「魔物之章 ココ」

平日に短編一本、私だってやればできる!!
こんばんわ〜!白桃の句です。

魔物之章をお送りします。
今回はFF6の女敵、ココに関するエピソード!!

あとがき(蛇足)もあるよ!!
「魔物之章 ココ」

魔女の中でも、最も人間を魅惑するに長けた技術を持ったものはココであると言われている。
他者の夢に介在する術をも得ていることから、夢見師とも呼ばれており、四百年前の「ジドールの魔女狩り」※1にて処刑されるまでに魅了した人間は百を超えるという。ココが十字架にかけられ火あぶりにされる際、とある男女が彼女に心酔するあまり火の海の中に飛び込んだという記録※2が残されていること、彼女の死後、狂信者達がココを復活させる儀式を行ったと言い伝えられていることからも、彼女が人々に与えた傷の計り知れないことが分かるだろう。
ココが行った魅了術は、麻薬の原料となる植物、ココモドール※3の香によって行われた。ココモドールの花が放つ花粉を人が吸うと、意識が朦朧とし、一種の恍惚状態に陥るが、ココによって作られた特製の香は、人間にまた違う効果を及ぼすものであったようである(以下中略)


※1…魔導士アルミテウス=アウザーが指揮を執った、魔導を悪用する魔導士達を弾圧する運動のこと。ジドール   の貴族の一人が、魔女マリオンから死の宣告を受けたことが発端となり、弾圧が開始され、年月を重ねるご   とに激化した。

※2…魔女狩りの処刑については「ジドール史第3巻 魔女狩りノ項」に詳しい。また、火に飛び込んだ女性は、   マーグルス戦線でも活躍したミリア=テリジアである。

※3…現在では禁制植物に指定されている。温かい地方に生息し、春先になると薄赤色の花を咲かせる。命名は、   魔女ココが好んで使用したことから名付けられた。




※シスターリリィの手記より抜粋

――かの魔女が私達を捕えるのは造作も無いことだったのでしょう。私達を捕えた大男たち以外にも、その洞窟の中には仲間達が、いえ、信者と言った方が適切でしょう、ココに心酔する信者たちが大勢いたのですから。彼らはココの為ならば喜んで彼女の手足となって動くのです。彼女の椅子になるのも厭いません。そのように、「洗脳」を受けているのですから。
私が驚きましたのは、信者の中には男性だけでは無く、女性も多く混じっている、ということでした。人間を「魅惑」する魔女と話を聞いておりましたから、男をたぶらかすだけの魔女だとおかしな先入観を持っていたのですね。今思えば、はなはだしい勘違いでございました。

***

――私はミリアム様と共に、ココの玉座に通されました。
ねぎらいのつもりなのでしょうか。その部屋には煌びやかな椅子、黄金のテーブルがしつらえてありました。そして、そのテーブルの上には、貴族でさえ口に出来ない程の豪勢な料理が並んでいたのです。
ココは、使いの者もつけず、ただ一人で私達二人と顔を合せました。手に持ったグラスになみなみと血のように赤いワイン(今思えば、あれは本当に血であったのかもしれませぬ)を注ぎ、余裕の笑みを湛えて私達を眺めておりました。品定めをするかのような視線をくれる彼女を前に、何もできずにいたことが悔やまれてなりませんが、部屋に通される前に、ミリアム様は武具を奪われ、私には魔封じのブレスレットを取り付けられていたのですから、こちらには抵抗の手立てはまるでなかったのでございます。
料理には一切手を付けない私達を見て、ココは「お口にあいませんでしたか?」ぐらいは言ったのだと思います。全く、こちらの敵意が伝わっている様子では無いのです。同じ人でありながら、この部屋の中ではココが飼い主、私達は犬同然であることを、出会い頭から思い知らされたのですよ。

***
――思い出すのもおぞましい。ですが、あの外道が行ったことは後世に知らしめねばなりません。
ミリアム様と私は、二人の女性信者に連れられて、あの「洗脳部屋」の前にやってきたのです。連中はあの部屋を「転生の間」と呼んでいたのですが、何が転生なものですか。神への冒涜にほかなりません。愚かしい。
その部屋の中にミリアム様が連れ込まれました。彼女は私の方へと振り返り、毅然とした顔を見せてくださいました。私は一生、ミリアム様が最後に見せた、あのお顔を忘れないでしょう。彼女が後に、ココに心を舐り犯され、一人の信者として洗脳されたという歴史が世に刻まれようと、ミリアム様は最後まで懸命にあの魔女と戦いを繰り広げなさった、その事実は変わりが無いのですから。

***
――私のいる部屋からは、洗脳部屋で行われている非道の一部始終が覗けるようになっているのです。悪趣味な趣向です。
ミリアム様は、私の見ている前で、壁に備え付けられた枷に、万歳をするかの格好で捕らわれておいででした。懸命に逃れようとするミリアム様のお姿は見るに忍びなく、何度、目を伏せようと思ったかしれません。ですが、私はいつもミリアム様のおそばで戦ってきたシスターなのです。私だけ逃げるわけにはいかないのです。

