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消極的だった千葉法相 2人の死刑執行に立ち会う

記者会見で、死刑執行について報告する千葉法相
記者会見で、死刑執行について報告する千葉法相
Photo By 共同

 千葉景子法相は28日、2人の死刑を執行したと発表した。民主党政権交代後初めて。 法務省によると、死刑を執行されたのは、2000年に宇都宮市の宝石店で女性店員6人が焼き殺された事件の篠沢一男死刑囚と、03年に埼玉県などの男女4人殺傷事件の尾形英紀死刑囚。

 千葉法相は、記者会見で自らが死刑執行に立ち会ったと明らかにした。さらに「死刑の在り方について検討する勉強会を立ち上げる」と述べた上で、東京拘置所の刑場を報道機関が取材する機会を設けるよう指示したことを明らかにした。

 「きちんと見届けることも責任と考え、本日の死刑執行に立ち会ってまいりました」。千葉法相は就任後初めてとなる2人の死刑執行を発表した記者会見で、執行の場に立ち会った異例の事実を落ち着いた口調で明らかにした。

 グレーのスーツに水色のスカーフ姿で会見場に現れた千葉法相は、2人の確定した犯罪事実の概要を淡々と読み上げた後に、立ち会いの事実を唐突に表明。さらに死刑について議論する勉強会の設置まで踏み込んだ。

 法相の執行立ち会いは「おそらく初めてだろう」と語った千葉法相。感想を問われると「指揮命令をした者として確認するということ」「わたしの個別のコメントは差し控えさせていただきたい」と冷静に述べた。

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