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新日・永田がラーメン特訓

2010年07月30日
スポーツ

関連キーワード :プロレスラーメン

新日本プロレス・青義軍のリーダー、永田裕志(42)が27日、真夏の祭典・G1クライマックス(8月6日、東京・後楽園ホールで開幕)制覇へ向け、謎の“ラーメン特訓”を行った。ガンコ店主の厳しい指導に耐えた永田は、将来的にはラーメン店をオープンさせる構想もブチ上げ、G1王者とラーメン王の“2冠王”を宣言した。

 永田が訪れたのは東京・品川の人気ラーメン店「せたが屋 品川店」だった。手早く着替えを済ませると、厨房に入ってさっそく特訓がスタートした。
 店主の熱血指導を受けた永田は、新弟子のように黙々と作業をこなす。丼にスープを注ぎ、麺をゆで、湯切りをしてから盛りつけ…。単純なようで奥が深いラーメン作りに挑むや、額には大粒の汗がにじんだ。
 ひと通り、作り方をマスターした永田は1杯のラーメンを完成させ、客席に待機していたラーメン評論家の大崎裕史氏の元へと運んだ。(写真)
「へい、お待ち!」。威勢のいい掛け声を上げると、年間850杯のラーメンを平らげる大崎氏も思わずほほ笑む。そして「素人が作ると食えないケースが多いけど、全然問題ない」とその味に太鼓判を押した。
 永田は「想像以上の収穫があった。背筋がピンと伸びたし、ものすごく緊張した。Bブロックは強豪揃いだけど、怖いものはなくなった」と修行の成果を強調し、9年ぶり2度目のG1優勝を誓った。
 さらに、少年時代から新日プロの大ファンだったという大崎氏からは「ぜひ、川田(利明)さんとのラーメン勝負を見てみたい」とエールを送られた。川田は6月に東京・世田谷区にラーメン店「麺ジャラスK」を開店。自ら厨房に立って、大きな反響を呼んでいる。
 もちろん、永田も負けてはいられない。将来的にはラーメン店をオープンさせるプランを明かし「麺や ミスター」と名付けて対抗意識をムキ出しにした。「そういうものがあったら夢が広がる。俺は一度も川田選手に勝ったことがない。ラーメンぐらい勝たないとな。へっへへ」 早くも第2の人生の青写真を完成させたミスターが、真夏の祭典で旋風を起こしそうだ。 

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