国産ワインコンクール審査会 |
7月23日に国産ワインコンクール審査会の取材に行ってきました。
私が審査会を自分の目で見たかったのは、
審査の方法がどれだけ厳正なものか、
自分の目で確認したかったから。
と言っても、審査会そのものは一般には非公開なので、
まずは、山梨県庁内にある
国産ワインコンクール実行委員会に電話し、
取材の申し込み。
私が国産ワインコンクールの公開テイスティングに
第2回目から参加していることや、
Webダカーポにコラムを書いていることを説明、
幸いにして取材の許可を得ることができました。
送られてきた資料を見ると、21日から23日まで、
取材できる時間は結構あるのですが、
写真撮影が許されるのは21日の一般審査が40分、
23日の本審査が30分のみ。
やはり、本審査を見たかったので
23日9:30からの撮影許可時間に行くことに決めました。
会場は甲府富士屋ホテル。
さて当日、車に乗ってナビを設定してみると、
予想到着時間が9:30となっておりびっくり。
いつも勝沼へ出かける時間から考え、
ちょっと先だと思っていたのが、甲府は遠かった。
それでもウイークデーなので高速に乗ってからは順調で、
途中ちょっと事故渋滞はあったものの、
会場の甲府富士屋ホテルには9:10頃到着。
何とか間に合いました。
受付で「取材」と書かれたカードをもらって首に掛けます。
会場の外で待っていると、審査員の方々が、
次々と会場の中へ入っていきます。
審査員の方々は以下の24名。
ジル・ド・ルベル
ボルドー大学醸造学部教授
デニス・ガスティン
ワインジャーナリスト
小濱元
東京国税局課税第二部鑑定官室主任鑑定官
後藤奈美
酒類総合研究所醸造技術基盤研究部門副部門長
柳田藤寿
山梨大学ワイン科学研究センターセンター長
藤野勝久
日本ワイナリー協会参与
小飼一至
日本ソムリエ協会会長
樋川芳仁
山梨県工業技術センター支所ワインセンター支所長
阿部誠
(有)M.I.A. 代表取締役
児島速人
米国ワインエデュケーター協会理事・日本支部長・アジア統括
田辺由美
ワインアンドワインカルチャー代表取締役
松本信彦
葡萄酒技術研究会エノログ部会役員
内藤彰彦
道産ワイン懇談会代表
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所製造課長
河西由喜
道産ワイン懇談会代表
北海道ワイン品質管理室室長
澁谷昭
道産ワイン懇談会推薦 消費者代表
ノボテル札幌 シェフソムリエ
大沼寿洋
山形県ワイン酒造組合代表
月山トラヤワイナリー専務取締役
大浦宏夫
山形県ワイン酒造組合代表
大浦ぶどう酒
横山広信
山形県ワイン酒造組合推薦 消費者代表
小島洋酒店山形営業所シェフソムリエ
菊池敬
長野県ワイン協会代表
林農園専務取締役
戸川英夫
長野県ワイン協会代表
安曇野ワイナリー 常務取締役工場長
北村秀雄
長野県ワイン協会推薦 消費者代表
北村酒店代表取締役
大川栄一
山梨県ワイン酒造組合代表
サントリー酒類 登美の丘ワイナリー所長
有賀雄二
山梨県ワイン酒造組合代表
勝沼醸造代表取締役
長澤宏
山梨県ワイン酒造組合推薦 消費者代表
ながさわ代表取締役
歳を取った方が多いのは確かですが、
現在選びうる、審査に公平性を持つことができる
妥当な人選なのではないでしょうか。
さて、いよいよ9:30になり、会場へ入ることが許されます。

大きな部屋の中はパティションで4つに仕切られ、
審査員の方々は6人ずつ4つのグループに分かれて
審査をされていました。
奥からA、B、C、Dグループです。
Aのグループは既に担当の審査が終了したのか、
審査最終日の23日にはB、C、Dの3つのグループのみが
審査をしていました。
また、面白く感じたことは、
審査員が全員白衣を着ていること。
私はワインコンクールの審査を見るのが初めてなのでわかりませんが、
ワインコンクールではこれが常識なのでしょうか。

B組。北米系品種白の審査です。
奥に中央葡萄酒の三澤彩奈さんが見えますか、
今回は通訳が役目。

C組。審査員名簿に名前が載っていない、
丸藤葡萄酒の大村さんがいらっしゃりなぜなのかと思っていましたが、
後から写した写真を良く調べてみると、
実行委員会大村春夫委員と名札に書いてあります。
確かに24名の審査員が4つのグループに分かれれば
1グループあたり6名。
ところがどのグループにも7名の方がいらっしゃるのは、
1名が実行委員であることがようやくわかりました。

