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辻元氏が離党表明、民主入りは明言せず

 辻元清美衆院議員(50=大阪10区)が27日、大阪市内で会見し「離党届を提出した。今後は無所属議員として活動していく」と、96年の初当選以来所属していた社民党への決別を表明した。

 辻元氏によると、離党を考え始めたのは参院選の前から。「社民党で政策を実現したい。しかし、小さな党では容易ではない」と思い悩むようになった。地元の有権者とは相談したが、国会議員には誰にも話さなかったという。「会えば決断が鈍るから」という理由で、土井たか子前党首にも言わなかった。

 社民党の連立離脱までは、国土交通副大臣として日本航空再建や空港問題に取り組んだ。「沖縄の基地問題で連立から離れた社民党の姿勢は、間違いではないと思う。一方で、政権の中で粘って仕事をすべきとの声も強くあった」と、どこまでも筋を通す社民党と、現実と向き合わねばならない政権与党の間で苦しんだことを打ち明けた。

 会見に先立ち、福島瑞穂党首と会談し、離党の気持ちをぶつけた。「私の思いは福島さんに伝えた。社民党は独自性をしっかりと持って、これからも頑張ってほしい」とエールを忘れなかったが、「かつては野党で批判の急先鋒(せんぽう)に立ったが、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった」とも。

 かつての“上司”である前原誠司国交相(48)は27日の会見で「非常に実務能力の高い人。もし無所属になれば、同じ会派で仕事をしたい」と、早くもラブコールを送ったが、辻元氏は「離党届を出したばかりで、今後のことは白紙。党に入れば制約も多くなるし…」と、民主党入りについては明言を避けた。

 [2010年7月28日9時34分 紙面から]


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