2010年07月27日
リンク二つ
沙弥香でーす。
生きておりますww
最近二つリンクが増えました。
「たか」さんの「鏡(IF)の世界のお話」と、
「白桃の句」さんの「少し夜語り」です。
たかさんは女人化を中心とした作品のご紹介、白桃の句さんはライトな洗脳系のSSを執筆されているブログです。
相互リンクを貼っていただけました。
ありがとうございましたー
生きておりますww
最近二つリンクが増えました。
「たか」さんの「鏡(IF)の世界のお話」と、
「白桃の句」さんの「少し夜語り」です。
たかさんは女人化を中心とした作品のご紹介、白桃の句さんはライトな洗脳系のSSを執筆されているブログです。
相互リンクを貼っていただけました。
ありがとうございましたー
2010年04月09日
会社の巨乳娘
沙弥香はどちらかというと 熟女フェチなので、ロリなキャラには見向きもしませんが、子役だった女の子が成長して色っぽくなったりするのは萌え萌えです。
そのまま改造、悪堕ちへと妄想が広がりますね。
というわけで、映画「ザ・ランナウェイズ」に主演しているダコタ・ファニングちゃん。
感動の名作、「アイ・アム・サム」ではとっても愛らしい7歳の娘役で出ておりましたが、ランナウェイズではすっかり色っぽいティーンに成長し、実在のランナウェイズと同じように下着姿で熱唱するという、沙弥香的萌えツボ激ストライクな展開でした。
もちろん、この妄想がブチ壊されるのを嫌う沙弥香は、映画なんか見ずにひとりで脳内補完して悪堕ち(おまけに異形)モノSSへの発展させて萌えっていますがww
さて、前振りが長くなりましたが、沙弥香の会社に素敵な巨乳娘がいます。
25歳の大学院卒で入社してきたときには、ピチピチのちょっと(ほんのちょっと)太目の美人で、とくにいやらしくグニッと突き出たヒップがめっちゃ魅惑的なコでしたが、いまや彼女も32歳。
沙弥香の中での呼称も、「巨乳娘」から「巨乳おばさん」へと変わりました。
そう、このコ、今ではちょうど往年の名淫女優、キャンディ・サンプルズのような存在になっています。
2、3年前にちょっとカラダを壊していたらしく、長期の欠勤。
その後回復して出社したときには、それまでの長かった髪の毛をばっさりと切ってしまい、何を間違ったのかすっかりどこかの人妻風な出で立ちに変貌してしまいました。
でも、これがまたじつにエロいんですわww
一時無理なダイエットで魅力を失っていた淫ケツも、体調を崩してからはとくにシェイプアップもしていないようで、熟れ放題のジュクジュクぶり。
たまに若い頃のジーンズを履いてきますが、ほどよいぐらいに肉に食い込んで沙弥香の妄想をチョォォォ刺激します。
それでも美人過ぎてオトコどもが敬遠するのか、すでに婚期を逃してしまったのか、いまだに独身。
それがまたたまりません。
毎晩自宅のベッドで極太のバイブに舌なめずりしながらオナ狂っているに違いありませんしねww
いつか、この巨乳おばさんをネタにSSを書いてみようと思っています。
主人公の名前はもちろん、「魅島菜緒子」。
これ、限りなくご本人の本名に近い名前です。うふふ・・・。
ああん、巨乳がブルブルとゆれて乳首が蛇のように伸びながらダラダラと上と下のお口からヨダレを垂らしている姿が目に浮かびますわww

そのまま改造、悪堕ちへと妄想が広がりますね。
というわけで、映画「ザ・ランナウェイズ」に主演しているダコタ・ファニングちゃん。
感動の名作、「アイ・アム・サム」ではとっても愛らしい7歳の娘役で出ておりましたが、ランナウェイズではすっかり色っぽいティーンに成長し、実在のランナウェイズと同じように下着姿で熱唱するという、沙弥香的萌えツボ激ストライクな展開でした。
もちろん、この妄想がブチ壊されるのを嫌う沙弥香は、映画なんか見ずにひとりで脳内補完して悪堕ち(おまけに異形)モノSSへの発展させて萌えっていますがww
さて、前振りが長くなりましたが、沙弥香の会社に素敵な巨乳娘がいます。
25歳の大学院卒で入社してきたときには、ピチピチのちょっと(ほんのちょっと)太目の美人で、とくにいやらしくグニッと突き出たヒップがめっちゃ魅惑的なコでしたが、いまや彼女も32歳。
沙弥香の中での呼称も、「巨乳娘」から「巨乳おばさん」へと変わりました。
そう、このコ、今ではちょうど往年の名淫女優、キャンディ・サンプルズのような存在になっています。
2、3年前にちょっとカラダを壊していたらしく、長期の欠勤。
その後回復して出社したときには、それまでの長かった髪の毛をばっさりと切ってしまい、何を間違ったのかすっかりどこかの人妻風な出で立ちに変貌してしまいました。
でも、これがまたじつにエロいんですわww
一時無理なダイエットで魅力を失っていた淫ケツも、体調を崩してからはとくにシェイプアップもしていないようで、熟れ放題のジュクジュクぶり。
たまに若い頃のジーンズを履いてきますが、ほどよいぐらいに肉に食い込んで沙弥香の妄想をチョォォォ刺激します。
それでも美人過ぎてオトコどもが敬遠するのか、すでに婚期を逃してしまったのか、いまだに独身。
それがまたたまりません。
毎晩自宅のベッドで極太のバイブに舌なめずりしながらオナ狂っているに違いありませんしねww
いつか、この巨乳おばさんをネタにSSを書いてみようと思っています。
主人公の名前はもちろん、「魅島菜緒子」。
これ、限りなくご本人の本名に近い名前です。うふふ・・・。
ああん、巨乳がブルブルとゆれて乳首が蛇のように伸びながらダラダラと上と下のお口からヨダレを垂らしている姿が目に浮かびますわww
2010年03月15日
中華なると氏の絵のうまさ
突然ですが、中華なるとさん。
沙弥香の大好きな漫画家さんの一人です。
氏に対する評価として、
「絵は決して上手くはないが、エロのツボを心得ており、抜けるエロ漫画とはなんなのか、よく知っている作家である」
・・・などというレビューをよく見かけます。
でも、なるとさんってホントに絵が上手くないのでしょうか?
沙弥香はぜーんぜん、そうは思いませんねー。
このお方、メッチャ絵が上手だと思いますよ。
そもそも、一歩間違うとロリ系のキャラ設計になりそうな登場人物たちにあそこまでのエロエログチョグチョさ(?)を付加するのって、並大抵の才能じゃないですよね。
最近見た作品で「婚隷初夜」という2部作がありますが、主人公の静子さんの裸体の描写のいやらしさはなかなかでした。
とくに1作目の14ページでエロオヤジにフェラっているときの背中から腰にかけてのくびれのラインはそそります。
一昔前の劇画タッチのエロ本を読んでいる気分になってきますねww
また、2作目の16ページ、静子がエロ親父に後ろから貫かれているシーンで、感極まって首をねじってヌチャKISSを求める構図・・・
オヤジの顔に添えた右手の指の角度がリアリティあり過ぎで、氏の描写の正確さに舌を巻きました。(このシーンで沙弥香は何度もイカせて頂きましたし・・・ww)
そんな氏の作品の中で沙弥香が今一番好きな漫画をご紹介します。
(・・・って、皆さん、絶対ご存知ですよね)

何がいいって、母娘で絡むシーンでいっちゃってる母親の表情です。
巷に氾濫するお手軽アヘ顔とは一線を画す悪堕ち系の不敵系(?)で、そそそそそそそそそそりぃでございます。
ではまた。
沙弥香の大好きな漫画家さんの一人です。
氏に対する評価として、
「絵は決して上手くはないが、エロのツボを心得ており、抜けるエロ漫画とはなんなのか、よく知っている作家である」
・・・などというレビューをよく見かけます。
でも、なるとさんってホントに絵が上手くないのでしょうか?
沙弥香はぜーんぜん、そうは思いませんねー。
このお方、メッチャ絵が上手だと思いますよ。
そもそも、一歩間違うとロリ系のキャラ設計になりそうな登場人物たちにあそこまでのエロエログチョグチョさ(?)を付加するのって、並大抵の才能じゃないですよね。
最近見た作品で「婚隷初夜」という2部作がありますが、主人公の静子さんの裸体の描写のいやらしさはなかなかでした。
とくに1作目の14ページでエロオヤジにフェラっているときの背中から腰にかけてのくびれのラインはそそります。
一昔前の劇画タッチのエロ本を読んでいる気分になってきますねww
また、2作目の16ページ、静子がエロ親父に後ろから貫かれているシーンで、感極まって首をねじってヌチャKISSを求める構図・・・
オヤジの顔に添えた右手の指の角度がリアリティあり過ぎで、氏の描写の正確さに舌を巻きました。(このシーンで沙弥香は何度もイカせて頂きましたし・・・ww)
そんな氏の作品の中で沙弥香が今一番好きな漫画をご紹介します。
(・・・って、皆さん、絶対ご存知ですよね)
何がいいって、母娘で絡むシーンでいっちゃってる母親の表情です。
巷に氾濫するお手軽アヘ顔とは一線を画す悪堕ち系の不敵系(?)で、そそそそそそそそそそりぃでございます。
ではまた。
2010年02月06日
アイドルコラージュ2異聞編01後編
というわけで後編投下です。
お楽しみ頂ければ幸いです〜o(^-^)o
**********************************
「それじゃゴキブリブラウン、アナタのパソコンにインストールしておいたからよろしくね」
人間の姿に戻った祐香が、樺崎所有のノートパソコンを差し出す。
「グゲゲゲゲッ!楽しみだな!オレの女房もこれでメデタク仲間入りか!グゲッ!」
そのパソコンを嬉しそうに受け取り、動作確認と称して初歩的なアイコラを作成してみせるゴキブリブラウン。
「まぁ、ブラウンったら、そういうのが趣味なの?」
美穂子がパソコンの画面とゴキブリブラウンの顔とを見比べている。
パソコンの画面には、売れっ子タレントの長澤あさみが全裸でM字開脚をさせられ、イスに縛り付けられているコラージュ画像が表示されていた。
「グゲゲゲゲッ!オレは女なら誰でもウェルカムだッ!
もちろん、オマエら二人が最高だがなッ!グゲゲゲゲッ!」
頭上の触角を震わせながら大声で笑うゴキブリブラウン。
「まったく調子がいいのねブラウンったら・・・でもこれで彼女も明日にはAVデビューだわ・・・
ゴシップ週刊誌が楽しみね。あ、ゴキブリブラウン、それはさすがにまずいでしょ」
祐香がゴキブリブラウンを呼び止める。
彼はそのままの姿で部屋から出ようとしていたのだ。
「グゲゲゲゲッ!そうだったな・・・マズイマズイッ!!グゲゲゲゲッ!」
鋭い鍵爪のついた両手で、その光沢のある美しい頭部をゴシゴシとこするゴキブリブラウン。
ゴキブリのクセにまるでハエのような仕草だ。
彼の身体は途端にブヨブヨと太り始め、あのメタボデブの樺崎に戻ってしまったのだ。
「あーあ、その姿になるとやっぱりカバゴンね・・・クスクス」
その姿を見て美穂子が笑う。
しかしそれは決して嘲笑などではない。
すでに仲間となっている樺崎の肥満体は、彼女たちの目にはむしろコロコロとかわいく映るのだ。
「うーん、この身体はやはり居心地が悪いな・・・君たちに改造してもらって本当によかったよ。
早く世界征服を成し遂げてゴキブリブラウンの姿でずっといられるようになりたいものだな」
口調までもとに戻っている樺崎だったが、以前のような上司風(かぜ)を吹かす気配はない。
「ウフフ、まったくその通りね。そのためにも今はじっくりと仲間を増やしていくのよ。
奥さんにもよろしくお伝え下さいね、『樺崎部長』・・・クククク・・・」
「「クッククククッ・・・」」
祐香が妖しく笑うと、それにつられて美穂子と樺崎もいっしょになって笑った。
その夜かなり遅く、愛車のBMを駆り、樺崎は帰宅した。
アイドルコラージュがインストールされたパソコンを携えて―
***************
「あら、おかえりなさい、ずいぶんと遅かったのね」
妻の絵美子が嫌な顔ひとつせずに玄関へと出迎える。
絵美子は樺崎と3つ違いの45歳。
短大卒でかつては樺崎と同じ会社のOLだった。
ひょんなことから樺崎と急接近し、社内結婚。
その後、25歳で長女・理璃子(りりこ)を、28歳のときに長男・敏生(としき)をそれぞれもうけた。
結婚当時はかなりの美人だったらしいが、今はさすがに目元にも小じわが目立つ。
腰周りにもふっくらと贅肉が付いてしまい、若いころ自慢だった形の良い胸もいささか崩れ気味である。
しかし気立てのよさは同期入社の女性陣の中でもピカイチであり、それは結婚後20年以上たった今でも変わらない。
樺崎との夜の生活はすっかりご無沙汰してしまっているが、不満一つ言わず内助の功で家庭を支えている。
あの不恰好で性格の悪い樺崎にどうしてあんな美人で気立ての良い絵美子が・・・と、当時は社内でも話題になっていた。
「お食事は?一応準備はしてあるけど、食べないで明日に回しても大丈夫なものを作っておいたわ」
ダイニングのテーブルの上にクロスのかかった食事が用意されていた。
「残業が長引いてしまってね、さすがにちょっと軽食をとったのでそれほど腹は減っていないんだ。」
「そう?じゃ、お茶漬けでも作りましょうか?」
「いや、いいよ。それより子供らはもう寝たのか?」
「ええ、それが理璃子も敏生も珍しく寝てしまったわ。気味が悪いくらいよ、フフッ」
いたずらっぽく笑う絵美子。
肌に疲れが見えてはいても、やはり美人である。
細めた切れ長の目が美しい。
「そうか、それなら話は早いな・・・」
ゴソゴソとバッグの中からノートパソコンを取り出す樺崎。
「え?どういうこと、あなた?・・・あら、まだお仕事?」
それには応えず、樺崎はテーブル上でカチャカチャとキーボードを操作し、何かのソフトウェアを立ち上げている。
まったく無視されてしまったような絵美子だったが、それでも彼女は怒ったりはしない。
「お仕事なさるのはアナタの勝手だけど、あまり無理しないでね、もう若くないんだから、クスッ」
飽くまでも樺崎のことを気遣うほうが優先なのだ。
「なぁ、絵美子?」
パソコンの画面を見たまま、おもむろに樺崎が口を開く。
ドキリとする絵美子。
名前で呼ばれるなど、この十数年なかったことだ。
「ど、どうしたの?急に・・・?」
「いや、おまえをもっとキレイに美しくしてあげようと思ってね。フフフ・・・」
「ええっ?・・・????・・・」
眼をパチクリさせる絵美子。
しかしすぐに笑い出す。
「あはは、いやだわアナタ・・・何を言い出すのかと思えば・・・いったいどうしたの?
もしかして酔っ払っているんじゃないでしょうね?あ、車だからそんなことはないわよねぇ・・・
なんだかアナタ、今日はおかしいわよ、クスクス・・・」
しかし、樺崎は相変わらず涼しい眼をしてカチャカチャとパソコンをいじっている。
そして一際大きな音を立てて、エンターキーを押下した。
「よし、これでいい・・・ククク・・・」
「ちょっと、なによ変な笑い方して・・・気味が悪いわよ・・・まったく・・・
・・・・・・・・・・あうッ!!!!!」
突如、絵美子の全身に走る激痛。
「キャァッ!!!い、痛いッ!!!」
「フフフ、大丈夫だよ、絵美子、痛みはすぐに治まる」
「あ、あなた・・・何を言って・・・え?・・・???」
「ほらね、もう痛くは無いだろう・・・ただ、身体は動かないだろうがね・・・」
「あ、あああ、あなた、いったい何を・・・い、いや・・・怖いわ・・・」
樺崎の言うとおりだった。
全身を貫いた激痛はすぐにウソのように治まったのだが、体が全く動かない。
絵美子はその場に立ったまま固まってしまったのだ。
「怖がることはないよ、君は美しい生き物に生まれ変わるんだ・・・ククク・・・グゲゲゲゲッ!!!」
樺崎は下卑た笑い声とともにその場に立ち上がる。
そして見る見るうちにゴキブリブラウンに変態を遂げてゆく。
「キャァァァッ!!!!」
途端に絹を裂くような絵美子の悲鳴がとどろく。
「グゲゲゲゲッ!オレ様はデスエロンの改造人間、ゴキブリブラウン!絵美子、オマエをオレと同じ改造人間にしてやるぞ!喜ぶがいい!オマエは美しい女怪人になるのだッ!グゲゲゲゲッ!」
「い、いあやぁぁぁッ!!!あ、あなたは・・・あなたは誰?誰なのッ!? あ、あの人をッ!!!あの人をどうしたのッ!?」
「グゲゲゲゲッ!何を言っている絵美子?俺が正真正銘オマエの夫、樺崎源次郎だ、グゲゲッ!
だが今はそんな下等な生き物ではないがなぁ!グゲゲゲゲッ!!!」
「そ、そんな・・・うそッ・・・うそよッ!ウソだわッ!あの人を・・・あの人を返してぇぇぇッ!!!