D組。こちらはロゼの審査です。
審査は、一定時間試飲を進めた後、
コの字型の奥の席、実行委員の隣に座っている審査員が仕切り役となり、
それぞれのワインの点数について話し合って決めます。
ただ、具体的にどのようにして決めるかの説明がなかったので、
細かい審査の運営方法については、
見ているだけでは良くわかりませんでした。
それぞれの審査員の得点の平均点が、
金賞 17.5点以上
銀賞 15.5点以上
銅賞 13.5点以上
奨励賞 12点以上
でしょうが決定します。

こちらはワインの準備の様子。
7名分のグラスにスタッフが1本ずつワインを注いでいきます。
一度に審査するのは最多で10本までのようです。

間違えが起きないよう、
審査員のどの位置にグラスを置くかが図示されています。

そしてスタッフがこのように審査員にグラスを配ります。

審査中のワイン。
もし審査員が試飲ワインの継ぎ足しを要求した場合、
スタッフが、審査員からグラスを預かり継ぎ足しをします。
審査員がボトルに触れることはありません。

ボトルの置いてある位置と、審査員の位置関係。
審査員はボトルを見ることはできますが、
ボトルが遠いので、
ボトルを見てそのワインが何かを判断するのは
困難だと思います。
私がここへ行くまで一番気になっていたのはこの点。
プロの審査員がボトルを見れば、
ある程度そのワインが何か絞込みができるのはと思っていましたが、
このように審査員がボトルに触れる機会はないので、
ほとんどそれは不可能だと言うことがわかりました。
許された取材時間が30分と短く、
また何も説明がなかったので詳しいことまではわかりませんが、
国産ワインコンクールの審査方法については
これ以上できないのではないかと思えるほど
厳正だと言う印象でした。
今年のコンクールは出品ワインが
690本、104ワイナリー、25道府県と過去最高。
(昨年は680本、101ワイナリー、22道府県)
入賞ワインが発表される、
8月3日が楽しみです。
ホームページでは17:00頃発表となるそうですので、
皆さんもチェックしてみませんか。
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2010年7月26日(月) 07:44 [ 国産ワイン ]
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ボルドー液 |
我家のぶどうですが、
手入れが悪いのか一昨年より

左の葉に見られるような、
変なこぶ上のふくらみが出来るようになってしまいました。
裏返してみると、

こぶの部分がこのように白くなっています。
専門家の意見を聞いたところ、
葉ダニの1種ということ。
http://www.syngenta.co.jp/support/gaichu/gaichu17_husidani.html
その対策には、あの有名な「ボルドー液」が良いとのこと。
と言っても、東京でボルドー液はどこで買えるのか分からない。
近くのホームセンターで聞いても売っていない。
5月に山形へ行ったときに寄った農協で聞いてみると、
あるにはあるが大変な量のものしか売っていない。
それが、今月の初めに
中央葡萄酒ミサワワイナリーへ行った帰り、
幻の米「農林48号」を買うために寄った
よってけし韮崎店の横の農協でついに発見。
いろいろな農薬を売っているコーナーに
「ボルドー」の文字を書いた袋があるので、
係りの人にこれはボルドー液かと聞いたところ、
売っているボルドー液の素は3種類あるとのこと。
ぶどうに使うと言ったらこれだと言われたのが

こちら、500g1,126円。
使用法を見ると、ぶどうには500倍希釈と書いてある。
今使っている1リットルのスプレーに使うとすれば、2g。
その2gをキッチンスケールで計ろうとすると
そんな殺虫剤をキッチンスケールで計るとは
何たることと、妻が大反対。
そこでしょうがなく、レタースケールで計ることに。

こちらが袋の中身。
化学の実験のときに使った硫酸銅の鮮やかなコバルトブルー。
ボルドー液を調べると硫酸銅と生石灰を混ぜて水に溶かすようなのですが、
これは、既に混ざっているのか。
成分表を見ると
塩基性硫酸銅 58.0%
塩基性硫酸亜鉛 15.0%
塩基性炭酸マグネシウム 6.0%
鉱物質微粉、界面活性剤等 21.0%
とありましたが、よくわかりません。
これを2g計り、1リットルの水と混ぜると、

