【ワシントン=村山祐介】民間ウェブサイト「ウィキリークス」が公表したアフガニスタン駐留米軍などの機密文書のなかに、北朝鮮が2005年、国際テロ組織アルカイダ指導者のビンラディン容疑者の部下と武器売却で合意したとの報告があることが分かった。ただ、情報の信頼性には懐疑的な見方もある。
同サイトが公表した文書によると、ビンラディン容疑者の財務顧問のアミン氏という人物と、アフガン反政府武装勢力を率いるヘクマチアル元首相の2人が05年11月19日、イランから空路北朝鮮に向かった。2人は北朝鮮当局との間で、米軍機などを狙うための遠隔操作が可能なロケット弾を購入する商談をまとめ、12月3日ごろにアフガン南部に戻ったと記述。金額は不明だが、武器の出荷は06年初頭に予定されていたという。
ただ、公表された文書では情報源などが示されておらず、米紙ニューヨーク・タイムズは「よくてもまた聞き情報に思える」と情報の信頼性には疑問を呈している。