・・・・・・・・・・・アグッ!!!!!」
涙を流し半狂乱だった絵美子だが、断末魔のようなうめき声を上げると突如として黙ってしまった。
「グゲゲゲゲッ!始まったな・・・これでオマエもオレがかつてのオマエの夫であったことを理解できるようになるだろう、グゲゲゲゲッ!」
「アッ・・・あががががッ!!」
その場で固まったままガクガクとアゴを鳴らし、目をギョロギョロとさせる絵美子。
ドロドロと着ているものが溶けてゆく。
「あ・・・あがが・・・な、なんなの・・・いやぁぁ、恥ずかしい・・・」
絵美子の衣服は見る見る液状化し、すっかり全裸にされてしまう。
しかし全身が硬直している絵美子は、手で恥かしい部分を隠すことすらできない。
最新バージョンのアイドルコラージュの餌食になった人たちに共通の現象だ。
すぐに絵美子の全身は次第に美しい緑色に染まっていった。
贅肉が付いてぽっちゃりしていた腹部は次第に引き締まり、魅惑的なくびれが形成される。
臀部は大きく隆起し、先端に昆虫の卵管のような器官が形成される。
肩口からは4枚の薄い羽が生え始め、背中までをすっぽりと覆ってゆく。
両腕は肘を曲げたような形で固定され、手の指が融合し鋭い鎌へと変貌を遂げた。
ビキビキと音を立てて首が伸び、前にせり出してくる。
引き締まったボディの両脇腹からは昆虫の肢のように節くれだった新たな一対の腕が生えてくる。
太腿もキリリと引き締まってゆき、結婚当時の極上の脚線美が復元された。
膝と踵(かかと)には鋭い隆起が起こり、角のような硬質の突起が現れた。
足の指はそれぞれ3本にまとまり、1本1本から研ぎ澄まされた凶悪な爪が伸びてくる。
そう、絵美子のボディはカマキリの化け物に変形しているのだ。
「あ、あああ・・・アタシの身体・・・な、何が・・・いやぁ・・・た、助けてぇ・・・」
身動きも出来ず、弱弱しくうめき声をあげる絵美子。
異形の存在へと変貌してゆくわが身を、ただ眺めることしか出来ない。
完全にボディが出来上がると、すぐさま頭部との融合が始まる。
「あがががッ!!ひぃぃぃッ!!!」
ひときわ激しい恐怖のあえぎ声とともに、絵美子の目はグリグリと回り始める。
樺崎のときと同じように眼球がボコッという音を立てて飛び出し、そのまま顔面の上部を覆ってゆく。
それは大きな複眼を形成し、美しい緑色の光を放っている。
口はバリバリと音を立てて左右に裂け、両脇からは唇を押し広げるように鋭い牙が生えてくる。
複眼の間からはピョンと伸びた2本の触角が生え、フルフルと空気を揺らす。
「ううう・・・うがッ・・・あああああ・・・・あ、あなた・・・」
頭部とボディの完全なる融合が完了し、しばしの間変わり果てた口元から小さなうめき声を上げている絵美子。
唇の両端に髭のように短く突き出た鞭毛がモゾモゾと蠢いている。
「グゲゲゲゲッ!どうやら完成したようだなッ!身体はもう自由に動くはずだ。
さぁ、オマエは何者だ?言ってみろッ!グゲゲゲゲッ!」
ゴキブリブラウンの声に、両腕の鎌を頭上にもたげ、腰を振り、ポーズをとる絵美子。
「キリキリキリィィィッ!!アタシはデスエロンの改造人間グリーンカマキリっ!キリキリキリィィィッ!」
生まれ変わった自分の存在を高らかに宣言する絵美子、いや、グリーンカマキリだ。
すでに彼女は身も心もデスエロンの女怪人となっていた。
両手の鎌を誇らしげに振りかざし、触覚をピクピクとさせている。
「グゲゲゲゲッ!これでもオマエもオレと同じデスエロンの仲間だ!
これからは二人でデスエロンに忠誠を誓いその身を捧げるのだ!
いいな絵美子、いやグリーンカマキリよッ!グゲゲゲゲッ!」
我妻の変貌に目を細めるゴキブリブラウン。
「キリキリキリィィィッ!!もちろんよアナタ!!!こんなステキなカラダにして頂いたんだもの!
アタシはデスエロンに身も心も捧げるわッ!キリキリキリィィィッ!!」
「グゲゲゲゲッ、それでいい・・・それにしてもグリーンカマキリ、たまらんボディになったものだな、見ろ、オマエを見て久しぶりにこんなだ・・・グゲゲゲゲッ!」
「キリキリキリィィィッ!まぁ、嬉しいわ・・・
なんて逞しいのかしら?アナタもとってもステキだわよ・・・キリキリキリィィッ!!」
どちらともなく寄り添う二人。
グリーンカマキリの股間はパックリと口を開け、ゴキブリブラウンの禍々しい肉塊の侵入を待ちわびている。
ドロドロの愛液が太腿を伝わってすでに床をびしょびしょにぬらしている。
「グゲゲゲゲッ!どうだ、オマエが女怪人になった祝いに久しぶりに狂わしてやるが・・・?」
「キリキリキリィィィ!!ええッ!お願いよッ!狂わせて頂戴!アタシもこのカラダで存分に楽しませてあげるわッ!キリキリキリィィィッ!!!」
こうして絵美子もデスエロンの改造人間となり、ゴキブリブラウンのよきパートナーとして夫婦でデスエロンに仕える身となったのだった。
完
お楽しみ頂ければ幸いです〜o(^-^)o
**********************************
「それじゃゴキブリブラウン、アナタのパソコンにインストールしておいたからよろしくね」
人間の姿に戻った祐香が、樺崎所有のノートパソコンを差し出す。
「グゲゲゲゲッ!楽しみだな!オレの女房もこれでメデタク仲間入りか!グゲッ!」
そのパソコンを嬉しそうに受け取り、動作確認と称して初歩的なアイコラを作成してみせるゴキブリブラウン。
「まぁ、ブラウンったら、そういうのが趣味なの?」
美穂子がパソコンの画面とゴキブリブラウンの顔とを見比べている。
パソコンの画面には、売れっ子タレントの長澤あさみが全裸でM字開脚をさせられ、イスに縛り付けられているコラージュ画像が表示されていた。
「グゲゲゲゲッ!オレは女なら誰でもウェルカムだッ!
もちろん、オマエら二人が最高だがなッ!グゲゲゲゲッ!」
頭上の触角を震わせながら大声で笑うゴキブリブラウン。
「まったく調子がいいのねブラウンったら・・・でもこれで彼女も明日にはAVデビューだわ・・・
ゴシップ週刊誌が楽しみね。あ、ゴキブリブラウン、それはさすがにまずいでしょ」
祐香がゴキブリブラウンを呼び止める。
彼はそのままの姿で部屋から出ようとしていたのだ。
「グゲゲゲゲッ!そうだったな・・・マズイマズイッ!!グゲゲゲゲッ!」
鋭い鍵爪のついた両手で、その光沢のある美しい頭部をゴシゴシとこするゴキブリブラウン。
ゴキブリのクセにまるでハエのような仕草だ。
彼の身体は途端にブヨブヨと太り始め、あのメタボデブの樺崎に戻ってしまったのだ。
「あーあ、その姿になるとやっぱりカバゴンね・・・クスクス」
その姿を見て美穂子が笑う。
しかしそれは決して嘲笑などではない。
すでに仲間となっている樺崎の肥満体は、彼女たちの目にはむしろコロコロとかわいく映るのだ。
「うーん、この身体はやはり居心地が悪いな・・・君たちに改造してもらって本当によかったよ。
早く世界征服を成し遂げてゴキブリブラウンの姿でずっといられるようになりたいものだな」
口調までもとに戻っている樺崎だったが、以前のような上司風(かぜ)を吹かす気配はない。
「ウフフ、まったくその通りね。そのためにも今はじっくりと仲間を増やしていくのよ。
奥さんにもよろしくお伝え下さいね、『樺崎部長』・・・クククク・・・」
「「クッククククッ・・・」」
祐香が妖しく笑うと、それにつられて美穂子と樺崎もいっしょになって笑った。
その夜かなり遅く、愛車のBMを駆り、樺崎は帰宅した。
アイドルコラージュがインストールされたパソコンを携えて―
***************
「あら、おかえりなさい、ずいぶんと遅かったのね」
妻の絵美子が嫌な顔ひとつせずに玄関へと出迎える。
絵美子は樺崎と3つ違いの45歳。
短大卒でかつては樺崎と同じ会社のOLだった。
ひょんなことから樺崎と急接近し、社内結婚。
その後、25歳で長女・理璃子(りりこ)を、28歳のときに長男・敏生(としき)をそれぞれもうけた。
結婚当時はかなりの美人だったらしいが、今はさすがに目元にも小じわが目立つ。
腰周りにもふっくらと贅肉が付いてしまい、若いころ自慢だった形の良い胸もいささか崩れ気味である。
しかし気立てのよさは同期入社の女性陣の中でもピカイチであり、それは結婚後20年以上たった今でも変わらない。
樺崎との夜の生活はすっかりご無沙汰してしまっているが、不満一つ言わず内助の功で家庭を支えている。
あの不恰好で性格の悪い樺崎にどうしてあんな美人で気立ての良い絵美子が・・・と、当時は社内でも話題になっていた。
「お食事は?一応準備はしてあるけど、食べないで明日に回しても大丈夫なものを作っておいたわ」
ダイニングのテーブルの上にクロスのかかった食事が用意されていた。
「残業が長引いてしまってね、さすがにちょっと軽食をとったのでそれほど腹は減っていないんだ。」
「そう?じゃ、お茶漬けでも作りましょうか?」
「いや、いいよ。それより子供らはもう寝たのか?」
「ええ、それが理璃子も敏生も珍しく寝てしまったわ。気味が悪いくらいよ、フフッ」
いたずらっぽく笑う絵美子。
肌に疲れが見えてはいても、やはり美人である。
細めた切れ長の目が美しい。
「そうか、それなら話は早いな・・・」
ゴソゴソとバッグの中からノートパソコンを取り出す樺崎。
「え?どういうこと、あなた?・・・あら、まだお仕事?」
それには応えず、樺崎はテーブル上でカチャカチャとキーボードを操作し、何かのソフトウェアを立ち上げている。
まったく無視されてしまったような絵美子だったが、それでも彼女は怒ったりはしない。
「お仕事なさるのはアナタの勝手だけど、あまり無理しないでね、もう若くないんだから、クスッ」
飽くまでも樺崎のことを気遣うほうが優先なのだ。
「なぁ、絵美子?」
パソコンの画面を見たまま、おもむろに樺崎が口を開く。
ドキリとする絵美子。
名前で呼ばれるなど、この十数年なかったことだ。
「ど、どうしたの?急に・・・?」
「いや、おまえをもっとキレイに美しくしてあげようと思ってね。フフフ・・・」
「ええっ?・・・????・・・」
眼をパチクリさせる絵美子。
しかしすぐに笑い出す。
「あはは、いやだわアナタ・・・何を言い出すのかと思えば・・・いったいどうしたの?
もしかして酔っ払っているんじゃないでしょうね?あ、車だからそんなことはないわよねぇ・・・
なんだかアナタ、今日はおかしいわよ、クスクス・・・」
しかし、樺崎は相変わらず涼しい眼をしてカチャカチャとパソコンをいじっている。
そして一際大きな音を立てて、エンターキーを押下した。
「よし、これでいい・・・ククク・・・」
「ちょっと、なによ変な笑い方して・・・気味が悪いわよ・・・まったく・・・
・・・・・・・・・・あうッ!!!!!」
突如、絵美子の全身に走る激痛。
「キャァッ!!!い、痛いッ!!!」
「フフフ、大丈夫だよ、絵美子、痛みはすぐに治まる」
「あ、あなた・・・何を言って・・・え?・・・???」
「ほらね、もう痛くは無いだろう・・・ただ、身体は動かないだろうがね・・・」
「あ、あああ、あなた、いったい何を・・・い、いや・・・怖いわ・・・」
樺崎の言うとおりだった。
全身を貫いた激痛はすぐにウソのように治まったのだが、体が全く動かない。
絵美子はその場に立ったまま固まってしまったのだ。
「怖がることはないよ、君は美しい生き物に生まれ変わるんだ・・・ククク・・・グゲゲゲゲッ!!!」
樺崎は下卑た笑い声とともにその場に立ち上がる。
そして見る見るうちにゴキブリブラウンに変態を遂げてゆく。
「キャァァァッ!!!!」
途端に絹を裂くような絵美子の悲鳴がとどろく。
「グゲゲゲゲッ!オレ様はデスエロンの改造人間、ゴキブリブラウン!絵美子、オマエをオレと同じ改造人間にしてやるぞ!喜ぶがいい!オマエは美しい女怪人になるのだッ!グゲゲゲゲッ!」
「い、いあやぁぁぁッ!!!あ、あなたは・・・あなたは誰?誰なのッ!? あ、あの人をッ!!!あの人をどうしたのッ!?」
「グゲゲゲゲッ!何を言っている絵美子?俺が正真正銘オマエの夫、樺崎源次郎だ、グゲゲッ!
だが今はそんな下等な生き物ではないがなぁ!グゲゲゲゲッ!!!」
「そ、そんな・・・うそッ・・・うそよッ!ウソだわッ!あの人を・・・あの人を返してぇぇぇッ!!!
・・・・・・・・・・・アグッ!!!!!」
涙を流し半狂乱だった絵美子だが、断末魔のようなうめき声を上げると突如として黙ってしまった。
「グゲゲゲゲッ!始まったな・・・これでオマエもオレがかつてのオマエの夫であったことを理解できるようになるだろう、グゲゲゲゲッ!」
「アッ・・・あががががッ!!」
その場で固まったままガクガクとアゴを鳴らし、目をギョロギョロとさせる絵美子。
ドロドロと着ているものが溶けてゆく。
「あ・・・あがが・・・な、なんなの・・・いやぁぁ、恥ずかしい・・・」
絵美子の衣服は見る見る液状化し、すっかり全裸にされてしまう。
しかし全身が硬直している絵美子は、手で恥かしい部分を隠すことすらできない。
最新バージョンのアイドルコラージュの餌食になった人たちに共通の現象だ。
すぐに絵美子の全身は次第に美しい緑色に染まっていった。
贅肉が付いてぽっちゃりしていた腹部は次第に引き締まり、魅惑的なくびれが形成される。
臀部は大きく隆起し、先端に昆虫の卵管のような器官が形成される。
肩口からは4枚の薄い羽が生え始め、背中までをすっぽりと覆ってゆく。
両腕は肘を曲げたような形で固定され、手の指が融合し鋭い鎌へと変貌を遂げた。
ビキビキと音を立てて首が伸び、前にせり出してくる。
引き締まったボディの両脇腹からは昆虫の肢のように節くれだった新たな一対の腕が生えてくる。
太腿もキリリと引き締まってゆき、結婚当時の極上の脚線美が復元された。
膝と踵(かかと)には鋭い隆起が起こり、角のような硬質の突起が現れた。
足の指はそれぞれ3本にまとまり、1本1本から研ぎ澄まされた凶悪な爪が伸びてくる。
そう、絵美子のボディはカマキリの化け物に変形しているのだ。
「あ、あああ・・・アタシの身体・・・な、何が・・・いやぁ・・・た、助けてぇ・・・」
身動きも出来ず、弱弱しくうめき声をあげる絵美子。
異形の存在へと変貌してゆくわが身を、ただ眺めることしか出来ない。
完全にボディが出来上がると、すぐさま頭部との融合が始まる。
「あがががッ!!ひぃぃぃッ!!!」
ひときわ激しい恐怖のあえぎ声とともに、絵美子の目はグリグリと回り始める。
樺崎のときと同じように眼球がボコッという音を立てて飛び出し、そのまま顔面の上部を覆ってゆく。
それは大きな複眼を形成し、美しい緑色の光を放っている。
口はバリバリと音を立てて左右に裂け、両脇からは唇を押し広げるように鋭い牙が生えてくる。
複眼の間からはピョンと伸びた2本の触角が生え、フルフルと空気を揺らす。
「ううう・・・うがッ・・・あああああ・・・・あ、あなた・・・」
頭部とボディの完全なる融合が完了し、しばしの間変わり果てた口元から小さなうめき声を上げている絵美子。
唇の両端に髭のように短く突き出た鞭毛がモゾモゾと蠢いている。
「グゲゲゲゲッ!どうやら完成したようだなッ!身体はもう自由に動くはずだ。
さぁ、オマエは何者だ?言ってみろッ!グゲゲゲゲッ!」
ゴキブリブラウンの声に、両腕の鎌を頭上にもたげ、腰を振り、ポーズをとる絵美子。
「キリキリキリィィィッ!!アタシはデスエロンの改造人間グリーンカマキリっ!キリキリキリィィィッ!」
生まれ変わった自分の存在を高らかに宣言する絵美子、いや、グリーンカマキリだ。
すでに彼女は身も心もデスエロンの女怪人となっていた。
両手の鎌を誇らしげに振りかざし、触覚をピクピクとさせている。
「グゲゲゲゲッ!これでもオマエもオレと同じデスエロンの仲間だ!
これからは二人でデスエロンに忠誠を誓いその身を捧げるのだ!
いいな絵美子、いやグリーンカマキリよッ!グゲゲゲゲッ!」
我妻の変貌に目を細めるゴキブリブラウン。
「キリキリキリィィィッ!!もちろんよアナタ!!!こんなステキなカラダにして頂いたんだもの!
アタシはデスエロンに身も心も捧げるわッ!キリキリキリィィィッ!!」
「グゲゲゲゲッ、それでいい・・・それにしてもグリーンカマキリ、たまらんボディになったものだな、見ろ、オマエを見て久しぶりにこんなだ・・・グゲゲゲゲッ!」
「キリキリキリィィィッ!まぁ、嬉しいわ・・・
なんて逞しいのかしら?アナタもとってもステキだわよ・・・キリキリキリィィッ!!」
どちらともなく寄り添う二人。
グリーンカマキリの股間はパックリと口を開け、ゴキブリブラウンの禍々しい肉塊の侵入を待ちわびている。
ドロドロの愛液が太腿を伝わってすでに床をびしょびしょにぬらしている。
「グゲゲゲゲッ!どうだ、オマエが女怪人になった祝いに久しぶりに狂わしてやるが・・・?」
「キリキリキリィィィ!!ええッ!お願いよッ!狂わせて頂戴!アタシもこのカラダで存分に楽しませてあげるわッ!キリキリキリィィィッ!!!」
こうして絵美子もデスエロンの改造人間となり、ゴキブリブラウンのよきパートナーとして夫婦でデスエロンに仕える身となったのだった。
完
2010年02月05日
アイドルコラージュ2異聞編01前編
というわけでお約束のSSです。
以前、当ブログでは公開せずに販売に廻しますから買ってくださいねーと、宣伝させて頂いたSSです。
わぁ、今読み返したら2008年の1月26日なんですねー。
その「宣伝」って。
なんと2年以上も昔・・・orz
あまりに日が経ってしまい、沙弥香のSSを楽しみにして下さっている「数少ない」読者様達に申し訳ないのでここに投下することにいたしました。
本当は全編一挙に投下したかったのですが、文字数制限にひっかかってしまいましたので2回に分けて投下いたします。
あ、ちなみに途中まではアイドルコラージュ2と同じです。
それではどうぞー。
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「市原君、ちょっといいかな」
ここは祐香の勤めるソフトウェアハウスのアプリケーション開発部。
開発部長の樺崎源次郎(かばさき げんじろう)が祐香を呼びつけた。
(うえっ・・・カバゴンが呼んでる・・・アタシ、何かやらかしたかしら?)
