中国人の子を日本人の子と偽って出生届を提出したなどとして、県警組織犯罪対策1課と宇都宮東署は27日、宇都宮市五代2、会社員、高橋好道(49)▽大阪市平野区平野宮町2、中国籍で無職、余華芳(26)=いずれも電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕、起訴▽同、呉谷文(24)=出入国管理法違反容疑で逮捕、処分保留で釈放=の3容疑者を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で再逮捕した。3人とも容疑を認めているという。
容疑は09年3月に大阪市で余容疑者と呉容疑者との間に生まれた女児が、高橋容疑者と余容疑者の子供と偽り、同4月に高橋容疑者が住む宇都宮市に出生届を提出したなどとしている。同課によると、高橋容疑者と余容疑者は、余容疑者に長期在留資格を得させるために宮城県内の市役所に虚偽の婚姻届を提出したとして、6日に同じ容疑で逮捕されていた。【岩壁峻】
毎日新聞 2010年7月28日 地方版