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2010年7月29日(木) 19:20 |
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恐竜タルポサウルスの食性明らかに
モンゴルのゴビ砂漠で発掘調査を行なっている林原自然科学博物館が、恐竜の謎を一つ解明しました。 ティラノサウルスの仲間であるタルボサウルスが、死んだ恐竜を食べていたことを世界で初めて証明しました。
林原自然科学博物館とモンゴル古生物学センターの共同調査隊が、1995年にゴビ砂漠で発見した草食恐竜サウロロフス。 この化石を詳しく調べた結果、肘から上の骨に残った傷がモンゴル最大の肉食恐竜タルボサウルスによって付けられたものだと分かりました。 また、この化石に致命傷となる傷が残っていないことなどから、既に死んでいたこの恐竜をタルボサウルスが食べていたことが判明しました。 解明につながったサウロロフスの化石の実物は、岡山市デジタルミュージアムで来月18日まで開かれている「ようこそ恐竜ラボへ」で見ることが出来ます。
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