「あ、はいッ」
慌てた表情で樺崎に応える祐香。
デスエロンの改造人間となった祐香にとっては人間の上司など取るに足らない存在だ。
気に入らなければ今すぐにでもこの世から葬り去ってしまうことも可能である。
しかし、今は大命を仰せつかっている身、まだまだ大きな騒ぎを起こすわけにはゆかない。
秘密結社デスエロンは、このエリア一帯を我が物とするために、まずはこの町の警察機構を掌握する計画を進行中であった。
祐香も、この町を管轄している警察署の内情を探る諜報活動を展開していた。
夜な夜なブラッディヒルに変身し、警察署に忍び込んで機密情報をコピー。
そしてピンクプッシーに送信していたのだ。
軟体動物の祐香の体は、ほんの少しでも隙間があれば忍び込めてしまう。
さらに、熱センサにも検出されない粘液に包まれた体、監視カメラから消え去るカメレオンのような皮膚と、祐香の身体は諜報活動にも最適の能力を備えている。
そして祐香にはもう一つの重要な任務があった。
人間の姿でいるときのキャリアを活かし、人体改造ソフト「アイドルコラージュ」のバージョンアップを担っているのだ。
もちろん、優秀な同僚である美穂子の協力のもとに、である。
ここで騒ぎを起こして正体が知られようものなら、それらの活動に支障をきたすことは必定。
デスエロンの壮大な計画自体が水泡と帰す可能性もある。
ここは騒がず、ひとまずおとなしく言うことを聞いておいた方が良いだろう。
祐香はそう判断すると神妙な面持ちで部長席へと向かった。
「お呼びでしょうか、部長・・・」
「例のベータ版の不具合報告はどうしたんだ?私はまだ見せてもらってないぞ。
ソフトの試用開始からすでに10日は経っている。当然、報告書はまとめてあるんだろうな?」
いきなり威圧的な態度で上司風を吹かせる樺崎。
腹の突き出たメタボリックな体型の48歳。
大きく開いた鼻の穴をフゴフゴと鳴らし、カバゴンというあだ名がぴったりの脂ぎった形相で祐香を問い詰める。
「あッ・・・そ、それは・・・」
言葉に詰まる祐香。
カバゴンというあだ名はもちろん本人には知られていない。
が、ここのメンバーはみんな陰ではそう言っている。
外見的にも性格的にも、けっして好かれるタイプではないようだ。
そんな「嫌な上司の典型」である樺崎が、祐香を呼びつけてネチネチと説教を始めたというわけだ。
(チッ・・・ここのところずっとあっちの仕事に夢中になっていたからね・・・
こっちの報告書のこと、すっかり忘れていたわ・・参ったわ・・・
コイツに目を付けられると面倒なのよね・・・)
大嫌いな上司から自分の非を突かれ、祐香はギリリとほぞを噛む。
そんな祐香の表情の微妙な変化を、樺崎はハイエナのような嗅覚で敏感に感じ取る。
「なんだ、その顔は?自分が悪いんだろう?
とにかく今日中に報告書をまとめて提出するようにッ
私も君から報告書を受け取るまでは帰れないからなッ」
(くッ・・・このクソオヤジ・・・まったくムカつくわ・・・
ひと思いに殺してやろうかしら?)
祐香は内心に猛烈な殺意の炎を燃え上がらせたが、さすがにそれは適わず、ここは樺崎の命令通りその晩遅くまで残業をすることとなった。
*******************
「まだかね市原君?もう9時を回ったよ」
急かすように樺崎が尋ねる。
若手美人社員をネチネチと言葉でいたぶる ―
これが性悪上司の数少ない楽しみのうちの一つというところか。
「はい、申し訳ありません。今すぐ・・・」
祐香は書類をそろえて部長のデスクまで小走りに駆け寄る。
タイトスカートの中で輪郭が露わになる祐香の太ももを樺崎はジロジロと眺めている。
脂ぎったエロオヤジの本領発揮である。
部長席の前に立つと、祐香は樺崎の前に報告書を差し出した。
フンッと鼻を鳴らしながら、上目遣いのいやらしい表情でそれを受け取る樺崎。
「やっと出来たか、まったく今何時だと思っているんだ・・・
どれどれ、出来はどうかな?・・・ウッ!!」
報告書のページを2、3捲(めく)った樺崎は、突然うめき声を上げた。
それまで偉そうに自分のデスクに踏ん反り返っていた樺崎だったが、急に全身を硬直させたかと思うと、そのまま気を失って机に突っ伏してしまったのだ。
「やれやれ・・・ホント迷惑なカバなんだから・・・
ウフフ、お前たち、よくやったわ」
祐香は樺崎の足元を見下ろして言った。
見ると、樺崎の足首のあたりに何かがモゾモゾと蠢いている。
それは10匹ほどの巨大なヒルだった。
全長20センチはあろうかという巨大なヒルが、樺崎の足首から脹脛(ふくらはぎ)にかけてビッシリ貼りついている。
それらは、書類を差し出すときに祐香の股間の淫裂から放たれ、部長席の下を這い、そのまま樺崎の足首にまとわりついたのだ。
そして巨大なヒルたちは直ちに樺崎の血を吸い取り、代わりに祐香の体内で作られた特製の催眠薬を注入したのだった。
***************
「う・・・うん?・・・こ、ここは・・・?」
悪夢にうなされた様な声をあげ、樺崎が目覚める。
そこはヒンヤリと薄暗い地下室のような場所だった。
「フフフ、お目覚めのようね」
樺崎の枕元に祐香が立っていた。
祐香はボディラインが鮮やかに浮き出た黒尽くめのレオタードを着込み、両腕には肘まであるロンググローブをはめ、両脚には膝までを覆うロングブーツを履いている。
肩口にはショールのように真っ赤な巨大なヒルをまとわりつかせている。
「い、市原君?・・・なッ・・・こ、これは何だッ?」
祐香の異様な出で立ちもさることながら、樺崎は自分の置かれている状況に慄(おのの)いた。
なんと彼は全裸だったのだ。
そして、両手両足を金属製の枷(かせ)で固定され、円形の手術台のようなものに乗せられていたのだった。
その場から逃げようとギリギリと手足に力を込めてはみるが、腹の贅肉がブルブルと震えるばかりで、手枷や足枷はビクともしない。
もちろん、股間のブツを隠すこともままならない。
「い、いったい何なんだこれはッ!?い、市原君ッ!は、早くこれを解(ほど)きなさいッ!」
顔を赤らめながらも精一杯の虚勢を張り祐香に命令する樺崎
しかしその動揺は隠せない。
不気味な地下室、祐香の出で立ち、そして、全裸で手術台のようなものに固定されている我が身 ―
それらの状況が、樺崎に言いようの無い不安を呼び起こす。
「ウフフフ、会社一の嫌われ者もこうなるとなかなかカワイイものよね。
それに、なかなか立派なモノを持っているじゃない?」
ジュビュルッ・・・!!!
「ひっ?・・・い、市原君ッ!?」
樺先が素っ頓狂な声を上げるのも無理はない。
祐香が樺崎の股間にいきなりむしゃぶりついたのだ。
信じられない状況に眼を丸くして絶句する樺崎。
(こッ、これは夢かッ!?・・・市原君が私のモノを・・・・!!!)
唇を卑猥に捲れさせ、たっぷりと唾液を絡めた淫妖な舌を、樺崎の肉棒にまとわりつかせる祐香。
ジュピュッ!
ジュルジュルッ!
ビュジュジュジュジュッ!!
これでもかと卑猥な音を迸らせ、口の周りを唾液でヌトヌトにしながら祐香は舐りまくる。
どんな一流どころの商売女にも負けないような猥絶さで樺崎の肉塊に襲い掛かるのだ。
樺崎は最初こそ驚愕した様子を見せたが、送り込まれる至上の快楽に思わず腰が打ち震える。
もともと小心者の樺崎は言葉で部下をいたぶるようなことはあっても、セクハラなどできる度胸も器量も持ちえていない。
女性経験に至っては自分の妻以外は皆無である。
今日の残業にしても、祐香といっしょに居残っているのは、隙を見て何か悪さをしてやろうと思っていたわけではなく、そばでただジロジロと祐香のナイスバディを視姦して楽しんでやろうと企(たくら)んでいただけなのだ。
それがいきなり自分のモノを ―
社内でも美人と評判の高い市原祐香が自分のイチモツをしゃぶっているのだ。
心臓が張り裂けそうなほどの歓喜の波が樺崎に押し寄せたのは言うまでもない。
「や、やめないかッ!!市原君ッ!!」
心にもなく叫んでみせる樺崎。
しかし、その表情は緩みきり、腰はすでに祐香の喉奥めがけてピストン運動を始めている。
「ンフッ!!・・・クッフンッ!!・・・ンフフフフッ!!」
熱い吐息混じりに祐香が呻く。
艶かしい祐香の鼻息が、樺崎の幹に沿って吹き降ろす。
「くあぁぁッ・・・!!」
ジュボッ!!
キュッとすぼめた唇の肉にカリ首を引っ掛けながら軽く引き抜く祐香。
唾液の弾ける音がして樺崎の屹立の肉頭が露出する。
「あら、いいのかしら?やめちゃっても?
こんなラッキーなことそうそうないわよ?ウフフ・・・」
言いながら祐香は小指を立てた右手で樺崎の肉塊を上下に扱いている。
人差し指で尿道口を軽く小突いてもみせる。
ビクビクとした律動が祐香の手指に心地よい。
「クゥッ・・・そ、それは・・・」
否定できない快楽に翻弄され、樺崎はすでに祐香に逆らうことができない。
「フフフフ、いい子ね・・・
大人しくしていれば気持ちよくさせてあげるわよ、クスクス・・・」
ジュビュッ!!!
ジュビュルルルッ!!!!
「ガハァッ!!い、市原君ッ!!!・・・」
再び樺崎の肉棒を頬張る祐香。
卑猥な音が部屋中に響き渡る。
「あひぃ!」
まるで犯されているようなおぞましい声を上げる樺崎。
幹を取り巻く青筋はミミズのように太く腫れ上がり、肉頭は祐香の口の中でパンパンに膨れている。
もはや爆発寸前だ。
シュイーン・・・ッ
ふいに、部屋の入り口のドアが両サイドにスライドして開いた。
「はーい、先輩!?お楽しみのようですわね・・・
お生憎様ですけど、準備が出来ちゃいましたよ〜」
ドアの向こうからノートパソコンを手に人影が入ってくる。
「なッ・・・き、君は・・・?瀬澤君じゃないか・・・?
君まで、いったいどうして・・・?」
よく知った顔の登場に驚く樺崎。
その人物はなんと、市原祐香と同じ自分の部下である瀬澤美穂子ではないか。
彼女も祐香と同じように漆黒のレオタードに全身を包み、ロンググローブを嵌め、ロングブーツを履いている。
祐香と違う点は、青色に美しく輝く大蛇を肩から腰にかけて絡みつかせていることだった。
「ハァン・・・あら、もぉ?早いわねぇ・・・ウフフ・・・
カバゴンのお味、なかなかだったからちょっと夢中になっちゃったわ・・・
でも、準備が出来ちゃったのならしょうがないわねぇ・・・クスクス」
祐香は爆発寸前の樺崎の肉棒から手を離す。
樺崎にとっては生殺しに近い状態であったが、途端に現実が彼に襲い掛かり、そのイチモツは急速に萎え衰えてゆく。
そんな樺崎の様子をみて笑う美穂子。
「アハッ・・・どうしたの?さっきまであんなに威勢が良かったのに・・・?
アソコもカバゴンもどちらもションボリって感じネッ!」
プルルンッと巨乳をゆすって笑う美穂子。
全身レオタードに包まれたエロチックな姿で口元に手の甲を当てる仕草がひどく艶かしい。
そんな美穂子からノートパソコンを受け取り、手術台の脇に置く祐香。
「お前はあだ名の通りカバにしてあげたいところなんだけどね・・・
カバの能力なんて我らがデスエロンの役に立つかどうかわからないから、コラージュ先リストの中に無いのよ。
だからオマエはゴキブリにしてあげるわッ!ウフフフフッ!」
ニヤリと口元を歪ませ微笑みながらクルクルとホイールパッドを操る祐香。
笑った拍子に先ほどの樺崎の肉塊を咥えていたときのヨダレが口元からツツーッと垂れ、祐香の流れるような美しいラインの首筋を滴ってゆく。
樺崎には祐香の言っていることが全く理解できていない。
「お、オイッ!何を言っている?!この私をどうしようというのだ!
こ、これは犯罪だぞッ!」
つい先ほどまで祐香の舌技に情けない快楽の声を上げていたことも忘れ、罵声を張り上げる樺崎。
しかし祐香はまったく取り合わず、
「もぉ、カバゴンったらまだ自分の立場がわかっていないようねぇ、フフフッ・・・」
と、手の甲を口元に当てて妖しく笑う。
真っ黒なレオタードに覆われた二の腕と、同じく真っ黒なグローブに覆われた指先が美しい。
「ええ、まったくですわね、先輩、フフフフ・・・」
祐香の傍らで手術台を見下ろす美穂子もいっしょになって嘲り笑う。
「先輩、早く試してみてくださいよぉ、バージョンアップされた”アイドルコラージュ”を・・・
それにこの醜いオジサン、早くステキな生き物に変えてあげましょうよ、クスクスクス・・・」
美穂子は樺崎のような油ギッシュなデブ親父が大嫌いなのだ。
しかも今の樺崎は素っ裸である。
早く目の前からこの醜い生き物を消し去って欲しくてたまらないのだ。
「きッ、貴様らッ!私を愚弄する気かぁッ!?許さんッ!!絶対に許さんぞ!!・・・」
怒り心頭に発し怒鳴り散らす樺崎。
手枷・足枷がギリギリと軋(きし)む。
「それじゃ、さっそく始めましょうか?もうあとはクリックするだけよ、フフッ」
樺崎の怒鳴り声などものともせず、カチリと左クリックする祐香。
「これでいいわ・・・」
祐香はニヤリと口元を歪ませ、ディスプレイから樺崎のほうへと視線を移す。
「離せッ!このクソがッ!!・・・うっ!?
・・・・・・・・
ウゲェェェェッ!!!??」
途端に樺崎の全身に変化が現れた。
祐香のときとは違い、首が体から離れることはなしに、いきなり体に変化が現れたのだった。
でっぷりとした腹は急速に引き締まって行き、変わりに蛇腹のようなギザギザに変形し始める。
体全体が次第に平たくなり、全身が光沢のある茶色に変色してゆく。
「あッ!!あががッ・・・!!!」
バリッ・・・バリバリバリッ!!!
おぞましい音とともに、脇腹の肉を突き破って新しい2本の腕が生えてくる。
もとからあった両腕と両脚も、贅肉が無くなり筋肉質に引き締まってくる。
そして、膝と肘からそれぞれトゲのような突起を生やし、まるで昆虫のような関節を持った肢体へと変化してゆく。
すでに手足の指には鋭い鍵爪が並び、背中にはこげ茶色の薄い羽を生やしていた。
まさに樺崎の体は、巨大なゴキブリへと変わってゆくのだった。
「ふふふ、始まりましたね。それにしてもずいぶん早く効果が出るんですね。」
バージョンアップされた人体改造ソフト「アイドルコラージュ」の素晴らしい性能に眼を丸くする美穂子。
「ええ、プログラムサイズを工夫してモジュールを効率よく配置したからね。
従来からある機能もずいぶんとスピードアップしたはずよ。」
「さっすがぁ、祐香先輩ですわッ!」
次第に巨大なゴキブリへと変貌してゆく樺崎を前に、美穂子と祐香はそのプログラムの性能を冷静に評価している。
彼女らにとっては目の前で異形の存在となってゆく上司など、ただの実験材料でしかないのだろう。
「グゲッ!・・・グゲゲゲゲッ!!!」
樺崎の口から不気味なうめき声が続く。
すっかり変貌したそのボディに頭部が融合し始めたのだ。
顔面全体がこげ茶色に染まり、眼球がギョロギョロと動き回る。
動き回りながらボコッという音を立てて飛び出してくる眼球。
それはそのまま樺崎の顔の上部を覆い、巨大な複眼となった。
唇の周りからは何やらモゾモゾとした短いひげの様な味覚器官が生え、その先端には歯ブラシのような鞭毛がビッシリと埋め尽くしている。
髪の毛は全て抜け落ち、脂ぎった光沢を持つ外皮質に変貌してゆく。
眉間からは2本の長い触角が生えてきた。
その触角をフルフルと動かしながら樺崎は口を開いた。
「グゲッ!!!グゲゲゲッ!いい気分だぜッ!グゲゲゲゲッ!」
「あら、これは意外だわね・・・」
祐香が目の前に横たわる精悍な体つきの新しい怪人を見てつぶやいた。
「ちょっと・・・これがあのカバゴン?・・・すっごくカッコいいじゃないですか!?」
美穂子も目を丸くする。
あの脂ぎったメタボデブがこんな素敵な怪人になるとは思ってもみなかったのだ。
バキッ!!!
バリバリバリッ!!!