500倍に薄まっても、このようにブルーの色をしています。
これをスプレーでぶどうに吹きかけてみると、

葉にこのように色付きの水滴が。
これが乾くと、白い跡になるのがようやく理解できました。
さて、ボルドー液がこんなものかということはわかりましたが、
私のぶどうの葉ダニ問題がこれで解決するかは、
もう少し経過を見てみようと思います。 |
2010年7月22日(木) 20:59 [ ぶどう栽培に挑戦 ]
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柏屋夏祭り開催 |
前からご案内していましたが7月19日(海の日)に、
柏屋夏祭り2010が開催されました。
柏屋夏祭りは、
日本酒、焼酎、洋酒、ワイン等のつくり手の方が府中に集合、
つくり手の方のお話をうかがいながら、
色々なお酒の試飲ができるというイベントです。
場所は東府中駅前のむさし府中商工会議所大ホール。

こちらが、開場直前のホールの様子。
正面の4つのブースがワインになっています。
前回の参加者は120名様ほどだったのですが、
今回は160名様くらい。
開場直後にすぐ、

こんな賑わいになってしまいました。
今回ご参加いただいたワインの造り手の方は、

山形県タケダワイナリー岸平和寛さん、

山梨県旭洋酒鈴木剛さん、

山梨県フジッコワイナリー雨宮幸一さん

そして宮崎県都農ワイン赤尾誠二さん。
特に赤尾さんが口蹄疫の問題がようやく沈静化となった中
宮崎県から駆けつけてくださったのは嬉しい限りです。
それぞれご自慢のワインをお客様に試飲していただき、
色々お話をされていたので、
お客様のつくり手の方もいろいろ得るものがあったのではと思います。
最後にお店で集合写真をパチ。

つくり手の皆さん、遠くからお越しいただき、
ありがとうございました。 |
2010年7月20日(火) 19:30 [ 日記 ]
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宮沢観光農園@山梨県北杜市明野 |
以前、お土産でいただいた、
山梨県北杜市明野産のさくらんぼが大変美味しかったので、
先日中央葡萄酒のミサワワイナリーへ行ったとき、
帰りがけに場所を教えていただいてさくらんぼ農園に寄ってみました。
場所はミサワワイナリーと中央葡萄酒明野農場の間、
「ハイジの村」が右手に見えてきたら、
左手の「明野ふるさと太陽館」を通り過ぎた駐車場の先を左折、
坂道を降りていくと右側にハウスが5つほど並んでいる場所が
観光農園です。
道端には観光バスが何台か停まっており、
観光コースになっているようです。
行った日は7月4日、中を案内していただくと、
まだたくさんのさくらんぼが木に生っています。

まずハウスの中の様子。
通路の両側に色々な品種のさくらんぼの木が植わっています。

これが、先日いただいて大変美味しかった紅秀峰。
さくらんぼで有名な佐藤錦に天香錦を交配して出来た新しい品種とのことで
佐藤錦よりもふたまわりくらい大粒です。
殺到錦よりも収穫期が少し遅いので、7月になっても食べられるとのこと。

アップの写真。大粒です。

手の届かない高い位置には、
まだたくさんのさくらんぼが生ったままになっていました。

実際に食べてみると、さくらんぼにしては大変甘い。
そして酸味が少し少なめに感じました。
大変美味しいさくらんぼです。
1kg5,000円でした。
◆宮沢観光農園◆
山梨県北杜市明野町浅尾 農園番号5
Tel: 0551-25-3529 |
2010年7月16日(金) 18:31 [ 食べ歩記(山梨県) ]
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○○肉の叉焼 |
先日、エーデルワインの藤舘社長が来店され、
お土産に変わったものをいただきました。
そもそも、藤舘社長との出会いは
第2回国産ワインコンクール(2004年)で、
エーデルワインのハチネゼーレ・
ツヴァイゲルトレーベ新樽貯蔵 2002を試飲したとき、
「このワインは何に合うか」と質問したところ、
「熊に合う」との答え。
それでは、本当に熊に合うかどうか確かめたいから
熊を食べさせてくれるようお願いしたところ、
なんとOKが出たため、その年の秋エーデルワインを訪問。
ついに熊とツヴァイゲルトレーベの相性を確かめることができた
というのが藤舘社長とのお付き合いの始まりでした。
それ以来、エーデルワインへ行くと、
ワインを飲みに行ったのか、
グルメツアーをしに行ったのかわからないほど
いつも珍味を食べさせてくださいます。
その藤舘社長が今回お土産に持ってきてくださったのが、

