農林水産業の被害 約24億3,000万円
農林水産業の被害 約24億3,000万円 07/27 19:21

今月の大雨による農林水産業への被害です。

福岡県内では農作物の被害額が1億円以上、農地の崩壊などをあわせると、被害額はおよそ24億3,000万円に上ることがわかりました。

福岡県のまとめによりますと、今月11日からの大雨による農作物の被害額は、1億1,100万円に上ることがわかりました。

中でも被害が大きかったのは、久留米市や朝倉市などで、栽培する青ネギや水菜、にらなどの野菜で、冠水や流失のため5,700万円の被害が出ました。

また、洋らん、ユリ、キクなどの被害が2,200万円、水稲が1,300万円などとなっています。

これに加えて、農地や農業用施設の被害が358か所、林道などの崩壊が395か所で起きたことなどから、福岡県の農林水産業が受けた被害額は、合計で24億3,100万円に上るとしています。