力任せに手枷足枷を引きちぎる樺崎。
この手術台の枷をいとも簡単に破壊するとは凄まじい力だ。
ゆっくりと上体を起こし、手術台の上から降りるゴキブリ型の改造人間。
すっくと立ち上がったその姿は、ゴキブリの動きの素早さを想像させるしなやかな筋肉に全身を覆われ、光沢のある美しいこげ茶色に包まれている。
「素晴らしいワ・・・アナタ、ホントにあのカバゴン?フフフ」
祐香が樺崎にゆっくりと歩み寄り、テラテラと美しく輝く胸板に手を当てた。
そして、その光沢のある皮質の感触を味わうように撫でさする。
「グゲゲゲゲッ!失礼な奴だなオマエはッ!オレ様の名前はデスエロンの改造人間ゴキブリブラウン!
これでオレも仲間だぜ!よろしくなッ!グゲゲゲゲッ!!」
ムニッ!!
言うより早く、ゴキブリブラウンと化した樺崎は、大きな声で笑いながら祐香の巨乳をそのピッチリとカラダに貼り付いたレオタードの上から鷲掴みにしていた。
「あんッ!!大胆ね・・・たいした変わりようじゃない?
フフフ、いいわ、今日はアナタの誕生祝いだからね・・・アタシもたっぷり楽しませて頂くわッ」
ゴキブリブラウンにグニグニと巨乳を揉みしだかれながら、熱い吐息混じりに祐香が呻く。
「ところで、こっちのほうもパワーアップしているのかしら?あはッ・・・」
ニュチャッ・・・!
・・・・・・・・
ヌチャヌチャヌチャッ・・・!
右手だけをブラッディヒルに変態させ、ゴキブリブラウンの股間へ伸ばす祐香。
軟体動物の肉質と化した祐香の手はローションのような粘液を大量に分泌し、卑猥な音を立てながらゴキブリブラウンの肉棒を握り締める。
見る見るうちに何倍にも膨張し、禍々しい造形の凶器と化してゆくゴキブリブラウンの肉棒。
もともと立派な持ち物をしていた樺崎であったが、改造人間となったことでますますパワーアップしたようだ。
屹立の先端はズキンズキンと膨縮を繰り返すおぞましい肉頭と化している。
女穴の中で凄まじい律動となって女を狂わす狂気の道具そのものだ。
「フフフ、凄いわ・・・こんなの入れられたら気が狂っちゃいそうね・・・」
祐香の声が期待で上ずっている。
すでにその表情はすっかり上気し、全身がピンク色に染まらんばかりだ。
「グゲゲゲゲッ!!もちろんだッ!たっぷり狂ってもらうぜッ!グゲゲッ!」
言うが早いか、胸から手を離すと、祐香の肩ぐらを掴んで後ろを向かせるゴキブリブラウン。
そのまま乱暴に手術台の上に手を突かせ、祐香の豊満な双臀を自分のほうに突き出させる。
そして、レオタードに包まれたままの祐香の秘唇を目掛け、正確無比に禍々しい肉塊を突き立てた。
グビュッ・・・!!
ズニュルッ・・・・!!!
グニュニュニュッ!!!!
ゴキブリブラウンの肉棒は祐香のレオタードを突き破り、あっという間に最奥に到達する。
膣内を埋め尽くし、子宮口を押し拡げ、肉頭の律動で祐香の女筒を掻き乱す。
「ひゃあんッ!!!すごいぃぃぃッ!!!いいわッ!ゴキブリブラウン!」
途端に淫絶なアへ顔に変貌し、歓喜の叫び声を上げる祐香。
「フフフッ!!!もっと突いてぇぇぇッ!!!!もっとグチョグチョにしてもイイわよぉぉッ!!!!」
いつの間にか、右手だけではなく臀部から太腿にかけてもブラッディヒルに変態している。
プルプルとした軟体動物の肉を震わせながら、自ら大きく腰を振っている。
凄まじい快楽の波に揉みこまれ、自らの意思とは関係なく細胞が歓喜に打ち震えているのだ。
「グゲゲゲゲッ!!たいそうな乱れようだなッ!オレのほうも最高だぜッ!
オマエの肉壷はすげぇ名器だッ!!グゲゲゲゲッ!!」
ピストン運動を繰り返すゴキブリブラウンの引き締まった腰が祐香の双臀に打ち据えられる。
そのたびに、ヒル肉質と化した臀部の表面からドロドロと粘液状の体液が分泌される。
それがそのまま祐香の豊満なヒップの谷間をつたい、ビチャビチャとゴキブリブラウンの肉棒に降りかかる。
その粘液を巻き込んで祐香の肉穴に出入りする肉槐。
それが最高の媚薬となってまた祐香を乱れさせる。
「うひゃぁぁぁんッ!!!す、すごいッ!ホントに気が狂いそうなくらいよッ!もっとッ!もっとよぉッ!」
祐香は眼をグリグリ動かして卑猥極まりない表情で辺りをはばからず嬌声をあげる。
「ちょっとぉッ!二人ともアタシを忘れていませんか?」
快楽の世界に没頭している二人にあきれる美穂子。
その声に、汗でべっとりと髪の毛が貼り付いた顔を上げる祐香。
手術台をはさんで反対側に美穂子が立っているのが見える。
腕を組み、不満そうな表情を浮かべてはいるが、乳首はコリコリに固く勃起し、すぐにでも蛇乳首に変態しそうな勢いだ。
巨乳を包み込む漆黒のレオタードの上からでもそのことが簡単に見て取れる。
太腿もモジモジとこすり合せ、あの部分がジットリと濡れているのは祐香の目から見ても明らかだ。
「あら、ウフフフ・・・妬いているの?美穂子・・・でも美穂子はカバゴンのこと大嫌いだったじゃない?
どういう風の吹き回しかしら?ウフフフフ・・・」
快楽の余韻の中、ハァハァと肩で息をしながら意地悪く微笑む祐香。
「あんッ、もぉッ!先輩のイジワルッ!」
口でそのようなことを言ってはいるが、二人は仲良くじゃれついているのだ。
「グゲゲゲゲッ!オレ様はもはや樺崎などという下らない生き物ではなくゴキブリブラウンだからなッ!
コイツがオレ様を見て欲情するのも無理もない、グゲゲゲゲッ!」
そう言いながら祐香の最奥深く貫いている自らの肉棒を、さらにねじ込むように腰をグラインドする。
ヒルのような柔らかさを持つ祐香の肉壷を味わいながら、上機嫌で笑うゴキブリブラウンだ。
「ンンッ!!イイッ!!・・・あはぁん・・・ゴキブリブラウンったら・・・
ごめんネェ美穂子・・・ちょっとやめられない気持ち良さなのよ・・・フフフ」
ゴキブリブラウンに突き上げられながら、祐香の腰まわりが歓喜に打ち震える。
全身の力が抜け、手術台の上に再び突っ伏してしまう。
そんな祐香の淫態を見せ付けられ、美穂子もいよいよ我慢が出来なくなってゆく。
「ああん・・・先輩ばっかりズルイわぁ・・・ウフフ、もうだめ・・・
ゴキブリブラウン?アタシの正体見せてあげる・・・もうとても我慢できないわ・・・ハァンッ!!!」
グニィッ!!!
・・・・・・・・・
グニグニグニィッッ・・・!!!
グニュグニュ・・・グニュゥッ!!!
美穂子は全身の疼きに耐え切れず、レオタードの上から自らの巨乳を揉みしだく。
握り潰さんばかりに激しくスクィージングするのだ。
グニグニと揉みこみながら次第に呆けた顔を晒してゆく。
ペロペロと舌を伸ばし始め、レオタードの上から絡みつかせた大蛇と融合してゆく。
グラマラスな全身が青く輝く美しい鱗に覆われ、美穂子はブルーアナコンダの正体を現した。
「フフフッ!アタシはデスエロンの女怪人ブルーアナコンダ!
これがアタシの本当の姿・・・ゴキブリブラウン、よろしくねッ!!」
耳まで裂け上がった口から覗く長い舌をチロチロと蠢かし、鋭い牙をむき出しにして妖艶にニヤリと微笑む。
巨乳の頂点から生える蛇乳首はすでに天を突くように反り返っている。
発情の極みだ。
「ホホゥ、オマエもたまらんボディだな・・・ブルーアナコンダか・・・ククク・・・
青い鱗の肌触りがさぞかし気持ちよさそうだ」
ゴキブリブラウンは祐香の軟体動物の肉質にも舌を巻いたが、ブルーアナコンダのヒンヤリと冷たげな鱗の味見も楽しみになってきた。
「あら、アタシのボディはどうなのよ、ゴキブリブラウン?」
手術台に上体を突っ伏したまま、グニャリと首だけを180度曲げ、ゴキブリブラウンを振り返る祐香。
「グゲゲゲ!我慢できずにすっかり変身しちまったようだなッ!」
ゴキブリブラウンの言うとおり、祐香はすでに全身ブラッディヒルと化していた。
最奥を貫かれる快楽に加え、目の前で美穂子がブルーアナコンダに変態し部屋中に淫臭を撒き散らしたことで祐香の脳内快楽花火が炸裂したようだ。
そんな祐香と美穂子を見比べ、ますます愉快そうに笑うゴキブリブラウン。
その腰の動きはさらに淫絶さを増し、祐香を苛(さいな)んでゆく。
「グゲゲゲゲッ!!!安心しろッ!!今夜は二人まとめて面倒見てやるッ!!!グゲゲゲゲッ!!!」
「「フフフ、嬉しいわ、よろしくねゴキブリブラウン」」
ブラッディヒルとブルーアナコンダの二人は声をそろえて秘唇から淫液をしとどに溢れさせる。
ブラッディヒルは貫かれたまま上半身をグニャリと反転させ、ゴキブリブラウンの逞しい胸板に自らの巨乳を押し付ける。
「ヒァッ!!・・・フフフ、ステキ・・・この蛇腹のようなギザギザがたまらないわ・・・ングッ!・・・」
ダラダラとヨダレを垂らし続ける口唇をゴキブリブラウンの唇に押し付け、濃厚なディープキスを繰り広げる。
そうかと思うとブルーアナコンダはゴキブリブラウンの後ろに回り背中にその巨乳を押し付ける。
舌を伸ばし、ブラッディヒルとの結合部分に溢れる粘液を舐め取りながら、同じようにシュルシュルと蛇乳首も伸ばして行く。
蛇乳首の伸びた先に待っているのはゴキブリブラウンの口元から生える髭のような味覚器官。
ゴキブリブラウンは待ってましたとばかりにブルーアナコンダの蛇乳首を味わい尽くす。
口ではブラッディヒルとディープキスをしながら、味覚器官でブルーアナコンダの蛇乳首を味わい尽す。
二人まとめて面倒見ると言った彼の言葉にウソはない。
こうして、3匹の異形の改造人間たちによる淫絶なる宴はいつ終わるともなく続いていった。
つづく
以前、当ブログでは公開せずに販売に廻しますから買ってくださいねーと、宣伝させて頂いたSSです。
わぁ、今読み返したら2008年の1月26日なんですねー。
その「宣伝」って。
なんと2年以上も昔・・・orz
あまりに日が経ってしまい、沙弥香のSSを楽しみにして下さっている「数少ない」読者様達に申し訳ないのでここに投下することにいたしました。
本当は全編一挙に投下したかったのですが、文字数制限にひっかかってしまいましたので2回に分けて投下いたします。
あ、ちなみに途中まではアイドルコラージュ2と同じです。
それではどうぞー。
*************************************
「市原君、ちょっといいかな」
ここは祐香の勤めるソフトウェアハウスのアプリケーション開発部。
開発部長の樺崎源次郎(かばさき げんじろう)が祐香を呼びつけた。
(うえっ・・・カバゴンが呼んでる・・・アタシ、何かやらかしたかしら?)
「あ、はいッ」
慌てた表情で樺崎に応える祐香。
デスエロンの改造人間となった祐香にとっては人間の上司など取るに足らない存在だ。
気に入らなければ今すぐにでもこの世から葬り去ってしまうことも可能である。
しかし、今は大命を仰せつかっている身、まだまだ大きな騒ぎを起こすわけにはゆかない。
秘密結社デスエロンは、このエリア一帯を我が物とするために、まずはこの町の警察機構を掌握する計画を進行中であった。
祐香も、この町を管轄している警察署の内情を探る諜報活動を展開していた。
夜な夜なブラッディヒルに変身し、警察署に忍び込んで機密情報をコピー。
そしてピンクプッシーに送信していたのだ。
軟体動物の祐香の体は、ほんの少しでも隙間があれば忍び込めてしまう。
さらに、熱センサにも検出されない粘液に包まれた体、監視カメラから消え去るカメレオンのような皮膚と、祐香の身体は諜報活動にも最適の能力を備えている。
そして祐香にはもう一つの重要な任務があった。
人間の姿でいるときのキャリアを活かし、人体改造ソフト「アイドルコラージュ」のバージョンアップを担っているのだ。
もちろん、優秀な同僚である美穂子の協力のもとに、である。
ここで騒ぎを起こして正体が知られようものなら、それらの活動に支障をきたすことは必定。
デスエロンの壮大な計画自体が水泡と帰す可能性もある。
ここは騒がず、ひとまずおとなしく言うことを聞いておいた方が良いだろう。
祐香はそう判断すると神妙な面持ちで部長席へと向かった。
「お呼びでしょうか、部長・・・」
「例のベータ版の不具合報告はどうしたんだ?私はまだ見せてもらってないぞ。
ソフトの試用開始からすでに10日は経っている。当然、報告書はまとめてあるんだろうな?」
いきなり威圧的な態度で上司風を吹かせる樺崎。
腹の突き出たメタボリックな体型の48歳。
大きく開いた鼻の穴をフゴフゴと鳴らし、カバゴンというあだ名がぴったりの脂ぎった形相で祐香を問い詰める。
「あッ・・・そ、それは・・・」
言葉に詰まる祐香。
カバゴンというあだ名はもちろん本人には知られていない。
が、ここのメンバーはみんな陰ではそう言っている。
外見的にも性格的にも、けっして好かれるタイプではないようだ。
そんな「嫌な上司の典型」である樺崎が、祐香を呼びつけてネチネチと説教を始めたというわけだ。
(チッ・・・ここのところずっとあっちの仕事に夢中になっていたからね・・・
こっちの報告書のこと、すっかり忘れていたわ・・参ったわ・・・
コイツに目を付けられると面倒なのよね・・・)
大嫌いな上司から自分の非を突かれ、祐香はギリリとほぞを噛む。
そんな祐香の表情の微妙な変化を、樺崎はハイエナのような嗅覚で敏感に感じ取る。
「なんだ、その顔は?自分が悪いんだろう?
とにかく今日中に報告書をまとめて提出するようにッ
私も君から報告書を受け取るまでは帰れないからなッ」
(くッ・・・このクソオヤジ・・・まったくムカつくわ・・・
ひと思いに殺してやろうかしら?)
祐香は内心に猛烈な殺意の炎を燃え上がらせたが、さすがにそれは適わず、ここは樺崎の命令通りその晩遅くまで残業をすることとなった。
*******************
「まだかね市原君?もう9時を回ったよ」
急かすように樺崎が尋ねる。
若手美人社員をネチネチと言葉でいたぶる ―
これが性悪上司の数少ない楽しみのうちの一つというところか。
「はい、申し訳ありません。今すぐ・・・」
祐香は書類をそろえて部長のデスクまで小走りに駆け寄る。
タイトスカートの中で輪郭が露わになる祐香の太ももを樺崎はジロジロと眺めている。
脂ぎったエロオヤジの本領発揮である。
部長席の前に立つと、祐香は樺崎の前に報告書を差し出した。
フンッと鼻を鳴らしながら、上目遣いのいやらしい表情でそれを受け取る樺崎。
「やっと出来たか、まったく今何時だと思っているんだ・・・
どれどれ、出来はどうかな?・・・ウッ!!」
報告書のページを2、3捲(めく)った樺崎は、突然うめき声を上げた。
それまで偉そうに自分のデスクに踏ん反り返っていた樺崎だったが、急に全身を硬直させたかと思うと、そのまま気を失って机に突っ伏してしまったのだ。
「やれやれ・・・ホント迷惑なカバなんだから・・・
ウフフ、お前たち、よくやったわ」
祐香は樺崎の足元を見下ろして言った。
見ると、樺崎の足首のあたりに何かがモゾモゾと蠢いている。
それは10匹ほどの巨大なヒルだった。
全長20センチはあろうかという巨大なヒルが、樺崎の足首から脹脛(ふくらはぎ)にかけてビッシリ貼りついている。
それらは、書類を差し出すときに祐香の股間の淫裂から放たれ、部長席の下を這い、そのまま樺崎の足首にまとわりついたのだ。
そして巨大なヒルたちは直ちに樺崎の血を吸い取り、代わりに祐香の体内で作られた特製の催眠薬を注入したのだった。
***************
「う・・・うん?・・・こ、ここは・・・?」
悪夢にうなされた様な声をあげ、樺崎が目覚める。
そこはヒンヤリと薄暗い地下室のような場所だった。
「フフフ、お目覚めのようね」
樺崎の枕元に祐香が立っていた。
祐香はボディラインが鮮やかに浮き出た黒尽くめのレオタードを着込み、両腕には肘まであるロンググローブをはめ、両脚には膝までを覆うロングブーツを履いている。
肩口にはショールのように真っ赤な巨大なヒルをまとわりつかせている。
「い、市原君?・・・なッ・・・こ、これは何だッ?」
祐香の異様な出で立ちもさることながら、樺崎は自分の置かれている状況に慄(おのの)いた。
なんと彼は全裸だったのだ。
そして、両手両足を金属製の枷(かせ)で固定され、円形の手術台のようなものに乗せられていたのだった。
その場から逃げようとギリギリと手足に力を込めてはみるが、腹の贅肉がブルブルと震えるばかりで、手枷や足枷はビクともしない。
もちろん、股間のブツを隠すこともままならない。
「い、いったい何なんだこれはッ!?い、市原君ッ!は、早くこれを解(ほど)きなさいッ!」
顔を赤らめながらも精一杯の虚勢を張り祐香に命令する樺崎
しかしその動揺は隠せない。
不気味な地下室、祐香の出で立ち、そして、全裸で手術台のようなものに固定されている我が身 ―
それらの状況が、樺崎に言いようの無い不安を呼び起こす。
「ウフフフ、会社一の嫌われ者もこうなるとなかなかカワイイものよね。
それに、なかなか立派なモノを持っているじゃない?」
ジュビュルッ・・・!!!
