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辻元氏社民離党へ「党のあり方に危機感」

 社民党の辻元清美衆院議員(50=大阪10区)が26日、重野安正幹事長に会い、離党の意向を伝えた。知名度が高く、将来の「党首候補」とみられていただけに、離党となれば党へのダメージは必至。重野氏は離党は認められないとして、強く慰留した。

 辻元氏は同日夜、「党の在り方とかいろいろと悩んでいることも含めてお伝えした。党の在り方に危機感を持っている」と述べた。27日、地元大阪市で会見し、結論を出すという。

 辻元氏は今年5月末、沖縄県の普天間飛行場移設問題での対応をめぐり、社民党執行部が連立を組んでいた鳩山連立政権からの離脱を決めたことに、不満を持っていたとされる。連立離脱が決まった5月30日の全国幹事長会議後、取材に「普天間は、社民党にとってメガトン級の政策で譲れない一線」としながらも「社民党は小さな政党で、与党にいたからこそ政策的な成果もあげられた。離脱にはプラスマイナスの両面がある」と述べていた。

 鳩山内閣では国土交通副大臣として、日本航空再建問題などに対応。連立離脱を受け、前原誠司国交相に辞職届を出す際は「悔しい。寂しい」と涙をみせ、道半ばで職務を離れることに無念さをにじませていた。7月の参院選で2議席獲得にとどまったことについて、福島瑞穂党首ら執行部が総括を行わないことについても、強い疑問を持っていたとされる。

 辻元氏は96年衆院選で、同党から比例代表に立候補し初当選。00年には党女性議員として初めて党三役の政審会長に就いた。04年、秘書給与詐取事件で有罪判決を受けたが05年衆院選で国政に復帰し、当選4回。

 [2010年7月27日8時33分 紙面から]


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