ここから本文です
最終更新:2010年7月23日(金) 22時40分

口蹄疫、初確認時には10戸以上で感染か

動画を他のプレイヤーで見る


 宮崎県の口蹄疫の問題で、最初に感染の疑いが確認された4月20日の時点で、すでに10戸以上の農家に感染が広がっていた可能性があることが分かりました。

 「社会生活・生活環境の中で ある程度ウイルスが広がったと(推測できる)」(津田知幸 調査チーム長)

 農林水産省の専門家チームが抗体検査で得たデータなどを分析した結果、4月20日に都農町で初めて口蹄疫の感染が確認された段階で、すでに10戸以上の農家の家畜に感染が広がっていた可能性があることが分かりました。また、最初の感染は、発覚する1か月以上前の3月中旬だったという可能性も指摘しています。

 専門家チームでは、感染拡大の経緯について来月中にも中間の取りまとめを出す方針です。(23日22:30)

2010年7月23日(金)のニュース一覧

社会

政治

経済

ビジネス

国際

スポーツ