***
――何が仕込まれているのかわかりません。ですが、あの悪魔の香は、呼吸をする度に肺を犯し、心を溶かしてゆくのです。ミリアム様が表情を失うのに数分もかかりませんでした。瞳から意思の光が消えても、ミリアム様は自由が利かなくなりつつあるお体を動かし、何とか魔の香の呪縛に打ち勝とうと、最後まで戦われておられたのです。そのお姿を思い出すたびに、私の心にはあの魔女に対する憎悪が、まぶたには熱い涙が、溢れてきては私の心を激しく乱していくのです。

***
――あの二人が何をミリアムに囁いているのかは分かりません。ですが、想像するのもおぞましい、悪魔の教義であろうことは誰にだって知れましょう。ああ、ミリアム様。ミリアム様は見動きもとれず、そして心の耳を閉ざすこともままならない状態で、あの二人の女性信者たちが口にする悪魔の囁きに耐えておいででした。そう、最後まで(以下中略)

人は皆、ミリアム様がココの不浄なる身を焦がす炎へと飛び込んだのは、あの方がココに心酔しているために行ったことであると仰せですが、私ははっきり見たのです。
ミリアム様は、炎で焦げるココの身に、鋭く光る短刀を突き立てておられたのです。あの人で無しの黒い血を生みだす、邪悪な心の臓に。
そうなのです。ミリアム様は決して、ココに心酔して炎に身を投げたのではない。あの魔女に留めを刺すのは自らの手で無ければならない、そう決心されて行動なされたのですわ。


***
「ミリアム=テレジアの投書」※4より抜粋

――ココ様は、私が奴隷として立派につとめ上げることのできるよう、慈愛をもって尽くして下さいました。
私は、ココ様に剣を向けようとしたことのある卑しい人間です。汚らしい犬です。いえ、畜生にも劣る存在です。
ですが、そのような穢らわしい精神を持っていた私も、ココ様のお力で、誇り高き奴隷へと生まれ変わることが出来たのです。
転生の間での、あの素晴らしい一時を忘れることは出来ません。ココ様が私達奴隷の為におつくりになられた「誘いの香」で、私は心を隅々まで綺麗に洗われました。邪なことから全て解放された私は、二人の女性に抱かれながら、ココ様が如何に素晴らしいお人かを教わったのです。耳元で囁かれる話に、私は感動しむせび泣き、涙さえ流しました。転生により生まれ変わった私は、暗闇に包まれた人生の洞穴の中に、ようやく、光輝く道を見つけることが出来たのです。私の心の闇を拭って頂いた、ココ様へのご恩は決して忘れません。(中略)
ココ様の奴隷として転生した私には、これまでの人生が嘘のように空々しく感じられて仕方がないのです。一体、何のために私は剣を振るって来たのだろう。一体、何の為に勉学に励んでいたのだろう。一体、何のために……考えても仕方がありません。私はかつての私とは違うのですから。


――私をまもりなさい。ココ様はそうおっしゃられました。
そのお言葉が、私のこれまでの疑問を一瞬で氷解させたのです。
私の持つ剣技の全てはココ様に捧げるべきもの。ココ様の身をお守りするために存在するべきものだったのです。
この当たり前のことになぜ思いあたらなかったのだろうか、不思議でなりません。


***

※4…ココが捕えられた際、ミリアムは既に心をココに奪われ、信者と化していたと言われている。この投書は、   ココを火あぶりに処することに決まった際に、ミリアムからアウザーに宛てられたものである。





シスター・リリィの手記からもうかがえる通り、ココは魔力を込めた香を使用し、男性、女性問わず、虜にしては弄んでいた。洗脳を受ける直前に救出されたリリィは、「あの香は、少し嗅いだだけでも心をやられてしまう。もし自分があの部屋に閉じ込められていたならば、私も正気ではいられなかった筈である」と口にしている。
ミリアム卿が洗脳を受けてから、リリィへと洗脳の手が伸び始めるまでに一カ月程の日数が経っているが、その間、彼女達はどのような体験をしてきたのだろうか。残念ながら、リリィがシスターという職業柄、語ることのできる範疇を越えていると口を閉ざしてしまったため、現在ではココの魔窟の全貌を知ることは出来ない。
他者のいいなりになる様を「ココの椅子のようだ」と言う慣用句があるが、その言葉通りの所業が、四百年も昔に行われていたことは確かである。





これまでモンスター化で攻めていた魔物之章、今回は趣を変えました。
FF6には魔女系のモンスターが他にもいますんで、魔女っ娘化はまた今度で!!(ヴァージニティあたりを魔女っ娘化物しようかな?)

ココ、チャーミーライド、チャダルヌーク、女神、ゆうわく、愛の宣告、ゾンビ化、操りの輪……
いやーFF6は面白いなぁー!!
……ゲーム的にもかなり大好きですよ??

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国語辞典の女性器という文字を読んで、オナニーをする人は中々いないと思います。
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