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ダルビッシュ“魔球効果”で熱パ主役だ

 ラフなスタイルで大阪へと移動するダルビッシュ=新潟空港
 ラフなスタイルで大阪へと移動するダルビッシュ=新潟空港

 魔球で敵をズタズタにする‐。日本ハムの梨田昌孝監督(56)が25日、ダルビッシュ有投手(23)が球宴第1戦で初披露した浮き上がるようなカットボールに期待した。相手打者の打撃を崩すのに有効な球。エースがカード初戦に投げ、連勝街道への道筋を立てる。

 オリックス戦へ向け神戸へ向かう途中の新潟空港。指揮官が、魔球の球筋を思い浮かべながら言った。「相手バッターは崩れると思うよ」。左打者の内角に鋭く食い込む、今までにない軌道。逆方向へ曲がるツーシームなども有効利用することで、打者のフォームを崩せるというのだ。

 ダルビッシュの後半戦初登板は29日のオリックス3戦目が濃厚だが、その後はカード初戦に投げ続けることが確実。まずエースが相手打線を崩せば、2、3戦目の投手に大きなアドバンテージとなる。現在首位と6ゲーム差の4位。魔球効果で一気に熱パの主役へ躍り出る。

(2010年7月25日)





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