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本人は否定「コーチとして不適切な行為はない」

7月30日7時1分配信 スポニチアネックス

本人は否定「コーチとして不適切な行為はない」
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球団から解雇通告を受けた西武・大久保前コーチ
 29日午前、所沢市内で解雇を通告された大久保前コーチは「シーズン中の大事な時期にこんなことになり、大変申し訳なく思います」と渡辺監督をはじめ現場スタッフ、選手に対して謝罪の気持ちを示した。

 球団の調査が完結した時点で自ら辞任する考えだったことを明かした上で「途中で仕事を投げ出すことになり、無念です。ファンの皆さんにはこれからもライオンズに対して温かい声援を送ってもらいたい」と語った。

 ただ解雇の理由については「納得いかない部分がある」と反論。「コーチとして不適切な行為をしたことはありません」と主張した。トラブルのきっかけとなった罰金制度は選手が導入したもので、球団もそれは把握しているという。雄星に対する行為も指導の範囲内だったと考えているようだ。

 「今後のことは弁護士の先生と相談して対応していきたい」として夜は都内で代理人の弁護士と協議。代理人の阿部鋼弁護士は「今回の解雇は、その手続きも含めて、コンプライアンス上、大きな問題がある」とし、法的対応を検討している。

 ◆大久保 博元(おおくぼ・ひろもと)1967年(昭42)2月1日、茨城県生まれの43歳。水戸商から84年ドラフト1位で西武入団。92年5月にトレードで巨人に移籍し、95年に現役引退。通算成績は303試合、打率・249、41本塁打、100打点。引退後は「デーブ大久保」の名でタレント活動やプロゴルファー転向などで活躍。08年に西武打撃コーチに就任し日本一に貢献。昨季は編成部プロ担当を務め、今季から2軍打撃コーチに復帰。

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最終更新:7月30日7時1分

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