先月(6月)29日、有田川町(ありだがわちょう)で、帰宅途中の女子高校生に声をかけて、車でわいせつな行為をしたとして湯浅警察署に逮捕・起訴された男が、その後の調べに対して、この事件の9日前、和歌山市内で、25歳の女性にいきなり後ろから抱きつき、身体を触ってケガをさせていた事を自供したため、きょう(21日)和歌山東警察署に強制わいせつ致傷の疑いで再逮捕されました。再逮捕されたのは、海南市大野中(おおのなか)の会社員、山田祥寛(やまだ・よしひろ)容疑者36歳です。和歌山東署の調べによりますと、山田容疑者は、先月(6月)20日の午前1時半ごろ、和歌山市杭ノ瀬(くいのせ)の路上を歩いていた25歳の女性に背後からいきなり抱きつき、身体を触るなどわいせつな行為をしたほか、女性を倒して、頭などにおよそ2週間のケガを負わせた強制わいせつ致傷の疑いです。警察の調べに対して山田容疑者は容疑を認めています。山田容疑者は、6月29日、有田川町で帰宅途中の15歳の女子高校生に「自分はタレントのスカウトだ。車で話をさせて」と声をかけて車に乗せ、わいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで湯浅警察署に逮捕・起訴され、その後の警察の調べに対して、和歌山市の強制わいせつ致傷事件についても自供したということです。和歌山東署は、さらに余罪がないか厳しく追及することにしています。