金平会長も亀父の立ち入り禁止を支持
協栄ジム金平桂一郎会長(44)が亀田史郎氏(45)の禁止区域への立ち入り絶対阻止の姿勢を見せた。28日に都内で、プロモーターを務めるWBA世界フライ級王者亀田大毅(21=亀田)-同級6位坂田健史(30=協栄)戦の公開会見に出席。同戦は9月25日に東京ビッグサイトで行うことが正式発表された。
大毅と坂田が壇上に並ぶ中、最初に質問を受けたのは金平会長だった。「史郎氏の入場を認めるのか」。興毅と大毅が出場した25日の3大世界前哨戦で、ライセンスを取り消された史郎氏が禁を破って控室に入った行動が問題になっている。金平会長は「どなたというわけではなく」と言いつつ「JBC(日本ボクシングコミッション)JPBA(日本プロボクシング協会)が認めた人物以外が管轄エリアに入ってはいけない」。個人名を出さずとも約500人の観衆が見守る中で史郎氏にけん制球を投じ、会見後は「(管轄区域が)あいまいな部分があるのでJBCとすりあわせていきたい」と話した。
JBC安河内事務局長は27日に金平会長から異例の誓約書を受け取ったという。「個人をターゲットにしたものでなく、反社会勢力も含め万全を期したいという内容」と明かし「一緒になって万全を期したい」と語った。JBCは29日、東日本ボクシング協会北沢事務局長同席のもと、亀田ジムの吉井会長と嶋マネジャーから事情聴取する。安河内事務局長は「この日のジムの対応次第で、より厳しい規制を考えないといけないこともある。ただ入場制限は主催者の意向が一番大きい。主催者が特定の人間を入れないとなれば我々も協力する」と語った。
[2010年7月29日8時6分 紙面から]
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