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今月11日に投票が行われた参議院選挙をめぐり、県警察本部などは、票の取りまとめの報酬として有権者を飲食で接待したとして砺波市の会社役員の男を、その接待を受けたとして砺波市の自営業の男2人をそれぞれ公職選挙法違反の疑いで27日、逮捕しました。
接待をしたとして逮捕されたのは、砺波市鷹栖の会社役員、武佐忠直容疑者(45)、接待を受けたとして逮捕されたのは、いずれも砺波市鷹栖の自営業の寺島正浩容疑者(36)と、越田洋司容疑者(37)です。
県警などによりますと、武佐容疑者は参議院選挙公示前の先月下旬、砺波市内の飲食店で、15人ほどの有権者に票の取りまとめなどの報酬として1人あたり数千円相当の飲食でもてなした疑いが持たれています。
一方、寺島容疑者と越田容疑者は、票の取りまとめなどの報酬と知っていながら接待を受けた疑いが持たれています。
県警は、捜査に支障が出るとして3人が容疑を認めているかどうかについては明らかにしていません。
県警は、接待を受けた残る十数人についても調べを進めています。
武佐容疑者は、自民党砺波市連の青年局長を務めていて、当選した野上浩太郎議員を支持していたということです。
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