琉鵬、降下力士の恩恵受け驚きの再十両
日本相撲協会が28日、発表した秋場所(9月12日初日・両国国技館)の十両昇進力士でちょっとした驚きがあった。元幕内の琉鵬(陸奥部屋)が西幕下11枚目で6勝して再十両を決めたことだ。
普段なら、この地位で6勝してもなかなか十両には届かない。だが今回、野球賭博関与で十両4人が謹慎して全休扱いとなるなど、降下力士が多数出た恩恵を受けた。琉鵬の師匠、陸奥親方(元大関霧島)は「ちょっとはチャンスがあるかなと思っていた」と喜んだ。
元大関琴光喜関が解雇されて関取の枠が一つ空いた分を差し引くと、十両から6人が幕下へ転落したことになる。昇進かとみられた西幕下6枚目で4勝3敗の芳東(玉ノ井部屋)や、東7枚目で4勝3敗の深尾(北の湖部屋)は琉鵬に追い越された形で、十両昇進とはならなかった。
[2010年7月28日12時41分]
関連ニュース
※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。
このニュースには全0件の日記があります。
- 佐ノ山親方の新潮記事は「信用性欠く」 [28日21:32]
- 協会が地方場所宿舎の実態調査を開始 [28日21:29]
- 売り上げ減で相撲案内所組合が要望書 [28日19:49]
- 秋場所では7人が十両に昇進 [28日17:25]
- 宝富士が伊勢ケ浜部屋から6年ぶり新十両 [28日17:06]
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは