最新ニュースはNHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

応援の警察官 宮崎県を離れる

7月28日 14時44分

宮崎県では、口てい疫に伴う家畜の移動制限がすべて解除されたことを受けて、幹線道路での消毒作業が縮小されることになり、交通整理にあたってきたほかの県からの応援の警察官が、28日、式典のあと宮崎を離れました。

宮崎県警察本部で開かれた式典には、幹線道路での車の消毒作業で交通整理にあたってきた千葉県と滋賀県、それに兵庫県の警察官、あわせておよそ270人が出席しました。宮崎県警察本部の鶴見雅男本部長が「応援の警察官の規律ある仕事ぶりは、宮崎県の人にとって大きな支えになった」とあいさつしたのに続き、東国原知事が「昼夜を問わず、雨の日も、暑い日も活動してくれたことに心から感謝を申し上げたい」と述べました。式典のあと、警察官たちは拍手で見送られ、宮崎県をあとにしました。警察によりますと、口てい疫が発生して以降、宮崎県には全国の20の都府県からおよそ2万3000人の警察官が応援に入り、最も多い時は1日に400人余りが任務に就いたということです。宮崎県は、少なくとも来月下旬までは幹線道路での消毒を続けることにしていますが、今後は宮崎県の警察官だけで対応するということです。