こちら。
なんと鹿の肉でつくった叉焼です。
ここのところ、エーデルワインのまわりでは
鹿が良く出没して、農地を荒らすようになり、
許可を得て猟友会が仕留めた鹿がたくさんになった。
そこでその鹿肉を何とか商品化出来ないかと
試行錯誤の中でできたのがこの叉焼とのこと。

スライスして食べてみると、
言われなければ豚肉のようにも思えますが、
ほんの少し野生の香りがします。
それでもくせがあるというほどのものではありません。

合わせたワインはエーデルワインの試作品、
リースリングリオン2009の生。
2009年はリースリングリオンの糖度が上がり、
ほとんど補糖なしでできるほどだったそうで、
先日飲んだ五月長根葡萄園リースリングリオン2009も
大変美味しかったのですが、
この生リースリングリオンは格別。
香りの立ち方がすごくアロマが非常に心地良い。
飲んでみてもジュースを飲んでいるようなイメージで
大変フルーティー。
最高の1本でした。
ちなみに写真に写っているワインクーラー^は
いつも家てワイン飲むときにクーラー代わりに使っている水差し。
普通のクーラーより入れる水と氷の量が少なくて済むので、
夏の氷をたくさん使う時期に氷を節約でき、重宝しています。 |
2010年7月11日(日) 19:30 [ コラム ]
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キュヴェ三澤 Dicision The Value 2010 |
中央葡萄酒ミサワワイナリーで4日に行われた、
「キュヴェ三澤 Dicision The Value 2010」というイベントに
行ってきました。
このイベントは小売店や、飲食店が対象。
キュヴェ三澤の先行販売価格を、
このイベントの参加者が決めるというもの。
今回はスケジュール場ぎっしりと決められており、
最初は明野農場の視察。

案内役は農場長の赤松さん。
農場ができたときの話から土壌改良その他、
熱く語ってくださいます。

畑ではぶどうの実がだいぶ成長していました。
これはカベルネ。
話を聞いていて面白かったことの一つは、
この明野の土地は晩熟のカベルネに向いていることがわかったということ。
明野のカベルネの収穫時期は11月初めなのだそうですが、
9月の長雨の後10月の好天の恩恵を最大限に受けられるからなのだそうです。
もう一つカベルネに関する面白いお話は、
当初コンサルタントの話を聞いて、
新梢を上と下に伸ばすスマート・ダイソンという剪定方法をとったものの、
肥沃でないこの明野農場に向いていないことがわかり、
他の方法に切り替えたとのこと。

農場開設時に植えられたこのカベルネは、
選定方法が変わったため、幹が斜めに傾いています。

こちらは最初に高畝式を採用した畑。
水はけが良いということで採用した高畝式ですが、
土作りも高畝だとやりやすいことが判明。
また、ぶどうの節間も高畝の方が短いのでいいことずくめ。
現在は甲州の畑に高畝を採用しています。
また、カベルネ・フランも岳畝の方が良いものが取れるとのこと。

こちらは畑見学の後の、ワイナリー見学。
手前の大きい樽は500リットル(普通の樽の倍)入り、
あまり樽の香りを強くつけたくない、白ワインを仕込むときに
この大樽を使うのだそうです。

スケジュールは立て込んでおり、
ワイナリー見学の後は、ワインメーカー三澤彩奈さんによる
今日判定するワインを含むワインの説明。

白が4種、左から
キュヴェ三澤甲州 明野農場 2009
キュヴェ三澤 白 2008
キュヴェ三澤 白 2009
キュヴェ三澤 白 Private Reserve 2009 (特別ロット)

赤も4種左から
キュヴェ三澤 赤 2007
キュヴェ三澤 赤 2008
キュヴェ三澤 赤 Private Reserve 2008
カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 (バレルサンプル)
これらのワインを彩奈さんのお話を聞きながら試飲するのですが、
彩奈さんのワイン造りの基本は
ぶどうの持っている力をどのようにワインに表現するか、
ということが良くわかりました。
つまり、余計な手を加えないということ。
補糖や補酸をせず、
ボトリングに当たっても無清澄、無濾過。
このようなワイン造るためには
いかに良い原料ぶどうをつくるかにかかっています。
毎日のように畑に出てぶどうと対話し、
ぶどうを食べて収穫期を見極めてそれを仕込む。
彩奈さんはそれを実践しています。
ワインは白も赤も大変きれいな仕上がりになっていました。
ただ辛いのは、この熱い話をうかがった後、
ワインの価格を判断しなければならなかったこと。
何も効かずにワインだけ出されて、
これの価格を決めてくださいといわれれば簡単ですが、
話を聞いた後ではなかなか大変です。

