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【格闘技】

西岡利晃のV5戦決定 10・24両国でムンローと

2010年7月28日 紙面から

 “日本のエース”にKO指令だ−。WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(34)=帝拳=の5度目の防衛戦が、10月24日に東京・両国国技館で行われることが27日、発表された。指名試合として、最強の挑戦者レンドール・ムンロー(30)=英国=を迎え撃つ。帝拳ジム・浜田剛史代表は「狙わせたい」とKO指令。初防衛から4連続KOの国内記録を持つ王者は「絶対にチャンスを逃さない」と記録更新に自信をみせた。

 会見で浜田代表からゲキが飛んだ。「西岡には4連続KO防衛という記録がある。プレッシャーをかけながら、狙わせていきたい」。最強の挑戦者を相手にKO指令だ。西岡は苦笑い。「厳しいものがありますけど…。必ずチャンスがくるので、それを絶対に逃しません」。周囲の期待は十分理解しているようだ。

 昨年5月、敵地メキシコで、ジョニー・ゴンサレスを左ストレートでロープ際まで吹っ飛ばした。WBC管轄の試合で最もインパクトのあるKOとして、09年の「ベストKO賞」を受賞。いまや世界に誇るKOメーカーだ。

 長谷川穂積が王座陥落し、日本ボクシング界を引っ張るのはこの男。“モンスターレフト”で5連続KO防衛を果たす。 (森合正範)

 

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