「ひっ?・・・い、市原君ッ!?」
樺先が素っ頓狂な声を上げるのも無理はない。
祐香が樺崎の股間にいきなりむしゃぶりついたのだ。
信じられない状況に眼を丸くして絶句する樺崎。
(こッ、これは夢かッ!?・・・市原君が私のモノを・・・・!!!)
唇を卑猥に捲れさせ、たっぷりと唾液を絡めた淫妖な舌を、樺崎の肉棒にまとわりつかせる祐香。
ジュピュッ!
ジュルジュルッ!
ビュジュジュジュジュッ!!
これでもかと卑猥な音を迸らせ、口の周りを唾液でヌトヌトにしながら祐香は舐りまくる。
どんな一流どころの商売女にも負けないような猥絶さで樺崎の肉塊に襲い掛かるのだ。
樺崎は最初こそ驚愕した様子を見せたが、送り込まれる至上の快楽に思わず腰が打ち震える。
もともと小心者の樺崎は言葉で部下をいたぶるようなことはあっても、セクハラなどできる度胸も器量も持ちえていない。
女性経験に至っては自分の妻以外は皆無である。
今日の残業にしても、祐香といっしょに居残っているのは、隙を見て何か悪さをしてやろうと思っていたわけではなく、そばでただジロジロと祐香のナイスバディを視姦して楽しんでやろうと企(たくら)んでいただけなのだ。
それがいきなり自分のモノを ―
社内でも美人と評判の高い市原祐香が自分のイチモツをしゃぶっているのだ。
心臓が張り裂けそうなほどの歓喜の波が樺崎に押し寄せたのは言うまでもない。
「や、やめないかッ!!市原君ッ!!」
心にもなく叫んでみせる樺崎。
しかし、その表情は緩みきり、腰はすでに祐香の喉奥めがけてピストン運動を始めている。
「ンフッ!!・・・クッフンッ!!・・・ンフフフフッ!!」
熱い吐息混じりに祐香が呻く。
艶かしい祐香の鼻息が、樺崎の幹に沿って吹き降ろす。
「くあぁぁッ・・・!!」
ジュボッ!!
キュッとすぼめた唇の肉にカリ首を引っ掛けながら軽く引き抜く祐香。
唾液の弾ける音がして樺崎の屹立の肉頭が露出する。
「あら、いいのかしら?やめちゃっても?
こんなラッキーなことそうそうないわよ?ウフフ・・・」
言いながら祐香は小指を立てた右手で樺崎の肉塊を上下に扱いている。
人差し指で尿道口を軽く小突いてもみせる。
ビクビクとした律動が祐香の手指に心地よい。
「クゥッ・・・そ、それは・・・」
否定できない快楽に翻弄され、樺崎はすでに祐香に逆らうことができない。
「フフフフ、いい子ね・・・
大人しくしていれば気持ちよくさせてあげるわよ、クスクス・・・」
ジュビュッ!!!
ジュビュルルルッ!!!!
「ガハァッ!!い、市原君ッ!!!・・・」
再び樺崎の肉棒を頬張る祐香。
卑猥な音が部屋中に響き渡る。
「あひぃ!」
まるで犯されているようなおぞましい声を上げる樺崎。
幹を取り巻く青筋はミミズのように太く腫れ上がり、肉頭は祐香の口の中でパンパンに膨れている。
もはや爆発寸前だ。
シュイーン・・・ッ
ふいに、部屋の入り口のドアが両サイドにスライドして開いた。
「はーい、先輩!?お楽しみのようですわね・・・
お生憎様ですけど、準備が出来ちゃいましたよ〜」
ドアの向こうからノートパソコンを手に人影が入ってくる。
「なッ・・・き、君は・・・?瀬澤君じゃないか・・・?
君まで、いったいどうして・・・?」
よく知った顔の登場に驚く樺崎。
その人物はなんと、市原祐香と同じ自分の部下である瀬澤美穂子ではないか。
彼女も祐香と同じように漆黒のレオタードに全身を包み、ロンググローブを嵌め、ロングブーツを履いている。
祐香と違う点は、青色に美しく輝く大蛇を肩から腰にかけて絡みつかせていることだった。
「ハァン・・・あら、もぉ?早いわねぇ・・・ウフフ・・・
カバゴンのお味、なかなかだったからちょっと夢中になっちゃったわ・・・
でも、準備が出来ちゃったのならしょうがないわねぇ・・・クスクス」
祐香は爆発寸前の樺崎の肉棒から手を離す。
樺崎にとっては生殺しに近い状態であったが、途端に現実が彼に襲い掛かり、そのイチモツは急速に萎え衰えてゆく。
そんな樺崎の様子をみて笑う美穂子。
「アハッ・・・どうしたの?さっきまであんなに威勢が良かったのに・・・?
アソコもカバゴンもどちらもションボリって感じネッ!」
プルルンッと巨乳をゆすって笑う美穂子。
全身レオタードに包まれたエロチックな姿で口元に手の甲を当てる仕草がひどく艶かしい。
そんな美穂子からノートパソコンを受け取り、手術台の脇に置く祐香。
「お前はあだ名の通りカバにしてあげたいところなんだけどね・・・
カバの能力なんて我らがデスエロンの役に立つかどうかわからないから、コラージュ先リストの中に無いのよ。
だからオマエはゴキブリにしてあげるわッ!ウフフフフッ!」
ニヤリと口元を歪ませ微笑みながらクルクルとホイールパッドを操る祐香。
笑った拍子に先ほどの樺崎の肉塊を咥えていたときのヨダレが口元からツツーッと垂れ、祐香の流れるような美しいラインの首筋を滴ってゆく。
樺崎には祐香の言っていることが全く理解できていない。
「お、オイッ!何を言っている?!この私をどうしようというのだ!
こ、これは犯罪だぞッ!」
つい先ほどまで祐香の舌技に情けない快楽の声を上げていたことも忘れ、罵声を張り上げる樺崎。
しかし祐香はまったく取り合わず、
「もぉ、カバゴンったらまだ自分の立場がわかっていないようねぇ、フフフッ・・・」
と、手の甲を口元に当てて妖しく笑う。
真っ黒なレオタードに覆われた二の腕と、同じく真っ黒なグローブに覆われた指先が美しい。
「ええ、まったくですわね、先輩、フフフフ・・・」
祐香の傍らで手術台を見下ろす美穂子もいっしょになって嘲り笑う。
「先輩、早く試してみてくださいよぉ、バージョンアップされた”アイドルコラージュ”を・・・
それにこの醜いオジサン、早くステキな生き物に変えてあげましょうよ、クスクスクス・・・」
美穂子は樺崎のような油ギッシュなデブ親父が大嫌いなのだ。
しかも今の樺崎は素っ裸である。
早く目の前からこの醜い生き物を消し去って欲しくてたまらないのだ。
「きッ、貴様らッ!私を愚弄する気かぁッ!?許さんッ!!絶対に許さんぞ!!・・・」
怒り心頭に発し怒鳴り散らす樺崎。
手枷・足枷がギリギリと軋(きし)む。
「それじゃ、さっそく始めましょうか?もうあとはクリックするだけよ、フフッ」
樺崎の怒鳴り声などものともせず、カチリと左クリックする祐香。
「これでいいわ・・・」
祐香はニヤリと口元を歪ませ、ディスプレイから樺崎のほうへと視線を移す。
「離せッ!このクソがッ!!・・・うっ!?
・・・・・・・・
ウゲェェェェッ!!!??」
途端に樺崎の全身に変化が現れた。
祐香のときとは違い、首が体から離れることはなしに、いきなり体に変化が現れたのだった。
でっぷりとした腹は急速に引き締まって行き、変わりに蛇腹のようなギザギザに変形し始める。
体全体が次第に平たくなり、全身が光沢のある茶色に変色してゆく。
「あッ!!あががッ・・・!!!」
バリッ・・・バリバリバリッ!!!
おぞましい音とともに、脇腹の肉を突き破って新しい2本の腕が生えてくる。
もとからあった両腕と両脚も、贅肉が無くなり筋肉質に引き締まってくる。
そして、膝と肘からそれぞれトゲのような突起を生やし、まるで昆虫のような関節を持った肢体へと変化してゆく。
すでに手足の指には鋭い鍵爪が並び、背中にはこげ茶色の薄い羽を生やしていた。
まさに樺崎の体は、巨大なゴキブリへと変わってゆくのだった。
「ふふふ、始まりましたね。それにしてもずいぶん早く効果が出るんですね。」
バージョンアップされた人体改造ソフト「アイドルコラージュ」の素晴らしい性能に眼を丸くする美穂子。
「ええ、プログラムサイズを工夫してモジュールを効率よく配置したからね。
従来からある機能もずいぶんとスピードアップしたはずよ。」
「さっすがぁ、祐香先輩ですわッ!」
次第に巨大なゴキブリへと変貌してゆく樺崎を前に、美穂子と祐香はそのプログラムの性能を冷静に評価している。
彼女らにとっては目の前で異形の存在となってゆく上司など、ただの実験材料でしかないのだろう。
「グゲッ!・・・グゲゲゲゲッ!!!」
樺崎の口から不気味なうめき声が続く。
すっかり変貌したそのボディに頭部が融合し始めたのだ。
顔面全体がこげ茶色に染まり、眼球がギョロギョロと動き回る。
動き回りながらボコッという音を立てて飛び出してくる眼球。
それはそのまま樺崎の顔の上部を覆い、巨大な複眼となった。
唇の周りからは何やらモゾモゾとした短いひげの様な味覚器官が生え、その先端には歯ブラシのような鞭毛がビッシリと埋め尽くしている。
髪の毛は全て抜け落ち、脂ぎった光沢を持つ外皮質に変貌してゆく。
眉間からは2本の長い触角が生えてきた。
その触角をフルフルと動かしながら樺崎は口を開いた。
「グゲッ!!!グゲゲゲッ!いい気分だぜッ!グゲゲゲゲッ!」
「あら、これは意外だわね・・・」
祐香が目の前に横たわる精悍な体つきの新しい怪人を見てつぶやいた。
「ちょっと・・・これがあのカバゴン?・・・すっごくカッコいいじゃないですか!?」
美穂子も目を丸くする。
あの脂ぎったメタボデブがこんな素敵な怪人になるとは思ってもみなかったのだ。
バキッ!!!
バリバリバリッ!!!
力任せに手枷足枷を引きちぎる樺崎。
この手術台の枷をいとも簡単に破壊するとは凄まじい力だ。
ゆっくりと上体を起こし、手術台の上から降りるゴキブリ型の改造人間。
すっくと立ち上がったその姿は、ゴキブリの動きの素早さを想像させるしなやかな筋肉に全身を覆われ、光沢のある美しいこげ茶色に包まれている。
「素晴らしいワ・・・アナタ、ホントにあのカバゴン?フフフ」
祐香が樺崎にゆっくりと歩み寄り、テラテラと美しく輝く胸板に手を当てた。
そして、その光沢のある皮質の感触を味わうように撫でさする。
「グゲゲゲゲッ!失礼な奴だなオマエはッ!オレ様の名前はデスエロンの改造人間ゴキブリブラウン!
これでオレも仲間だぜ!よろしくなッ!グゲゲゲゲッ!!」
ムニッ!!
言うより早く、ゴキブリブラウンと化した樺崎は、大きな声で笑いながら祐香の巨乳をそのピッチリとカラダに貼り付いたレオタードの上から鷲掴みにしていた。
「あんッ!!大胆ね・・・たいした変わりようじゃない?
フフフ、いいわ、今日はアナタの誕生祝いだからね・・・アタシもたっぷり楽しませて頂くわッ」
ゴキブリブラウンにグニグニと巨乳を揉みしだかれながら、熱い吐息混じりに祐香が呻く。
「ところで、こっちのほうもパワーアップしているのかしら?あはッ・・・」
ニュチャッ・・・!
・・・・・・・・
ヌチャヌチャヌチャッ・・・!
右手だけをブラッディヒルに変態させ、ゴキブリブラウンの股間へ伸ばす祐香。
軟体動物の肉質と化した祐香の手はローションのような粘液を大量に分泌し、卑猥な音を立てながらゴキブリブラウンの肉棒を握り締める。
見る見るうちに何倍にも膨張し、禍々しい造形の凶器と化してゆくゴキブリブラウンの肉棒。
もともと立派な持ち物をしていた樺崎であったが、改造人間となったことでますますパワーアップしたようだ。
屹立の先端はズキンズキンと膨縮を繰り返すおぞましい肉頭と化している。
女穴の中で凄まじい律動となって女を狂わす狂気の道具そのものだ。
「フフフ、凄いわ・・・こんなの入れられたら気が狂っちゃいそうね・・・」
祐香の声が期待で上ずっている。
すでにその表情はすっかり上気し、全身がピンク色に染まらんばかりだ。
「グゲゲゲゲッ!!もちろんだッ!たっぷり狂ってもらうぜッ!グゲゲッ!」
言うが早いか、胸から手を離すと、祐香の肩ぐらを掴んで後ろを向かせるゴキブリブラウン。
そのまま乱暴に手術台の上に手を突かせ、祐香の豊満な双臀を自分のほうに突き出させる。
そして、レオタードに包まれたままの祐香の秘唇を目掛け、正確無比に禍々しい肉塊を突き立てた。
グビュッ・・・!!
ズニュルッ・・・・!!!
グニュニュニュッ!!!!
ゴキブリブラウンの肉棒は祐香のレオタードを突き破り、あっという間に最奥に到達する。
膣内を埋め尽くし、子宮口を押し拡げ、肉頭の律動で祐香の女筒を掻き乱す。
「ひゃあんッ!!!すごいぃぃぃッ!!!いいわッ!ゴキブリブラウン!」
途端に淫絶なアへ顔に変貌し、歓喜の叫び声を上げる祐香。
「フフフッ!!!もっと突いてぇぇぇッ!!!!もっとグチョグチョにしてもイイわよぉぉッ!!!!」
いつの間にか、右手だけではなく臀部から太腿にかけてもブラッディヒルに変態している。
プルプルとした軟体動物の肉を震わせながら、自ら大きく腰を振っている。
凄まじい快楽の波に揉みこまれ、自らの意思とは関係なく細胞が歓喜に打ち震えているのだ。
「グゲゲゲゲッ!!たいそうな乱れようだなッ!オレのほうも最高だぜッ!
オマエの肉壷はすげぇ名器だッ!!グゲゲゲゲッ!!」
ピストン運動を繰り返すゴキブリブラウンの引き締まった腰が祐香の双臀に打ち据えられる。
そのたびに、ヒル肉質と化した臀部の表面からドロドロと粘液状の体液が分泌される。
それがそのまま祐香の豊満なヒップの谷間をつたい、ビチャビチャとゴキブリブラウンの肉棒に降りかかる。
その粘液を巻き込んで祐香の肉穴に出入りする肉槐。
それが最高の媚薬となってまた祐香を乱れさせる。
「うひゃぁぁぁんッ!!!す、すごいッ!ホントに気が狂いそうなくらいよッ!もっとッ!もっとよぉッ!」
祐香は眼をグリグリ動かして卑猥極まりない表情で辺りをはばからず嬌声をあげる。
「ちょっとぉッ!二人ともアタシを忘れていませんか?」
快楽の世界に没頭している二人にあきれる美穂子。
その声に、汗でべっとりと髪の毛が貼り付いた顔を上げる祐香。
手術台をはさんで反対側に美穂子が立っているのが見える。
腕を組み、不満そうな表情を浮かべてはいるが、乳首はコリコリに固く勃起し、すぐにでも蛇乳首に変態しそうな勢いだ。
巨乳を包み込む漆黒のレオタードの上からでもそのことが簡単に見て取れる。
太腿もモジモジとこすり合せ、あの部分がジットリと濡れているのは祐香の目から見ても明らかだ。
「あら、ウフフフ・・・妬いているの?美穂子・・・でも美穂子はカバゴンのこと大嫌いだったじゃない?
どういう風の吹き回しかしら?ウフフフフ・・・」
快楽の余韻の中、ハァハァと肩で息をしながら意地悪く微笑む祐香。
「あんッ、もぉッ!先輩のイジワルッ!」
口でそのようなことを言ってはいるが、二人は仲良くじゃれついているのだ。
「グゲゲゲゲッ!オレ様はもはや樺崎などという下らない生き物ではなくゴキブリブラウンだからなッ!
コイツがオレ様を見て欲情するのも無理もない、グゲゲゲゲッ!」
そう言いながら祐香の最奥深く貫いている自らの肉棒を、さらにねじ込むように腰をグラインドする。
ヒルのような柔らかさを持つ祐香の肉壷を味わいながら、上機嫌で笑うゴキブリブラウンだ。
「ンンッ!!イイッ!!・・・あはぁん・・・ゴキブリブラウンったら・・・
ごめんネェ美穂子・・・ちょっとやめられない気持ち良さなのよ・・・フフフ」
ゴキブリブラウンに突き上げられながら、祐香の腰まわりが歓喜に打ち震える。
全身の力が抜け、手術台の上に再び突っ伏してしまう。
そんな祐香の淫態を見せ付けられ、美穂子もいよいよ我慢が出来なくなってゆく。
「ああん・・・先輩ばっかりズルイわぁ・・・ウフフ、もうだめ・・・
ゴキブリブラウン?アタシの正体見せてあげる・・・もうとても我慢できないわ・・・ハァンッ!!!」
グニィッ!!!
・・・・・・・・・
グニグニグニィッッ・・・!!!
グニュグニュ・・・グニュゥッ!!!
