口てい疫で都道府県から要望
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口てい疫で都道府県から要望

7月27日 19時36分

宮崎県の口てい疫の問題で、農林水産省は、各都道府県の担当者や生産者団体と会合を開き、出席者からは発生の原因究明を速やかに行うことなどを求める声が相次ぎました。

この会議は、宮崎県で家畜の移動制限が27日午前0時で解除されたことを受けて、今回明らかになった課題を口てい疫対策に生かそうと開かれました。冒頭、山田農林水産大臣は「中国やアジアでは、引き続き口てい疫がまん延しており、いつまた日本で発生するかわからない状況だ。各都道府県には怠りなく防疫態勢を組んでもらいたい」と述べました。このあと、出席した都道府県の担当者や生産者団体から、口てい疫発生の原因究明を速やかに行うことや、宮崎県での対応をめぐり、国と地元との連携が十分取れていなかったとして、今回の対応の検証を求める声が相次ぎました。鹿児島県の担当者は「宮崎県での対応を見ていると、国と現場の連携が必ずしも取れていなかったと思う。問題点を検証し、今後につなげてほしい」と話していました。