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プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(報知新聞社後援)が10月24日に東京・両国国技館で行われることが27日、都内で発表された。日本人最多のV1から4連続KO防衛中の王者・西岡利晃(34)は、元WBC世界スーパーライト級王者で帝拳ジム・浜田剛史代表(49)から「5連続KO指令」を受けた。V5戦で同級1位のレンドール・ムンロー=英国=(30)を迎える王者は「KOのチャンスは必ず来る。絶対に逃さない」と闘志をかき立てた。
日本のエースが“試練”に立ち向かう。東京での防衛戦開催が決まり、西岡は「ファンもたくさんいるし、日本でやる方が助かる」と気持ちを新たにした。初防衛からの4連続KOの日本記録を持つ王者にノルマが課された。
浜田代表は「ファンあってのプロボクシング。西岡にはプレッシャーになるが、5連続KOを狙っていきたい」と明言。陣営幹部として報道陣にぶち上げるとともに、西岡へ非情命令を下した。
毎試合前「KOは狙ってない」と言ってきた西岡だが、あまりのストレートな物言いに「先輩から言われるとプレッシャーがかかる」と苦笑い。「その心をしっかりととどめて戦う。KOチャンスは必ず来る。絶対に逃しません」と目を見開いた。
ムンロー戦は指名試合のため、開催地が日本か英国かで綱引きの交渉が行われ「日本開催は五分五分だった」(浜田代表)。こぎ着けたホームでのV5戦で、最強の挑戦者を返り討ちしてくれという願いを込めた指令だ。
4月のV4戦では、東京の西岡と離ればなれで兵庫・尼崎市に暮らすまな娘・小姫ちゃん(4)が発熱で来られなかったが、国内での防衛戦なら上京に支障はない。「僕と同じように試合前には疲れを取って…」と最強サポーターにも“戦闘準備”を求めた。
V5戦前最後の大仕事に取りかかる。日本人初となるWBC選出の「09年ベストKO賞」を受賞した西岡は28日、授賞式を兼ねた英カーディフでの祭典「チャンピオンの夜」出席のため渡英する。
25日に34回目の誕生日を迎え、「34歳? 24歳でしょ?」と笑いを誘った。選手として円熟期だが、「伸び盛りだなと実感している」と迷いはない。「KOキング」へと進化を遂げる。
【日本人選手の世界戦連続KO】1970年代後半に元WBA世界ライトフライ級王者に君臨した具志堅用高(協栄)の「6」がトップで、2位には今年4月に王座陥落した前WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(真正)の「5」が続く。4連続KO中の西岡は3位で、4位が元WBA世界スーパーフライ級王者・渡辺二郎(大阪帝拳)の「3」となっている。世界記録は、70~80年代にかけ、西岡が持つWBC世界スーパーバンタム級王座を約6年間保持したウイルフレド・ゴメス(プエルトリコ)の「17」。
(2010年7月28日06時03分 スポーツ報知)
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