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加納忠幸のワイン飲もうよ

ワインを飲んで楽しい生活を送りませんか?

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白紙ページ?
 私が知っている中でトップクラスの日本ワインラバーの一人に
「たこやき坊主」さんがいます。

 初めはブログを読ませていただいていましたが
日本ワインに対する愛情が感じられ、
また、特にワイナリー訪問記は突っ込んだ取材に基づいて書かれており、
読み物として大変面白いものです。

 その後、お付き合いさせていただくことになるのですが、
大変純粋な方で、誰でもその魅力に引き込まれるような方でした。

 そのたこやき坊主さんが、ワイナリーの案内本を執筆することになり、
この数ヶ月、いつ仕事をしているのだろうと思うくらい熱心に
取材活動をされていました。

 そしていよいよ本の形が見え始めた今月、
どうも異常事態が発生したようなのです。

 私は話題のツイッターを今年から始めましたが、
たこやき坊主さんのツイッターの書き込みに、
(以下たこやき坊主さんのツイッター引用)

あの。覗いてらっしゃるようですが。確かに本を書いてますが、本業にするつもりはありません。日本ワインの魅力を自分なりに伝えたくて書いているだけで、こちらからなにか貴女に損害を与える目的もこれっぽちもありません。 4:01 PM Mar 2nd

いままで恩義を感じているから、というワイナリーの皆様の立場やおっしゃることは理解できますので、もちろん掲載を取りやめますが、この段階で製本工程を止めることは、もう僕にはできません。出版社に頭をさげて、該当ワイナリー部分は空白ページになるという、誰が見ても異常な本になるでしょう。 4:08 PM Mar 2nd

僕になにか非がありましたでしょうか。書くべき場所は、本でなくとも、あります。いくらふさごうとしても、水は漏れてしまう。それがネット社会です。日本ワインファンの気持ちを裏切るような、裏工作みたいな行為を、僕は断じて容認することはできません。 4:16 PM Mar 2nd

おそらく状況は変わらないでしょう。楽しみに期待してくださっていた皆さんには、本当に申し訳ないです。なぜ不完全な本になってしまったのか。その顛末は後日、ブログ等にてご説明してお詫びしていきたいと思います。 4:44 PM Mar 2nd

# というわけで、○○○ワイナリーも掲載不可になりました。なんの罪もない造り手たちを囲いこんで苦しめて、なにがしたいんでしょうか。ちらちら僕のツイートを覗いて、あげく○○さんを伝言役にしますかね、普通。姑息。未来の農業とかキレイ事並べる以前に、人として大事な部分が汚染されすぎでしょ。 2:03 PM Mar 3rd

(以上、たこやき坊主さんのツイッター引用
ワイナリーを糾弾する意図はないのでワイナリー名は伏字とさせていただきました)

というような、どう考えてもおかしな書き込みが。

 そして、3日のブログ「日本ワイン界に存在した、まさかの、プレッシャー工作活動。」

 私はこの件に関してたこやき坊主さんから直接話を聞いておらず、
ツイッターの書き込みとブログを読んだだけなので
軽率なことは言えませんが、

  あるワインジャーナリストが、

  たこやき坊主さんがワイナリーの案内本を書いていることを知り

  いくつかのワイナリーに圧力をかけ

  たこやき坊主さんの本に掲載することを辞退させた。

というように推測されます。

 一体こんなことをして何になるのでしょうか。
自分の領分を侵されると思うほど、
たこやき坊主さんを怖れているのでしょうか。

 私は今日本のワインを一般の方々がもっと飲んで下さるよう
商売や、イベント開催、ブログなどを通じて応援しているつもりです。

 今感じているのは、日本のワインの認知度はまだまだ。
イベントなどに参加する方も、どちらかといえばマニア系の方が中心で、
これからもっともっと頑張らなければと思っています。

 たこやき坊主さんの本は、一般消費者が書く
初めての日本ワイン案内本です。
消費者の視点で書かれた本というのは今までにはなく、
大変楽しみにしていました。

 そのような本が出ることの邪魔をして、
ただでさえ認知度が低い日本のワインにとって、
マイナス名効果を与えてどうするのでしょうか。

 それよりも、日本のワインの応援団を
少しでも多くしていこうと考えるのが
日本ワインに携わる仕事をしているものの
義務なのではないでしょうか。

 とりとめもなく書いてきてしまいましたが、
これを読んでくださった皆さんはどう思われますか?

 私は、たこやき坊主さんの本が
白紙ページがなく出版されることを望んでやみません。
2010年3月5日(金) 18:35 [ コラム ]
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