キュヴェ三澤 白 2008と、キュヴェ三澤 赤 2008の価格を判断して
この用紙に書いて投票します。
困ったことに、見て分かるとおり記名式。
今回の出席者約50名のこの投票価格の平均が、
中央葡萄酒が想定した最低価格をオーバーしていれば、
それが先行販売価格となります。

投票が済んでから集計作業が行われている間は
地元の食材をふんだんに使ったランチ。
ミサワワイナリーに隣接するレストラン彩の食事は
三澤社長夫人が担当しており、いつも大変凝っています。
さて、食事が終わった頃、
いよいよ集計結果が発表になりました。
白も赤も最低想定価格を上回ったとのことです。
私がつけた価格は、赤も白もこの価格を上回っていました。
先行販売価格がこの価格なのですから、お得感アリ。
ちゃんと仕入れますので、、販売時はご期待下さい。 |
2010年7月9日(金) 19:55 [ 国産ワイン ]
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銀メダル |
2月末に茨城県の木内酒造で手造りビール体験をしたことは、
このブログにも書きましたが、
その時、「手造りビール大賞」のエントリーをしてきました。
「手造りビール大賞」というのは
手造りビール工房で造ったビールをエントリーすると、
毎月一つのベストビールが木内酒造スタッフにより選ばれ、
更に12のマンスリーベストビールの中から年間最優秀賞が
選ばれるというもの。
年間最優秀賞に選ばれれば
ビール30本と賞金5万円をもらえます。
さて、その手造りビール大賞ですが、
エントリーしたのが2月下旬のこと、
すっかりそのことを忘れていました。
それが一昨日のこと、1通の郵便物が私の元へ
木内酒造から届きました。
何かと思って封を開けてみると中から出てきたのが

小さな賞状。
下記のビールは手造りビール大賞2010.2の審査において
高く評価され、見事2位のビールに輝きました。
ここで認定書を授与し、栄誉をたたえます。
と書いてあります。

こちらが添えられた手紙。
ブルワーからのコメントとして、
アンバーエール8%
今回のビールはほっぷのっ香り、苦味ともに
バランスが良く、また泡持ち、泡立ちも良好でした。
あっさりとした感じでしたのでもう少しコクがあると
より良いビールになったと思います。
今回は個性的なインパクトのあるビールが
審査のポイントとなりました。
とありました。
結構惜しかった。
ちなみに造ったビールは

こちら。
私にとっては十分に美味しいビールでした。 |
2010年7月1日(木) 19:46 [ 日記 ]
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柏屋夏祭り参加ワイナリー決定 |
柏屋では柏屋夏祭りと称して一般のお客様対象の
大試飲会を開催していますが、今年で3回目。
この夏祭りは、日本酒、焼酎、ウイスキー、
ワインの生産者(輸入品は輸入車)が府中に集合、
その方たちの説明を聞きながら、
それぞれのお酒を試飲できるというものです。
なかなか生産者の方と接する機会がない
一般のお客様にはまたとないチャンス。
他では聴けない裏話等も飛び出すかもしれません。
ブログネタにも面白そう。
開催日:7月19日(月)海の日
場所:武蔵府中商工会議所3F
東京都府中市緑町3-5-2(京王線東府中駅下車徒歩1分)
時間:13:00〜16:00
会費:1,500円(当日払い)
ワイン部門に参加してくださるワイナリーも決定しました。
県名 参加ワイナリー 参加者
山形県 タケダワイナリー 未定
山梨県 旭洋酒 鈴木 剛さん
山梨県 フジッコワイナリー 雨宮 幸一さん
宮崎県 都農ワイン 赤尾 誠二さん
の4ワイナリーです。
この機会に是非、醸造家の方たちのお話をうかがいながら
ワインを飲んでみませんか。
ご予約はkashiwaya@kashiwaya-sake.comから。
去年の夏祭りの様子は、こちら。 |
2010年6月30日(水) 18:26 [ イベント ]
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入院? |
土曜に我が家でワイン会があったので、
車で買い物に出かけたところ、
近場を数軒回ったところで見慣れない警告灯が点灯。
とりあえず、まわる予定の最後の店の駐車場が近かったので、
そこに車を停めてマニュアルを見てみると
エンジンに異常があるとき点灯する警告灯と判明。
エンジンを止めてもファンが止まらないので、
横の温度計を見ると振り切っている。
なんとオーバーヒート。
この車に乗ってから一度も経験したことがない事態。
家までそれほど遠くなかったので、
何とか帰れるかと思って車を運転していくと
エンジンの音がカラカラ言いだし、
家まで200mほどのところでついにエンスト。
ハザードを付けて家まで走り、
災害時用に用意してある水のタンクを持って車まで戻り、
ボンネットを開けて水を補給してみると、
車の下からものすごい勢いで水蒸気が上がり、
下に水が漏っている。
これでラジエターとエンジンをつなぐパイプのどこかから
水が漏っているもの仮定し、
とにかく水をたくさん入れてエンジンをかけてみると
何とかエンジンが回り、温度計も平常に戻る。
そこから家までの200mが大変。
そろそろと走っているのですが、
最初の100mほどは良かったものの、
どんどん温度計の針があがっていく。
何とか家にたどり着き、
車を駐車スペースに停めたときには、
また、温度計が振り切る寸前でした。
車が通ったあとには、
はっきりとわかる水の跡。
すごい水漏れです。
いつも車検でお世話になっている修理工場に電話をかけ
修理の予約をしようとしたところ、
すぐに持ってきてもらっても良いとの好返事。
最近の保険には、レッカー移動のサービスもあるから、
保険会社に聞いてみてはどうかとの助言。
早速保険会社に電話してみると、
車を1時間以内に手配できるとのこと。
ただ、その日はワイン会だったので、
月曜の朝に手配を依頼。
そして今朝、保険会社が手配した搬送業者が
車を引き取りに。





