【甘口辛口】7月28日
2010/07/28 07:20更新
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各地で甲子園への勝ち名乗りが続々あがっている。中でも、インパクトがあったのは26日の宮城県大会「仙台育英28-1気仙沼向洋」という、すさまじいスコアだった。実力差の大きい1、2回戦ならともかく決勝というから驚く。雷雨で2度中断され、育英が13-1とリードした七回には実に1時間58分も中断があったという。
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記事本文の続き 準決勝まではコールドゲームはあっても、決勝だけは規定によりコールドはなく最後までやり抜くか、中止にして再試合しかないという。仙台管区気象台によると、午後4時から1時間あたりの降水量は観測史上最高の42ミリを記録した。常識的には中止にする降水量だった。
一時はグラウンドの一部は排水口が詰まってひざまで水がたまり、グラウンドベルで観戦できるネット裏席も水没したという。大会本部は選手の健康管理も考慮し2時間をリミットに判断するとして、2分前の1時間58分後に再開された。向洋は再開直後に5点、次の八回にも10点を取られ、ラグビー並みの失点になってしまった。
もし、これが同点だったら、再試合にしてもどちらからも文句は出なかったろう。多分に12点もリードした育英の気持ちをおもんぱかっての続行だったような感じもする。反対に向洋側に“やる気”を求めるのも無理な話で、「大量リードと長い中断で精神的に切れてしまった」という川村桂史監督の言葉もうなずける。
大体、正味の試合時間と同じくらい中断する試合など、まともな野球とはいえない。教育的配慮にも欠ける。どちらかがリードしての再試合が不公平なら、決勝だけでもサスペンデッドゲーム制を採り入れるなど後腐れない方法を考えてもらいたい。(今村忠)
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