美穂子は全身の疼きに耐え切れず、レオタードの上から自らの巨乳を揉みしだく。
握り潰さんばかりに激しくスクィージングするのだ。
グニグニと揉みこみながら次第に呆けた顔を晒してゆく。
ペロペロと舌を伸ばし始め、レオタードの上から絡みつかせた大蛇と融合してゆく。
グラマラスな全身が青く輝く美しい鱗に覆われ、美穂子はブルーアナコンダの正体を現した。
「フフフッ!アタシはデスエロンの女怪人ブルーアナコンダ!
これがアタシの本当の姿・・・ゴキブリブラウン、よろしくねッ!!」
耳まで裂け上がった口から覗く長い舌をチロチロと蠢かし、鋭い牙をむき出しにして妖艶にニヤリと微笑む。
巨乳の頂点から生える蛇乳首はすでに天を突くように反り返っている。
発情の極みだ。
「ホホゥ、オマエもたまらんボディだな・・・ブルーアナコンダか・・・ククク・・・
青い鱗の肌触りがさぞかし気持ちよさそうだ」
ゴキブリブラウンは祐香の軟体動物の肉質にも舌を巻いたが、ブルーアナコンダのヒンヤリと冷たげな鱗の味見も楽しみになってきた。
「あら、アタシのボディはどうなのよ、ゴキブリブラウン?」
手術台に上体を突っ伏したまま、グニャリと首だけを180度曲げ、ゴキブリブラウンを振り返る祐香。
「グゲゲゲ!我慢できずにすっかり変身しちまったようだなッ!」
ゴキブリブラウンの言うとおり、祐香はすでに全身ブラッディヒルと化していた。
最奥を貫かれる快楽に加え、目の前で美穂子がブルーアナコンダに変態し部屋中に淫臭を撒き散らしたことで祐香の脳内快楽花火が炸裂したようだ。
そんな祐香と美穂子を見比べ、ますます愉快そうに笑うゴキブリブラウン。
その腰の動きはさらに淫絶さを増し、祐香を苛(さいな)んでゆく。
「グゲゲゲゲッ!!!安心しろッ!!今夜は二人まとめて面倒見てやるッ!!!グゲゲゲゲッ!!!」
「「フフフ、嬉しいわ、よろしくねゴキブリブラウン」」
ブラッディヒルとブルーアナコンダの二人は声をそろえて秘唇から淫液をしとどに溢れさせる。
ブラッディヒルは貫かれたまま上半身をグニャリと反転させ、ゴキブリブラウンの逞しい胸板に自らの巨乳を押し付ける。
「ヒァッ!!・・・フフフ、ステキ・・・この蛇腹のようなギザギザがたまらないわ・・・ングッ!・・・」
ダラダラとヨダレを垂らし続ける口唇をゴキブリブラウンの唇に押し付け、濃厚なディープキスを繰り広げる。
そうかと思うとブルーアナコンダはゴキブリブラウンの後ろに回り背中にその巨乳を押し付ける。
舌を伸ばし、ブラッディヒルとの結合部分に溢れる粘液を舐め取りながら、同じようにシュルシュルと蛇乳首も伸ばして行く。
蛇乳首の伸びた先に待っているのはゴキブリブラウンの口元から生える髭のような味覚器官。
ゴキブリブラウンは待ってましたとばかりにブルーアナコンダの蛇乳首を味わい尽くす。
口ではブラッディヒルとディープキスをしながら、味覚器官でブルーアナコンダの蛇乳首を味わい尽す。
二人まとめて面倒見ると言った彼の言葉にウソはない。
こうして、3匹の異形の改造人間たちによる淫絶なる宴はいつ終わるともなく続いていった。
つづく
2010年01月30日
生存報告
沙弥香はやっぱ変態なので、普通のセックスじゃ萌えませんねー。
あ、ごめんなさいww
皆様あけましておめでとうございます。
なんとか1月中にご挨拶ができました。
そして8ヶ月ぶりの更新でございます。
実は、沙弥香の人生始まって以来の大きな出来事がありまして・・・
昨年はそれに翻弄された一年間となってしまいました。
というのも、昨年の2月に沙弥香の働いている会社の沙弥香の部署が、事業部ごと外資系の別会社に売られてしまったのですぅぅぅ!
それ以来、新しい会社のルールと我々のもともとの会社のルールの統合に手を焼き、さらにもちろん外資系ですから会議はほとんど英語になってしまいましたし、毎日誰かしら本社からの外人さん(沙弥香の嫌いなアメリカ人)がウロウロしています・・・orz
そんなこんなで会社に振り回され、ずーっと更新する余裕がありませんでした。
などという言い訳はこれぐらいにしてww
話をもとに戻しますね。
普通のセックスじゃ萌えない沙弥香の嗜好はというと、
1.悪堕ち
2.調教による快楽堕ち
3.寝取られ
4.強制性転換の後、快楽堕ち
5.改造や魔力などによる異形化の後、快楽堕ち
などなどですねー。
あ、ちなみにこれらは好きな順番ではありません。
どれも大好きなのでww
普通に男女が絡んでいるのであれば、その女性のほうは強制性転換された元男性でなければなりませんし、女性がセックスしている描写があれば、その後魔人や怪人に変態してもらわなければなりませんww
そんな嗜好に塗れて沙弥香のSSたちは出来ています。
そろそろ新しいSSを投下します。
ずいぶん間が開いてしまっているので違和感ありありかも知れませんが。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
あ、ごめんなさいww
皆様あけましておめでとうございます。
なんとか1月中にご挨拶ができました。
そして8ヶ月ぶりの更新でございます。
実は、沙弥香の人生始まって以来の大きな出来事がありまして・・・
昨年はそれに翻弄された一年間となってしまいました。
というのも、昨年の2月に沙弥香の働いている会社の沙弥香の部署が、事業部ごと外資系の別会社に売られてしまったのですぅぅぅ!
それ以来、新しい会社のルールと我々のもともとの会社のルールの統合に手を焼き、さらにもちろん外資系ですから会議はほとんど英語になってしまいましたし、毎日誰かしら本社からの外人さん(沙弥香の嫌いなアメリカ人)がウロウロしています・・・orz
そんなこんなで会社に振り回され、ずーっと更新する余裕がありませんでした。
などという言い訳はこれぐらいにしてww
話をもとに戻しますね。
普通のセックスじゃ萌えない沙弥香の嗜好はというと、
1.悪堕ち
2.調教による快楽堕ち
3.寝取られ
4.強制性転換の後、快楽堕ち
5.改造や魔力などによる異形化の後、快楽堕ち
などなどですねー。
あ、ちなみにこれらは好きな順番ではありません。
どれも大好きなのでww
普通に男女が絡んでいるのであれば、その女性のほうは強制性転換された元男性でなければなりませんし、女性がセックスしている描写があれば、その後魔人や怪人に変態してもらわなければなりませんww
そんな嗜好に塗れて沙弥香のSSたちは出来ています。
そろそろ新しいSSを投下します。
ずいぶん間が開いてしまっているので違和感ありありかも知れませんが。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2009年05月29日
ナメクジ女母娘のカラミ(イラスト)
2009年01月24日
ダイエット(IC06) その4
4.
「ペニペニペニ〜ッ!さぁ、オマエは何者だ?言ってみるがいいッ!ペニペニペニ〜ッ!」
先生にそう促されたあたしという存在は、すでに一人の人間ではなかった ―
「ニクニクニクゥゥンッ!!あたしはデスエロンの女魔怪人、ミートアメーバですわッ!ブラックペニス様!このような素敵な体に改造してくださり感謝いたしますわッ!ニクニクニクゥゥゥンッ!!!」
そう、あたしは全身がアメーバのような肉質でどんな姿形にも変幻自在の女魔怪人、ミートアメーバ。
そして、このお方は我らがデスエロンの幹部、ブラックペニス様なのだ。
すっかり変貌を遂げたあたしは、歓喜の極みに嬌声を上げ、我が肉の絨毯をブラックペニス様の目の前に大きく広げて見せる。
あたしの大脳皮質は、ブラックペニス様の全身に無数に生える陰茎を見せ付けられ、さらなる淫狂の極致へと暴走し始める。
そうしてあたしの全身は、悦楽の極みを貪るのにぴったりの肉体へとさらに変態するのだ。
大きく広げたアメーバ状の肉のベールはそのままに、ブラックペニス様の肉棒を扱いている自分の両手をグニグニと変形させる。
あたしの指は10本、20本と分かれてゆき、そのまま肩の付け根まで裂けるように細く分かれてゆく。
それらを駆使して愛しいブラックペニス様の全身の肉棒に絡みつかせる。
「ペニペニペニ〜ッ!!グフフフッ!!すごいぞッ!!久しぶりに全身オルガだッ!!」
ドピュッ!!!
・ ・・・・・・
ドピュルルルルルルルッ!!!
凄まじい音を上げて全身から白濁液を噴きあげるブラックペニス様。
うふふ、どうやらさすがのブラックペニス様も、あたしの全身肉の愛撫には我慢が出来なかったようね。
ああん・・・すごい・・・
この世のものとも思えない淫蕩な匂いがこの診療所の中いっぱいに充満しているワ・・・
ビチャビチャと音を立ててドロドロの白濁液があたしの全身にふりかかる。
それが潤滑液となりあたしをますます興奮させる。
さらなる快楽を貪るため、あたしの大脳は再び全身へと変形指令を出す。
モコモコとあたしの全身から突起物が現れる。
それはニュルニュルと、まるでブラックペニス様の肉棒のように延びてゆく。
伸びきったところでそれぞれの先端がパックリと分かれる。
まるでラッパのような吸引口を先端に持つ無数の触手と化したのだ。
ウフフフ・・・この触手たちを駆使して、あたしは全身に浴びたブラックペニス様のありがたき白濁をすするのよ。
ジュルジュル・・・ズズズズズッ!!
ああー、なんて甘美なお味なのかしら・・・
「ペニペニペニィィ・・・どうだ?俺様の特濃ザーメンの味は?」
「あはぁ・・・最高でございますワ・・・ああん、もっと・・・」
もちろん、自分の全身をすすりつくした後は、全ての触手でブラックペニス様の肉棒を口唇愛撫するのだ。
ジュボッ・・・!!
ジュチュッ・・・チュボボボボッ!!
たまらない・・・なんて素晴らしいお味なのかしら・・・
うっとりしているあたしにブラックペニス様も歓喜の表情で応えてくださる。
「うおおおおッ!今度は全身フェラかッ!どこまでもやるなこやつッ!ペニペニペニィィィ!!」
射精直後の敏感な肉頭を刺激され、たまらず全身を激しく痙攣させるブラックペニス様。
あたしはその律動を舌先に感じ、痺れるような味覚にうっとりとブラックペニス様を見つめた。
見つめていると、あたしの眼球はボッコリと飛び出し、ウニュニュとナメクジの触角のように伸びてゆく。
そしてその先端に、それまでの10倍ほどもあるよな大きさに膨れ上がった眼球がバッチリと目をあけるたのだ。
その熱い眼差しでブラックペニス様の全身を見つめて差し上げる。
すると、あたしの口唇愛撫のあまりの刺激にさすがに精根尽き果ててグンニャリとなってしまったブラックペニス様の肉棒たちは、たちまちのうちに活力を取り戻し、再びビンビンに逞しく聳え立っていくのだ。
「ペニペニペニィィィッ!たまらんゾッ!オマエが相手ならいくらでもイケそうだッ!
ミートアメーバよ!これでオマエも我らがデスエロンの女魔怪人だなッ!
これからは我らがデスエロンに忠誠を誓い、その身を捧げて尽くすのだッ!よいなッ!」
全身の肉棒をギンギンに硬直させ、その全ての先端からトロトロと先走り汁を垂らしながら、ブラックペニス様があたしに命ずる。
ミートアメーバ・・・
ホントに素敵な名前だわ・・・ウフフ・・・
あたしにとって、太っているだのやせているだの、もはや関係のないことよ、くだらない―
あたしはこれまでの自分という存在に別れを告げたのだ。
今のあたしは自由自在に自分の姿形を変えられる肉の女魔怪人ミートアメーバなのだ。
ブラックペニス様の肉棒にウジュウジュと音をたてて触手を絡みつかせながら、あたしの全身の肉はオゾオゾと蠢き出す。
ピシッ・・・!!
そして体の中心に大きな縦スジの亀裂がバックリと口を開けた。
そう、あたしは自分自身を極上の「名器」に変形させたのだ。
全身でブラックペニス様を飲み込み、愛撫するのだ。
あたしはその亀裂の内側の肉襞を、ブラックペニス様の全身にねっとりと絡ませるように挟み込む。
「ペニペニペニィ〜!うぉぉぉ!?・・・まさかこれほどとはっ!」
挟み込んだまま、肉襞をうねうねと蠕動させる。
ブラックペニス様の全身の肉棒は、あたしの肉襞に一本残らず翻弄されるのだ。
サーモンピンクのあたしの肉が、肉頭にグニグニと押し付けられる。
すぐにブラックペニス様の肉頭からは特濃の先走り汁が溢れ出す。
それはあたしの愛液と混ざり合い、あたりに素敵な淫臭がふんぷんと充満してゆく。
「うふふふ、さすがブラックペニス様ですわ。これでまた一人、素敵な仲間が増えましたわね。」
受付のほうからそんな声が近づいてきた。
あたしは愛しいブラックペニス様の全身をしっかりと挟み込んだまま、グニュリと首だけを回転させ、その声の主のほうを振り返った。
「ジュクジュクジュク〜!!お楽しみのお二人を見ていたらあたしも我慢が出来なくなってしまいましたわ、ウフフフフ・・・」
そこには全身に卑猥な淫唇を持った一人のおぞましい女魔怪人が立っていた。
パクパクと口を閉じ開くその淫らな亀裂からはドクドクと愛液を垂れ流している。
まぁ、すごい・・・この人・・・なんて素敵なおぞましさなのかしら・・・
あたしは「その人」のあまりに淫猥でグロテスクな異形の美に、思わずブラックペニス様を愛撫している蠕動を緩めてしまったほどだった。
「ジュクジュクジュク〜、あたしはピンクプッシィ、あたしもブラックペニス様の忠実なしもべなのよ。
ミートアメーバ、ようこそ我らがデスエロンへ・・・ウフフフフ・・・」
まぁ・・・
嬉しいわ・・・
こんな素敵な女魔怪人があたしの仲間だなんて―
嬉しくなってますますカラダを変形させるあたし。
「ペニペニペニ〜!改造ソフト“アイドルコラージュ”による「人類コラージュ計画」はすでに軌道に乗っている。あちらはこのままダークアイズ以下、ブラッディヒルやブルーアナコンダ達に任せておけばよい。我らはさらに新しい計画をスタートさせたのだ!ガハハハハッ!」
ああん、その「計画」で最初に改造されたのがあたしだったっていうわけね・・・
光栄だわぁ・・・
「うふふ、そのとおりですわ、ブラックペニス様。まずは一人・・・それにしても大成功ですわね。」
大成功ですって・・・うふふ
あたしはグニグニと肉襞をうごめかしながら、ピンクプッシィの言葉に酔い痴れていた。
「ペニペニペニィ〜、まったくだ!ミートアメーバよ!われらは診察と称してこの町の住人の適性をチェックしていたのだ。そして、デスエロンの改造人間にふさわしい適性を持った人間はオマエが初めてだったというわけだ!ガハハハハ!それにしてもとんだ逸材が手に入ったわ!」
あはぁん・・・ブラックペニス様まで・・・なんて嬉しいお言葉かしら?
「ニクニクニクゥゥ〜ン・・・ありがたき幸せ・・・もったいないお言葉でございますわ、ブラックペニス様」
あたしは、その言葉にたまらなくなり、ブラックペニス様を挟み込んだまま、自らのベロを極太の肉棒に変形させる。
そしてそれをグニグニと伸ばし、素敵なピンクプッシィの口へとねじ込んだ。
ンボォッッッ!!!
「むぐぅ!!・・・やるわねッ、ミートアメーバ!ジュックーンッ!!
ウフフ、いいわッ!もっとグジョグジョにあたしのおマンコの全てにぶち込んでちょうだい!!」
すぐにピンクプッシィの全身の陰唇がニッチャリという淫激な音をたてて全開した。
ブハァっと、これまで以上に憂淫な淫臭がピンクプッシィの全身から立ち込める。
たまらないセリフ・・・
ピンクプッシィのその言葉に、あたしはますます発情し、ぶち込んでいた肉棒を二つ、三つと枝分かれさせ、今か今かと待ち受けているピンクプッシィの全身の蜜裂に一本残らずねじ込んであげた。
「ジュックゥゥゥンッ!!!ジュクジュクジュックーンッ!!ひあぁぁ!!いいわッ!たまらないわッ!
すごいわッ!ミートアメーバ!あなた凄すぎるわッ!いいッ!いいわぁッ!!」
ガクガクと全身を痙攣させて、ピンクプッシィの全身の淫裂から潮吹きが始まる。
それをピチャピチャと全身に浴び、無数の肉棒の先端からはピンクプッシィの淫裂を、そして陰唇と化したあたしのボディ全体からは愛しのブラックペニス様の肉の突起の全てを、それぞれ狂激に感じ取る。そうして、女魔怪人に改造された我が身をあらためて眺めながら、あたしは至福の思いに浸るのだった。
ああん・・・さ・い・こ・ぉ・・・
完
「ペニペニペニ〜ッ!さぁ、オマエは何者だ?言ってみるがいいッ!ペニペニペニ〜ッ!」
先生にそう促されたあたしという存在は、すでに一人の人間ではなかった ―
「ニクニクニクゥゥンッ!!あたしはデスエロンの女魔怪人、ミートアメーバですわッ!ブラックペニス様!このような素敵な体に改造してくださり感謝いたしますわッ!ニクニクニクゥゥゥンッ!!!」
そう、あたしは全身がアメーバのような肉質でどんな姿形にも変幻自在の女魔怪人、ミートアメーバ。
そして、このお方は我らがデスエロンの幹部、ブラックペニス様なのだ。
すっかり変貌を遂げたあたしは、歓喜の極みに嬌声を上げ、我が肉の絨毯をブラックペニス様の目の前に大きく広げて見せる。
あたしの大脳皮質は、ブラックペニス様の全身に無数に生える陰茎を見せ付けられ、さらなる淫狂の極致へと暴走し始める。
そうしてあたしの全身は、悦楽の極みを貪るのにぴったりの肉体へとさらに変態するのだ。
大きく広げたアメーバ状の肉のベールはそのままに、ブラックペニス様の肉棒を扱いている自分の両手をグニグニと変形させる。
あたしの指は10本、20本と分かれてゆき、そのまま肩の付け根まで裂けるように細く分かれてゆく。
それらを駆使して愛しいブラックペニス様の全身の肉棒に絡みつかせる。
「ペニペニペニ〜ッ!!グフフフッ!!すごいぞッ!!久しぶりに全身オルガだッ!!」
ドピュッ!!!