このようにして、修理工場へ運ばれていきました。
車を送り出してから約2時間後、
修理工場から電話があり、
故障の原因は去年の夏に車検で交換した
部品の不具合のためと判明。
無償で修理していただくことになり、
車も無事約5時間後には戻ってきました。
車の搬送代も保険会社持ち。
自分としては、大事になりそうに思えたことが、
今日は簡単に解決してしまい、
お金の心配もする必要がなくなり人暗視でした。 |
2010年6月28日(月) 20:33 [ 日記 ]
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徳記@横浜中華街のちまき |
先日徳記へ行ったとき、
横のテーブルのお客さんが女将と話をしているのをそれとなく聞いていると、
女将が作ったちまきがいくつかある。
このちまきは旧暦の端午の節句の時期に毎年作っているのだそうで、
女将がお母さんから教えられたレシピを忠実に守って、
作っていると事。
ちまきを作るのは、店では女将の仕事で、
厨房の人たちは手を出さない。
女将は祖を自分の手で重さを測って、
ほぼ同じ大きさの特大ちまきをつくる。
始めは作ったちまきをお客さんに食べてもらったところ、
人気が人気を呼んで、
現在では遠くからお取り寄せをする人まで出てきた。
そのため、この時期毎日ちまきを作っており、
行った日がちまきを作る最終日の前日。
横にいた3人組のお客さんが残っているちまきを覗き
「6個あるからそれ全部」と言ったところ、
妻が「私も欲しい」とすかさず声をかけ、
結局半分の3個を買うことに。
持ってみるとずしりと重い。

こちらがそのちまき。
ためしに3個を測ってみると
330g、224g、222gと、
見事ほぼ同じ大きさ、ただ、巨大。
これをせいろで蒸すこと約20分。
糸を切って開けてみると、

女将の説明では、
叉焼、ホタテ、塩卵を使って造るのだそうで、
蒸した後開けたら
スプーンで塩卵を混ぜて食べるとのこと。

大きさが分かりにくいと思いますが、
下の皿は30cmの大皿です。
食べてみると人気があるちまきだけあって、
叉焼とホタテの出しが効いていて、
塩卵がアクセントになって美味しい、ボリュームも満点。
たまたま行ったときにこんなに美味しいちまきにめぐり合えて
大変ラッキーでした。
このちまきを食べたい方は、
来年の旧暦の端午の節句を楽しみにしてください。
◆徳記◆
横浜市中区山下町166
Tel: 045-681-3936
営業時間: [月〜土]12:00〜15:00、17:30〜20:45
[日・祝]12:00〜16:00、17:30〜20:45
定休日:水曜日(祝日の場合は営業) |
2010年6月27日(日) 19:26 [ 食べ歩記(横浜) ]
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