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2010年7月26日(月) 19:20 |
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住民らが裁決の取消しを求め提訴へ
香川県などが小豆島町に建設を進めている内海ダムの問題です。 香川県収用委員会がダム建設に反対する地権者の土地を強制的に収用することを認める裁決を出したことについて、建設反対の地元住民らが裁決の取消しを求める訴訟を起こすことを明らかにしました。
この問題は、香川県などが洪水対策などに必要だとして内海ダムの再開発を進めているもので、建設に反対する一部の地権者は小豆島の景観を破壊することなどを理由に土地の買収に応じていません。 この未買収の土地について、香川県収用委員会は今月20日、県が地権者に補償を払って土地を強制収用することを認める裁決をだしました。 これに対して内海ダムの建設に反対して訴訟を行っている弁護団は、26日高松市で会議を開き裁決は不当なものだとして裁決の取消しを求める訴訟を起こすことを決めました。 一方、香川県の真鍋知事は定例会見で「裁判については県側の主張を訴えて対応をしていきたいと思っている」と述べました。 香川県は地権者と話しあいを進め動きがない場合、10月に入って弁護士を通じて文書で明け渡しを求めていくとしています。
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