゲームに学ぶ レベル上げと新しい装備の重要性について

「習うより慣れよ」は正しいのか 開眼に至るプロセスと成長カーブ

ハゲタカ 報われる努力と報われない努力

keitaro2272keitaro2272 2009/06/02 04:34 コメントありがとうございます。やりたいことがない人は、いないはずです。小さいころに没頭したことを思い出して、心の中からいいなと思ったことに、肩書きを外して耳を傾けることは重要だと思います。

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