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強盗傷人罪で起訴 パチンコ店刺傷事件

2010年07月24日 11時14分配信

郡山市大槻町のパチンコ店で男性従業員が刃物で刺された事件で、福島地方検察庁郡山支部は23日、殺人未遂容疑で逮捕された、住所不定・無職の熊田健二容疑者(27)について、罪状を強盗傷人罪に切り替えて起訴した。

裁判員裁判となる。

同支部によると、熊田容疑者の殺意は薄かったと判断し、事前に凶器を用意していたことなどから、強盗傷人罪としたという。

起訴状によると、熊田被告は先月25日午前1時ごろ、同店の従業員通用口付近で、店内から出てきた男性従業員=(当時27)=の頭をレンチで1回殴り、腹部を刃渡り約10センチの果物ナイフで突き刺すなどして約1カ月のけがを負わせ、従業員を店内に戻して店の現金を奪おうとしたとされる。

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