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manysided さんのエントリー

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セクハラ事例

私   「(頼まれてたことが)おわりました」
上司 「ごくろうさん。ちょっとここ座ってくれる」
 ※ここ→ミニ会議のためのテーブル。上司の真横。
 
私 (なんだろう?次の仕事の指示?)
上司 「ちょっとこの資料を読んでるんだけど、手伝って」
私  「はい」(よくわかんないけど手伝うことがあるんだろう、何かを探すとかチェックするとか)
 
 指定された横の席に座る。上司の真横。対面に誰もいないのにへんなの。
 
上司「ありがとう」(満面の笑み)
 
上司「どうもね、読めなくてね、ちょっとここだけ、読んでもらえるかな、老眼がつらくて・・・」(目をショボショボさせる上司)
 
ここだけ、っていうことは、ほんのちょっとなんだろうと思い、資料を手にして声に出して読む。
 
上司 腕を組んで聞き入ってる。
 
指定されたところが終わったので、もういいのかなと思ったら、
 
上司「いやあ、助かるなあ。申し訳ないけど、もうちょっと手伝ってくれるかな」
私 「はい」(老眼だからしょうがないか)
  
声に出して読む私。ときおりメモをとったり、ふんふんとか、そうか、とか言ってる上司。
 
いつまで続くんだろう・・・と思ってたら、
 
とつぜん、
上司 「ん、ごめん。今の聞こえなかった。もう一回」
私 もう一度読む。
 
上司 「ううん?」
といいながら、体をにじりよせてきて、資料を持ってる私の手にさわる。
 
は?と思うが、すぐはなれたので、確認のために、特に何も考えずにやってるのかなと好意的解釈。
 
これが続く。
どんどんにじり寄ってくる上司。手だけじゃなく肩もさわられたりしたし、資料を見るときに、顔をものすごく近づけてくる。
苦笑してるまわり(男ばっか。数少ない女性の先輩は既に帰ってた)
 
ようやく「ありがとう!あとは自分でやるよ!」と解放された。
 
そのあとは自力でやってるようだし、特に、老眼でさほど困っているように見えなかった。
 
あとになって、そういやこの人、キャバクラとかしょっちゅう通ってるんだよなと思った。女の子大好きらしいが職場では真面目だったのでストレスたまってるんだろうなくらいにしか思ってなかった。
今になって思えば、私のことを「女の子」とか言ってた。若くないのに別に。
 
でも、ここは職場です、キャバクラじゃありません!とか、私はキャバ嬢じゃないです!と言うのは変。ヒステリーだの自意識過剰だの絶対みんなに言われる。
 
顔近づけてきたけど、老眼だったら逆なんじゃないか。遠ざけて読むんじゃないのか。
そう思うと、近づけてきたのは資料じゃなくてやっぱり私になんじゃないか。
 
 
こういうかんじのセクハラに、どう対応していいかいつもわからない。
 
確かなのは、私が上司だったらむこうは絶対にしないということだ。
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