出荷が始まった「入善ジャンボスイカ」を試食する子どもたち（共同）

　重さ約２０キロでラグビーボールのような形をした富山県入善町の特産品「入善ジャンボスイカ」の出荷が２９日、始まった。町民会館で開かれた品質査定会には、地元農家が出品した平均で長さ約４０センチ、直径約３０センチのスイカがずらり。夏休みの子どもたちが試食会で「小さいスイカよりも甘いとほおばっていた。今年は梅雨明けが早く、７月に晴天が続いたため例年より大きくて甘く、近年で一番の出来」という。市場価格は１個６千円前後。８月中旬までに約２万５千個を全国に発送する。

[ 2010年7月30日付 ]