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結婚、出産、なぜ…日テレ・山本真純アナが自殺

転落死した日本テレビ山本真純アナ
転落死した日本テレビ山本真純アナ
Photo By スポニチ

 日本テレビの山本真純アナウンサー(34)が27日、仙台市青葉区の高層マンションから転落し、死亡した。午前4時45分ごろ、通行人が倒れている山本アナを発見し警察に通報。仙台北署は飛び降り自殺とみて調べている。山本アナは昨年3月、水中リポートの仕事で知り合ったスキューバダイビングのインストラクター(33)と結婚。今年2月に第1子となる男児を出産し、現在、育児休暇中だった。関係者は「明るくてさっぱりした女性なのになぜそんなことに」と衝撃を受けている。

 現役女子アナに何が起こったのか?午前4時45分ごろ、マンション前で人が倒れていると通行人が119番。仙台北署員らが駆けつけたところ山本アナが倒れており、すでに死亡していた。仙台北署は「事件性はない」としており、現場の状況などから自殺とみて調べている。捜査関係者によると遺書のようなものがあるという。

 山本アナが飛び降りたとみられる建物は、仙台市内の閑静な住宅街にある32階の「ライオンズタワー仙台広瀬」。中層階に親族が住んでいる高級マンション。プロ野球楽天の関係者や、著名スポーツ選手の家族らも入居しており、付近には東北大病院などもある。

 山本アナは国家資格の「潜水士」の免許を取得するほどのスキューバダイビング好き。沖縄でマグロの大群にダイブ、サイパンでは水中に眠る太平洋戦争の遺物を取材するなど水中リポートもこなす活発な女性だった。昨年3月には、仕事を通して知り合ったダイビングインストラクターと結婚。婚姻届を提出したのが3月3日だったことから、周囲から“ひなまつり婚”と祝福された。結婚後すぐに妊娠し、今年2月に第1子となる男児を出産。昨年12月から育児休暇を取り、実母が暮らす仙台の同マンションで育てていたとみられる。

 幸せ絶頂のはずの山本アナの突然の死に、関係者はショックを隠せない。日本テレビに詳しい関係者は「“華やかな女子アナ”とは一線を画していた。しっかりと下調べをしてから取材に出るアナウンサーだった。何かを思い詰めるようなタイプではなかったのに…」と驚きの表情。また別の関係者は「さっぱりした性格で、自分で命を絶つようには思えない」と信じられない様子。育児休暇中だったことから「仕事の悩みとは考えにくい。おそらく育児ノイローゼだったのでは?」と話した。山本アナは同局のホームページで「大ざっぱで、凝り性。太陽にあたっていないと元気がなくなる」と自己分析していた。

 日本テレビでは07年2月、大杉君枝アナ(当時43)が都内で飛び降り自殺。また01年には元同局所属でフリーで活動していた米森麻美アナ(当時34)が急死。米森さんは家族の意向で死因は明かされていないが、2人とも第1子出産直後の悲劇で、山本アナと同じ状況だった。

 日本テレビの総務局総合広報部では「亡くなったことは事実です。それ以上のことにつきましてはお答えしておりません。謹んでご冥福をお祈りいたします」とコメントしている。

 ◆山本 真純(やまもと・ますみ)1976年(昭51)6月11日、東京都生まれ。学習院大理学部を卒業後、99年に日本テレビにアナウンサーとして入局。「ニュースプラス1」で03年10月〜06年3月、「Newsリアルタイム」で06年4月〜07年3月にサブキャスターを務めるなど夕方のニュース番組で活躍。08年8月の開局55周年ドラマ「ヒットメーカー 阿久悠物語」にはアナウンサー役で出演した。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月28日 ]

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