ケンミンの秘密

ページの先頭へ

2010.07.29 OA

「柳川市に住む福岡県民は、夏にクラゲを生で食べる!?」
生で食べるクラゲは、主に有明海や瀬戸内海に生息する「ビゼンクラゲ」。細かく刻み、生姜醤油で和えたり、酢の物などにして食べる。有明海では古くから夏にクラゲ漁が行われ、江戸時代には生のまま食べる習慣が定着していたという。

「大船渡市に住む岩手県民は、披露宴で新郎新婦入場の前に『うどん』と『あんこ餅』を食べる!?」
この習慣を「おちつき」と呼び、宴会前にお腹を落ち着かせる気配りと、新郎新婦が末永く長持ちするように、という両家の願いが込められている。昔、新郎の家に嫁ぐ「嫁入り婚」が主流だった頃、婚礼前に新郎側がハレの日の料理「うどん」「あんこ餅」を作り、長旅後の新婦側をもてなしたのが始まりだという。また、大船渡市の披露宴では、余興の締めに「さくら音頭」を踊ることも、定番になっているという。

「美容院でシャンプーする時、『難しくないですか?』と言ったら広島県民!?」
古語辞典で調べると、平安時代には「難しい」という言葉が「うっとうしい」「わずらわしい」という意味で使われていた。この「難しい」の使い方が、なぜか広島県だけに残ったという。どうして広島県だけに残ったのかは不明…。

ページの先頭へ

copyright