・ ・・・・・・
ドピュルルルルルルルッ!!!
凄まじい音を上げて全身から白濁液を噴きあげるブラックペニス様。
うふふ、どうやらさすがのブラックペニス様も、あたしの全身肉の愛撫には我慢が出来なかったようね。
ああん・・・すごい・・・
この世のものとも思えない淫蕩な匂いがこの診療所の中いっぱいに充満しているワ・・・
ビチャビチャと音を立ててドロドロの白濁液があたしの全身にふりかかる。
それが潤滑液となりあたしをますます興奮させる。
さらなる快楽を貪るため、あたしの大脳は再び全身へと変形指令を出す。
モコモコとあたしの全身から突起物が現れる。
それはニュルニュルと、まるでブラックペニス様の肉棒のように延びてゆく。
伸びきったところでそれぞれの先端がパックリと分かれる。
まるでラッパのような吸引口を先端に持つ無数の触手と化したのだ。
ウフフフ・・・この触手たちを駆使して、あたしは全身に浴びたブラックペニス様のありがたき白濁をすするのよ。
ジュルジュル・・・ズズズズズッ!!
ああー、なんて甘美なお味なのかしら・・・
「ペニペニペニィィ・・・どうだ?俺様の特濃ザーメンの味は?」
「あはぁ・・・最高でございますワ・・・ああん、もっと・・・」
もちろん、自分の全身をすすりつくした後は、全ての触手でブラックペニス様の肉棒を口唇愛撫するのだ。
ジュボッ・・・!!
ジュチュッ・・・チュボボボボッ!!
たまらない・・・なんて素晴らしいお味なのかしら・・・
うっとりしているあたしにブラックペニス様も歓喜の表情で応えてくださる。
「うおおおおッ!今度は全身フェラかッ!どこまでもやるなこやつッ!ペニペニペニィィィ!!」
射精直後の敏感な肉頭を刺激され、たまらず全身を激しく痙攣させるブラックペニス様。
あたしはその律動を舌先に感じ、痺れるような味覚にうっとりとブラックペニス様を見つめた。
見つめていると、あたしの眼球はボッコリと飛び出し、ウニュニュとナメクジの触角のように伸びてゆく。
そしてその先端に、それまでの10倍ほどもあるよな大きさに膨れ上がった眼球がバッチリと目をあけるたのだ。
その熱い眼差しでブラックペニス様の全身を見つめて差し上げる。
すると、あたしの口唇愛撫のあまりの刺激にさすがに精根尽き果ててグンニャリとなってしまったブラックペニス様の肉棒たちは、たちまちのうちに活力を取り戻し、再びビンビンに逞しく聳え立っていくのだ。
「ペニペニペニィィィッ!たまらんゾッ!オマエが相手ならいくらでもイケそうだッ!
ミートアメーバよ!これでオマエも我らがデスエロンの女魔怪人だなッ!
これからは我らがデスエロンに忠誠を誓い、その身を捧げて尽くすのだッ!よいなッ!」
全身の肉棒をギンギンに硬直させ、その全ての先端からトロトロと先走り汁を垂らしながら、ブラックペニス様があたしに命ずる。
ミートアメーバ・・・
ホントに素敵な名前だわ・・・ウフフ・・・
あたしにとって、太っているだのやせているだの、もはや関係のないことよ、くだらない―
あたしはこれまでの自分という存在に別れを告げたのだ。
今のあたしは自由自在に自分の姿形を変えられる肉の女魔怪人ミートアメーバなのだ。
ブラックペニス様の肉棒にウジュウジュと音をたてて触手を絡みつかせながら、あたしの全身の肉はオゾオゾと蠢き出す。
ピシッ・・・!!
そして体の中心に大きな縦スジの亀裂がバックリと口を開けた。
そう、あたしは自分自身を極上の「名器」に変形させたのだ。
全身でブラックペニス様を飲み込み、愛撫するのだ。
あたしはその亀裂の内側の肉襞を、ブラックペニス様の全身にねっとりと絡ませるように挟み込む。
「ペニペニペニィ〜!うぉぉぉ!?・・・まさかこれほどとはっ!」
挟み込んだまま、肉襞をうねうねと蠕動させる。
ブラックペニス様の全身の肉棒は、あたしの肉襞に一本残らず翻弄されるのだ。
サーモンピンクのあたしの肉が、肉頭にグニグニと押し付けられる。
すぐにブラックペニス様の肉頭からは特濃の先走り汁が溢れ出す。
それはあたしの愛液と混ざり合い、あたりに素敵な淫臭がふんぷんと充満してゆく。
「うふふふ、さすがブラックペニス様ですわ。これでまた一人、素敵な仲間が増えましたわね。」
受付のほうからそんな声が近づいてきた。
あたしは愛しいブラックペニス様の全身をしっかりと挟み込んだまま、グニュリと首だけを回転させ、その声の主のほうを振り返った。
「ジュクジュクジュク〜!!お楽しみのお二人を見ていたらあたしも我慢が出来なくなってしまいましたわ、ウフフフフ・・・」
そこには全身に卑猥な淫唇を持った一人のおぞましい女魔怪人が立っていた。
パクパクと口を閉じ開くその淫らな亀裂からはドクドクと愛液を垂れ流している。
まぁ、すごい・・・この人・・・なんて素敵なおぞましさなのかしら・・・
あたしは「その人」のあまりに淫猥でグロテスクな異形の美に、思わずブラックペニス様を愛撫している蠕動を緩めてしまったほどだった。
「ジュクジュクジュク〜、あたしはピンクプッシィ、あたしもブラックペニス様の忠実なしもべなのよ。
ミートアメーバ、ようこそ我らがデスエロンへ・・・ウフフフフ・・・」
まぁ・・・
嬉しいわ・・・
こんな素敵な女魔怪人があたしの仲間だなんて―
嬉しくなってますますカラダを変形させるあたし。
「ペニペニペニ〜!改造ソフト“アイドルコラージュ”による「人類コラージュ計画」はすでに軌道に乗っている。あちらはこのままダークアイズ以下、ブラッディヒルやブルーアナコンダ達に任せておけばよい。我らはさらに新しい計画をスタートさせたのだ!ガハハハハッ!」
ああん、その「計画」で最初に改造されたのがあたしだったっていうわけね・・・
光栄だわぁ・・・
「うふふ、そのとおりですわ、ブラックペニス様。まずは一人・・・それにしても大成功ですわね。」
大成功ですって・・・うふふ
あたしはグニグニと肉襞をうごめかしながら、ピンクプッシィの言葉に酔い痴れていた。
「ペニペニペニィ〜、まったくだ!ミートアメーバよ!われらは診察と称してこの町の住人の適性をチェックしていたのだ。そして、デスエロンの改造人間にふさわしい適性を持った人間はオマエが初めてだったというわけだ!ガハハハハ!それにしてもとんだ逸材が手に入ったわ!」
あはぁん・・・ブラックペニス様まで・・・なんて嬉しいお言葉かしら?
「ニクニクニクゥゥ〜ン・・・ありがたき幸せ・・・もったいないお言葉でございますわ、ブラックペニス様」
あたしは、その言葉にたまらなくなり、ブラックペニス様を挟み込んだまま、自らのベロを極太の肉棒に変形させる。
そしてそれをグニグニと伸ばし、素敵なピンクプッシィの口へとねじ込んだ。
ンボォッッッ!!!
「むぐぅ!!・・・やるわねッ、ミートアメーバ!ジュックーンッ!!
ウフフ、いいわッ!もっとグジョグジョにあたしのおマンコの全てにぶち込んでちょうだい!!」
すぐにピンクプッシィの全身の陰唇がニッチャリという淫激な音をたてて全開した。
ブハァっと、これまで以上に憂淫な淫臭がピンクプッシィの全身から立ち込める。
たまらないセリフ・・・
ピンクプッシィのその言葉に、あたしはますます発情し、ぶち込んでいた肉棒を二つ、三つと枝分かれさせ、今か今かと待ち受けているピンクプッシィの全身の蜜裂に一本残らずねじ込んであげた。
「ジュックゥゥゥンッ!!!ジュクジュクジュックーンッ!!ひあぁぁ!!いいわッ!たまらないわッ!
すごいわッ!ミートアメーバ!あなた凄すぎるわッ!いいッ!いいわぁッ!!」
ガクガクと全身を痙攣させて、ピンクプッシィの全身の淫裂から潮吹きが始まる。
それをピチャピチャと全身に浴び、無数の肉棒の先端からはピンクプッシィの淫裂を、そして陰唇と化したあたしのボディ全体からは愛しのブラックペニス様の肉の突起の全てを、それぞれ狂激に感じ取る。そうして、女魔怪人に改造された我が身をあらためて眺めながら、あたしは至福の思いに浸るのだった。
ああん・・・さ・い・こ・ぉ・・・
完
2009年01月22日
ダイエット(IC06) その3
3.
「え?」
今、先生の口から何か変なものが・・・
げ、幻覚?これもク、クスリのせい・・・?
「どうしました?フフフフフ」
ますます下卑た表情で笑う先生。
「あ、ああああ・・・・」
幻覚なんかじゃない・・・クスリのせいじゃない・・・
先生の口からブヨブヨとした肉塊が伸びてきたのだ。
それは舌などではなく、ものすごく醜怪な・・・
あ、あの・・・その・・・男の人のアソコのような形をした・・・
とても不気味な肉塊だった。
「ひぃッ・・・そ、それッ!?・・・せ、先生ッ!?・・・あなたは、いったい・・・?!」
私はいうことのきかない体にムチを打ち、火事場のなんとやらでイスから立ち上がろうとした。
しかし、時、既に晩(おそ)し ― だったのだ。
ビュルルルルッ!!
おぞましい肉の音を発しながら、先生の口から「陰茎」が伸びる。
「陰茎」は先生の手の中のクスリを絡め取り、私の口の中へと無理やり侵入してきた
ズボォォッ!!!!
「むぐッ!・・・うぐぅぅッ!!!」
強制的にクスリを飲まされた私 ―
いや、飲まされたというよりも、喉を通り体の奥深くまで侵入してきた肉棒によって胃袋の中へ錠剤を「置かれる」感覚だ。
ジュワッ・・・・!!!
私の胃液でクスリが溶かされる音 ―
それがたしかに聞こえた。
そして、その直後 ―
「ぎゃぁぁぁッ!!!」
私はこの世のものとも思えないような悲鳴をあげた。
激痛が、私の全身を貫いたのだ。
そのあまりの痛さに、身動き一つ出来なかったはずの私は、反射的に全身を仰け反らせ、イスから転げ落ちた。
もんどりうって診察室の床に叩きつけられる。
「ぐうッ・・・!!」
天井がぐるぐると回っている。
私を襲った激痛は、回転する天井とともに私の意識の中に混濁し、体全体がグニャグニャと変形するような錯覚に襲われる。
あああ・・・だんだんと意識が遠退いてゆく。
そ、そんな・・・まさかあたし、このまま死んじゃうの・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
「あ、・・・あれ・・・?」
床に倒れた痛みも、クスリを飲まされた痛みもすぐにウソのように消え去った。
なんかずいぶんと長い間苦しみ悶えていたような気がする。
でも、壁の時計を見るとほんの1、2分だわ・・・
いったいなんだったの?
私は右手で頭を支えるようにして、床に転がったままゴロリと体の向きを変えた。
気がつくと、全身の倦怠感もなくなっている。
「ふふふ、崎原さん、どうやら副作用がすっかりおさまったみたいだね」
先生が床に倒れている私の顔を覗き込む。
「あああ・・・はい、どうやらすっかり・・・」
私は自分でも不思議なくらい落ち着いていた。
先生の口からは相変わらず醜怪な肉棒がダラリとぶら下がっているというのに・・・
そしてこの肉棒は私の口、いや、胃の中へ得体の知れないクスリを捻じ込んだ不気味な肉棒だと言うのに。
いったい、どうしたことだろう?
私はどうしてこんなに落ち着いていられるのかしら?
「さぁ、崎原さん、そんなところに寝転んでないで起きなさいよ。ほら、つかまって・・・」
つかまってと言われて、先生の口から伸びるそれを私はためらわず手で掴んだ。
その瞬間、私の全身を、今度は言いようのない甘美な疼痛が貫いた。
あッ・・・ああ・・・ん・・・なに・・・これ・・・すご・・い・・・
どくどくと脈打っていて・・・ホント・・・すごいわぁ・・・
先生の肉棒を掴む私の手には絶え間なく快楽の疼きが送り込まれてくる。
そのパルスの一つ一つが私の脳髄を刺激し、大脳皮質をグニャグニャと侵食し始める。
「おおお・・・その手つき、たまらんなぁ・・・ゲフフフ」
いよいよ先生の顔つきは醜く変形し、肉棒を握り締める私の手の感触にだらしなく酔い痴れている。
「うふふふ、先生こそ・・・この肉棒の感触・・・たまりませんわ」
そんな信じられないような言葉が私の口からすべり出す。
狂おしい悦楽のパルスは、大きな波となってすでに私の全身にくまなく行き届いている。
先生の「肉棒」をつかみ、起き上がる私は、それをしごきあげるスピードを加速させた。
親指と人差し指で作った輪でいやらしく上下にグニグニと弄り始めるのだ。
そのたびに先生の口から伸びる肉棒は、その先端からドロドロとした透明な粘液を分泌する。
「グフフフッ!!いいぞ!もっとだ!もっとやってくれ!」
グルグルと目の玉を廻し、バックリと口をあけてダラダラとヨダレを垂れ流す先生。
大量の唾液が私の手から二の腕へと伝わり、脇の下までベチョベチョに濡らして、ブラをしていない私の上半身を濡れそぼらしてゆく。
ビチャビチャグチャグチャと、大きな音をあげて私はもう先生の肉棒を愛撫するのに夢中になっていた。
そして、ひと扱きするたびにボコボコと、先生の顔中からは別の肉棒が生えてくる。
先生の着ている白衣も、ところどころがモコモコと盛り上がっている。
「グフッ!!たまらんぞッ!全身やってくれッ!ほれッ!」
先生はそう言うと、口から伸びる肉棒を私に握らせたまま、自らの両手でビリビリと白衣を破り脱ぎ、あっというまに全裸となった。
その姿―
そこには、全身の至るところから逞しい陰茎を屹立させて、ドクンドクンという脈打ちとともにネバネバの先走り汁を滴らせているおぞましい異形の怪人が立っていた。
そう、この先生は人間などではなかったのだ ―
「ペニペニペニ〜、どうやら大成功のようだなッ!グフフフフッ!」
私を嬉しそうに眺めながら先生はそう言う。
大成功って?
何が大成功なのかしら?
先生は私を指差しながら、さらにこう言うのだ。
「ペニペニペニ〜!!!たいしたものだ!そこまで変貌を遂げるとは!ペニペニペニ〜!!」
変貌?
いやだわ、先生ったら・・・変貌って何?
まるであたしが何モノかに変わってしまったような口ぶりだわ。
あたしはほら、この通り、何も変わらないのよ。
いえ、あたしには最初から決まったカタチなどないの・・・
うふふ、そう・・・・あたしは・・・
つづく
「え?」
今、先生の口から何か変なものが・・・
げ、幻覚?これもク、クスリのせい・・・?
「どうしました?フフフフフ」
ますます下卑た表情で笑う先生。
「あ、ああああ・・・・」
幻覚なんかじゃない・・・クスリのせいじゃない・・・
先生の口からブヨブヨとした肉塊が伸びてきたのだ。
それは舌などではなく、ものすごく醜怪な・・・
あ、あの・・・その・・・男の人のアソコのような形をした・・・
とても不気味な肉塊だった。
「ひぃッ・・・そ、それッ!?・・・せ、先生ッ!?・・・あなたは、いったい・・・?!」
私はいうことのきかない体にムチを打ち、火事場のなんとやらでイスから立ち上がろうとした。
しかし、時、既に晩(おそ)し ― だったのだ。
ビュルルルルッ!!
おぞましい肉の音を発しながら、先生の口から「陰茎」が伸びる。
「陰茎」は先生の手の中のクスリを絡め取り、私の口の中へと無理やり侵入してきた
ズボォォッ!!!!
「むぐッ!・・・うぐぅぅッ!!!」
強制的にクスリを飲まされた私 ―
いや、飲まされたというよりも、喉を通り体の奥深くまで侵入してきた肉棒によって胃袋の中へ錠剤を「置かれる」感覚だ。
ジュワッ・・・・!!!
私の胃液でクスリが溶かされる音 ―
それがたしかに聞こえた。
そして、その直後 ―
「ぎゃぁぁぁッ!!!」
私はこの世のものとも思えないような悲鳴をあげた。
激痛が、私の全身を貫いたのだ。
そのあまりの痛さに、身動き一つ出来なかったはずの私は、反射的に全身を仰け反らせ、イスから転げ落ちた。
もんどりうって診察室の床に叩きつけられる。
「ぐうッ・・・!!」
天井がぐるぐると回っている。
私を襲った激痛は、回転する天井とともに私の意識の中に混濁し、体全体がグニャグニャと変形するような錯覚に襲われる。
あああ・・・だんだんと意識が遠退いてゆく。
そ、そんな・・・まさかあたし、このまま死んじゃうの・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
「あ、・・・あれ・・・?」
床に倒れた痛みも、クスリを飲まされた痛みもすぐにウソのように消え去った。
なんかずいぶんと長い間苦しみ悶えていたような気がする。
でも、壁の時計を見るとほんの1、2分だわ・・・
いったいなんだったの?
