南アフリカW杯
関連ニュースや各国チーム情報を掲載
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事
【芸能・社会】野田「新しい人に出てきてほしかった」 舞台「表に出ろいっ!」2010年7月27日 紙面から
歌舞伎俳優の中村勘三郎(55)と劇作家で演出家の野田秀樹(54)が26日、東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京で会見し、9月に2人が夫婦役で共演する舞台「表に出ろいっ!」(9月5−28日、東京芸術劇場)に娘役で出演する女優2人を発表した。応募1155人のオーディションの結果、太田緑(みどり)ロランス(29)と黒木華(はな=20)を選んだ。「甲乙つけがたい」(野田)として、一人娘役をWキャストにしたという。 太田は北海道出身で、フランス人の父と日本人の母を持つハーフ。1999年の早稲田大在学中に初舞台を踏んだ。身長は174センチで、165センチの勘三郎、164センチの野田より高い。黒木は大阪府出身で、京都造形芸術大3年生。東京芸術劇場で上演中のNODA・MAPの舞台「ザ・キャラクター」が初舞台だ。身長164センチ。 野田は「舞台から無名でも新しい人に出てきてほしかった」。勘三郎は「タイプが違うので全然違う舞台が2つできると思う」とした。 太田は「楽しみで仕方がない。けいこが待ち遠しい」とし、黒木は「あまり舞台の経験がないのでいっぱい吸収したい」と緊張気味に話した。 作品は、勘三郎が父、野田が母を演じ、「信じるとは何なのか」がテーマの家族劇。
|