社民“口てい疫 心のケアを”
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社民“口てい疫 心のケアを”

7月25日 4時38分

社民党は、宮崎県の口てい疫の問題で、家畜を処分した農家や周辺の住民に対する長期的な心のケアが重要だとしており、現地に調査団を派遣して実態を調べたうえで、政府に対策の充実を求めることにしています。

宮崎県で今回の口てい疫が発生してから3か月が過ぎるなか、家畜を処分した農家には、今後の生活への不安を感じている人が少なくないほか、周辺の住民の中にも「処分される家畜の鳴き声が、頭から離れない」といった悩みを抱える人がいて、宮崎県は、相談窓口を設けたり、畜産農家の健康状態を電話で聞いたりするなどの取り組みを進めています。これについて、社民党は、畜産農家が、元のように家畜を出荷できる状態に戻るまでには数年はかかることなども踏まえ、畜産農家や周辺の住民に対し、長期的な心のケアが重要だとしています。そして、衆議院農林水産委員会に所属する議員らを中心とした調査団を、25日から現地に派遣して実態を調べたうえで、政府に対策の充実を求めることにしています。