私は右手で頭を支えるようにして、床に転がったままゴロリと体の向きを変えた。
気がつくと、全身の倦怠感もなくなっている。
「ふふふ、崎原さん、どうやら副作用がすっかりおさまったみたいだね」
先生が床に倒れている私の顔を覗き込む。
「あああ・・・はい、どうやらすっかり・・・」
私は自分でも不思議なくらい落ち着いていた。
先生の口からは相変わらず醜怪な肉棒がダラリとぶら下がっているというのに・・・
そしてこの肉棒は私の口、いや、胃の中へ得体の知れないクスリを捻じ込んだ不気味な肉棒だと言うのに。
いったい、どうしたことだろう?
私はどうしてこんなに落ち着いていられるのかしら?
「さぁ、崎原さん、そんなところに寝転んでないで起きなさいよ。ほら、つかまって・・・」
つかまってと言われて、先生の口から伸びるそれを私はためらわず手で掴んだ。
その瞬間、私の全身を、今度は言いようのない甘美な疼痛が貫いた。
あッ・・・ああ・・・ん・・・なに・・・これ・・・すご・・い・・・
どくどくと脈打っていて・・・ホント・・・すごいわぁ・・・
先生の肉棒を掴む私の手には絶え間なく快楽の疼きが送り込まれてくる。
そのパルスの一つ一つが私の脳髄を刺激し、大脳皮質をグニャグニャと侵食し始める。
「おおお・・・その手つき、たまらんなぁ・・・ゲフフフ」
いよいよ先生の顔つきは醜く変形し、肉棒を握り締める私の手の感触にだらしなく酔い痴れている。
「うふふふ、先生こそ・・・この肉棒の感触・・・たまりませんわ」
そんな信じられないような言葉が私の口からすべり出す。
狂おしい悦楽のパルスは、大きな波となってすでに私の全身にくまなく行き届いている。
先生の「肉棒」をつかみ、起き上がる私は、それをしごきあげるスピードを加速させた。
親指と人差し指で作った輪でいやらしく上下にグニグニと弄り始めるのだ。
そのたびに先生の口から伸びる肉棒は、その先端からドロドロとした透明な粘液を分泌する。
「グフフフッ!!いいぞ!もっとだ!もっとやってくれ!」
グルグルと目の玉を廻し、バックリと口をあけてダラダラとヨダレを垂れ流す先生。
大量の唾液が私の手から二の腕へと伝わり、脇の下までベチョベチョに濡らして、ブラをしていない私の上半身を濡れそぼらしてゆく。
ビチャビチャグチャグチャと、大きな音をあげて私はもう先生の肉棒を愛撫するのに夢中になっていた。
そして、ひと扱きするたびにボコボコと、先生の顔中からは別の肉棒が生えてくる。
先生の着ている白衣も、ところどころがモコモコと盛り上がっている。
「グフッ!!たまらんぞッ!全身やってくれッ!ほれッ!」
先生はそう言うと、口から伸びる肉棒を私に握らせたまま、自らの両手でビリビリと白衣を破り脱ぎ、あっというまに全裸となった。
その姿―
そこには、全身の至るところから逞しい陰茎を屹立させて、ドクンドクンという脈打ちとともにネバネバの先走り汁を滴らせているおぞましい異形の怪人が立っていた。
そう、この先生は人間などではなかったのだ ―
「ペニペニペニ〜、どうやら大成功のようだなッ!グフフフフッ!」
私を嬉しそうに眺めながら先生はそう言う。
大成功って?
何が大成功なのかしら?
先生は私を指差しながら、さらにこう言うのだ。
「ペニペニペニ〜!!!たいしたものだ!そこまで変貌を遂げるとは!ペニペニペニ〜!!」
変貌?
いやだわ、先生ったら・・・変貌って何?
まるであたしが何モノかに変わってしまったような口ぶりだわ。
あたしはほら、この通り、何も変わらないのよ。
いえ、あたしには最初から決まったカタチなどないの・・・
うふふ、そう・・・・あたしは・・・
つづく
2009年01月18日
ダイエット(IC06) その2
2.
よく見ると私の周りにふつふつと油のようなものが浮かんでいる。
なに?これ?湯船は毎日欠かさず掃除しているのに・・・?
「ちょ・・・いやだ・・・なによ、これ・・・」
私は気味が悪くなってきた。
油の量はどんどん増えてゆき、なんと、うっすらと水面(みなも)に油膜を張り始めたのだ。
「え?・・・えええ・・・?」
気がつくと私の二の腕や太腿、そして「ご立派だった」お腹がどんどん細くなってゆく。
そう、湯船に浮かぶ油は、私の体中の余分な脂肪分だったのだ。
私の体は、全身の毛穴という毛穴から無駄な脂肪がどんどん染み出して、みるみるうちにやせてゆく。
「いやッ・・・か、体が・・・干からびちゃう?・・・で、出なくちゃッ」
私がわが身の危険を感じたのも無理はない。
それぐらい急激な変化がわたしの体に訪れたのだから。
あわてて湯船から立ち上がり、私は洗い場へ飛び出した。
ブルンッ・・・!!
「きゃッ!」
突然、胸の辺りに疼痛を覚え、バストを抱え込むように腕をまわす。
か、抱え込むように・・・?
私は自分の動作が信じられなかったが、実際、胸が重たいのだ。
「・・・な、なにこれ・・・これが私?」
洗い場の鏡に私の全身が映し出されている。
たしかに、顔だけはかつての私の面影を残してはいたが・・・
そこには、小柄ながら8頭身の、ミスなんとかにエントリーされるような素晴らしいプロポーションの女性が立っていたのだった。
それまでの私はトップバスト98のAカップ、ようするにアンダーが88センチもあった。
それだけで私のデブさ加減がよくわかるというもの。
ところが、今はバストの隆起だけをのこしてアンダーがものすごく細くなっており、ウェストもキュッと絞られ、理想的なくびれが形成されていた。
「い・・・Eカップ・・・」
私はお風呂から上がると、巻尺を取り出してきてアンダーを測ってみた。
今までは見るのもいやだった巻尺だが、今はそんな気持ちもどこへやら。
な、78センチしかない・・・
トップとアンダーの差が20センチ、だからEカップというわけだ。
「す、すごい・・・これ、あのクスリのおかげなの?」
驚くやら、嬉しいやら・・・
しかし、喜びもつかの間、私はあることに気がついたのだった。
「ブラが無い・・・」
Eカップのブラなんて、うちにあるはずがない。
困ったわ・・・。
途方にくれる私 ―
明日とにかく午前中だけでも会社を休んで、買いに行かなければ。
とりあえず今夜のところはサラシでも胸に巻いておこうかしら?
もうあとは寝るだけだからその必要もないか・・・
そんなふうに、私は今までの自分では考えられなかった贅沢な悩みを楽しんでいた。
「あ・・・」
急に、眩暈が私を襲う。
いやだわ、のぼせたのかしら?
それにすごくだるい。
気分が悪いわけではなく、のぼせ特有の吐き気などはないが、とにかくだるい。
全身からあれよあれよと力が抜けてゆく。
すぐに歩くのがやっとの状態になってしまった。
「ま、まさか、副作用・・・?」
その晩私は、ベッドに倒れこむように眠り、翌朝早くにタクシーを呼ぶと、ブラを買いに行くまでもなく、再びあの診療所へ向かうことになったのだ。
まさかあのクスリ、ものすごい副作用があって、これからとんでもないことになるんじゃないかしら?
そんな不安を抱え、私はあの診療所のドアを押した。
なぜか今日は他に患者さんが一人もいない。平日だから・・・?
「崎原さーん」
受付の女性が私を呼ぶ。
さすがに少しも待たされずに診察室へ通された。
「うわぁ、崎原さん、すっごく素敵になりましたねッ!」
私が部屋へ入るなり、先生の第一声が診察室に響く。
この人、本当に医者なの?
普通、「どうしました?」って聞くもんじゃない?
そもそも具合が悪いから診療所へ来るものなのに・・・
そんな不満をブツブツと、聞こえないようにつぶやきながら、私は診察室のイスに座った。
「それが・・・痩せられたのはいいんですけど、ものすごくだるくて・・・歩くのもおぼつかないんです。」
私は自分の容態の一部始終を説明した。
「ああー、やっぱり副作用が出ちゃいましたか・・・でも、安心してください」
ふ、副作用?・・・
それに、「やっぱり」ってどういうことよ?・・・
「先生、このだるさ、なんとかならないんですか?」
私は不安になり、先生にすがる様に尋ねた。
しかし先生はいつもの涼しい顔でこう答える。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、その副作用はすぐになくなりますよ。
それよりほら、ここにまた別のクスリがあるんですけど・・・
崎原さん、もっともっと素敵な体になりたくはないですか?フフフフ」
え・・・?
その瞬間、先生の表情がガラリと変わる。
なんというか、その・・・
そう、「邪悪な光」 ― とでもいうの?
そんなものが、先生の眼に宿った感じがしたのだ。
ギクリとして、私はそんな先生の表情に目が釘付けになってしまった。
体が硬直してしまったような感覚に襲われる。
もとよりのだるさと相まって、手足がいうことをきいてくれない。
それになぜだろう?
このままここに居続けたら、なんだかとても悪いことが起きそうな気がするのに、私は先生から目をそらそうとも立ち上がろうともしなかったのだ。
「もちろん、飲むか飲まないかは崎原さんの自由ですよ。もうそこまで美しくなれたんですものね。
必要ないかも、ですよねぇ・・・フフフフ」
先生は心にもなく私の気持ちを代弁してみせた。
もちろん、言葉とは裏腹に、そのクスリを私に飲ませたがっているオーラのようなものが全身から滲み出ているのだが。
ああ、そう・・・そうよ・・・あんなデブだった私がこんなに痩せられて・・・
それも夢のようなスタイルに・・・
だから、これ以上欲張ったりしてはいけないんだわ。
もう、これで十分。
このクスリは飲んじゃいけないの・・・
私の第六感がそう警告している。
で、でも・・・
目の前にクスリが差し出される。
私はそれを見て、
「結構です。副作用もじきにとれるということなら安心しました。どうもありがとうございました。」
そう言ったつもりだった。
そう言ってイスから立ち上がり、さっさと引き上げてしまいたかった。
しかし、言葉は私の口元から離れてゆかず、喉元を生暖かい吐息が流れただけだった。
こ、声が・・・でない・・・?
これも副作用?
いやだッ・・・何がじきによくなる、よ・・・どんどんひどくなるじゃない?
「あははは、声も出なくなっちゃったか・・・じゃぁ、ますますこのクスリを飲んでもらわなきゃ」
口元を卑猥に歪めて先生が笑う。
なんて下品な笑い方 ―
ち、ちがう・・・この先生は・・・
私のためにこのクスリを飲ませようとしているんじゃない。
何か私を自分の研究のために・・・
そう、人体実験でもしようとしているにちがいないわッ!
私は心の中でそう叫んだ。
そのとき ―
ニュルッ・・・!
つづく
よく見ると私の周りにふつふつと油のようなものが浮かんでいる。
なに?これ?湯船は毎日欠かさず掃除しているのに・・・?
「ちょ・・・いやだ・・・なによ、これ・・・」
私は気味が悪くなってきた。
油の量はどんどん増えてゆき、なんと、うっすらと水面(みなも)に油膜を張り始めたのだ。
「え?・・・えええ・・・?」
気がつくと私の二の腕や太腿、そして「ご立派だった」お腹がどんどん細くなってゆく。
そう、湯船に浮かぶ油は、私の体中の余分な脂肪分だったのだ。
私の体は、全身の毛穴という毛穴から無駄な脂肪がどんどん染み出して、みるみるうちにやせてゆく。
「いやッ・・・か、体が・・・干からびちゃう?・・・で、出なくちゃッ」
私がわが身の危険を感じたのも無理はない。
それぐらい急激な変化がわたしの体に訪れたのだから。
あわてて湯船から立ち上がり、私は洗い場へ飛び出した。
ブルンッ・・・!!
「きゃッ!」
突然、胸の辺りに疼痛を覚え、バストを抱え込むように腕をまわす。
か、抱え込むように・・・?
私は自分の動作が信じられなかったが、実際、胸が重たいのだ。
「・・・な、なにこれ・・・これが私?」
洗い場の鏡に私の全身が映し出されている。
たしかに、顔だけはかつての私の面影を残してはいたが・・・
そこには、小柄ながら8頭身の、ミスなんとかにエントリーされるような素晴らしいプロポーションの女性が立っていたのだった。
それまでの私はトップバスト98のAカップ、ようするにアンダーが88センチもあった。
それだけで私のデブさ加減がよくわかるというもの。
ところが、今はバストの隆起だけをのこしてアンダーがものすごく細くなっており、ウェストもキュッと絞られ、理想的なくびれが形成されていた。
「い・・・Eカップ・・・」
私はお風呂から上がると、巻尺を取り出してきてアンダーを測ってみた。
今までは見るのもいやだった巻尺だが、今はそんな気持ちもどこへやら。
な、78センチしかない・・・
トップとアンダーの差が20センチ、だからEカップというわけだ。
「す、すごい・・・これ、あのクスリのおかげなの?」
驚くやら、嬉しいやら・・・
しかし、喜びもつかの間、私はあることに気がついたのだった。
「ブラが無い・・・」
Eカップのブラなんて、うちにあるはずがない。
困ったわ・・・。
途方にくれる私 ―
明日とにかく午前中だけでも会社を休んで、買いに行かなければ。
とりあえず今夜のところはサラシでも胸に巻いておこうかしら?
もうあとは寝るだけだからその必要もないか・・・
そんなふうに、私は今までの自分では考えられなかった贅沢な悩みを楽しんでいた。
「あ・・・」
急に、眩暈が私を襲う。
いやだわ、のぼせたのかしら?
それにすごくだるい。
気分が悪いわけではなく、のぼせ特有の吐き気などはないが、とにかくだるい。
全身からあれよあれよと力が抜けてゆく。
すぐに歩くのがやっとの状態になってしまった。
「ま、まさか、副作用・・・?」
その晩私は、ベッドに倒れこむように眠り、翌朝早くにタクシーを呼ぶと、ブラを買いに行くまでもなく、再びあの診療所へ向かうことになったのだ。
まさかあのクスリ、ものすごい副作用があって、これからとんでもないことになるんじゃないかしら?
そんな不安を抱え、私はあの診療所のドアを押した。
なぜか今日は他に患者さんが一人もいない。平日だから・・・?
「崎原さーん」
受付の女性が私を呼ぶ。
さすがに少しも待たされずに診察室へ通された。
「うわぁ、崎原さん、すっごく素敵になりましたねッ!」
私が部屋へ入るなり、先生の第一声が診察室に響く。
この人、本当に医者なの?
普通、「どうしました?」って聞くもんじゃない?
そもそも具合が悪いから診療所へ来るものなのに・・・
そんな不満をブツブツと、聞こえないようにつぶやきながら、私は診察室のイスに座った。
「それが・・・痩せられたのはいいんですけど、ものすごくだるくて・・・歩くのもおぼつかないんです。」
私は自分の容態の一部始終を説明した。
「ああー、やっぱり副作用が出ちゃいましたか・・・でも、安心してください」
ふ、副作用?・・・
それに、「やっぱり」ってどういうことよ?・・・
「先生、このだるさ、なんとかならないんですか?」
私は不安になり、先生にすがる様に尋ねた。
しかし先生はいつもの涼しい顔でこう答える。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、その副作用はすぐになくなりますよ。
それよりほら、ここにまた別のクスリがあるんですけど・・・
崎原さん、もっともっと素敵な体になりたくはないですか?フフフフ」
え・・・?
その瞬間、先生の表情がガラリと変わる。
なんというか、その・・・
そう、「邪悪な光」 ― とでもいうの?
そんなものが、先生の眼に宿った感じがしたのだ。
ギクリとして、私はそんな先生の表情に目が釘付けになってしまった。
体が硬直してしまったような感覚に襲われる。
もとよりのだるさと相まって、手足がいうことをきいてくれない。
それになぜだろう?
このままここに居続けたら、なんだかとても悪いことが起きそうな気がするのに、私は先生から目をそらそうとも立ち上がろうともしなかったのだ。
「もちろん、飲むか飲まないかは崎原さんの自由ですよ。もうそこまで美しくなれたんですものね。
必要ないかも、ですよねぇ・・・フフフフ」
先生は心にもなく私の気持ちを代弁してみせた。
もちろん、言葉とは裏腹に、そのクスリを私に飲ませたがっているオーラのようなものが全身から滲み出ているのだが。
ああ、そう・・・そうよ・・・あんなデブだった私がこんなに痩せられて・・・
それも夢のようなスタイルに・・・
だから、これ以上欲張ったりしてはいけないんだわ。
もう、これで十分。
このクスリは飲んじゃいけないの・・・
私の第六感がそう警告している。
で、でも・・・
目の前にクスリが差し出される。
私はそれを見て、
「結構です。副作用もじきにとれるということなら安心しました。どうもありがとうございました。」
そう言ったつもりだった。
そう言ってイスから立ち上がり、さっさと引き上げてしまいたかった。
しかし、言葉は私の口元から離れてゆかず、喉元を生暖かい吐息が流れただけだった。
こ、声が・・・でない・・・?
これも副作用?
いやだッ・・・何がじきによくなる、よ・・・どんどんひどくなるじゃない?
「あははは、声も出なくなっちゃったか・・・じゃぁ、ますますこのクスリを飲んでもらわなきゃ」
口元を卑猥に歪めて先生が笑う。
なんて下品な笑い方 ―
ち、ちがう・・・この先生は・・・
私のためにこのクスリを飲ませようとしているんじゃない。
何か私を自分の研究のために・・・
そう、人体実験でもしようとしているにちがいないわッ!
私は心の中でそう叫んだ。
そのとき ―
ニュルッ・・・!
つづく