氷水を入れたバケツに左足を突っ込みながら、練習試合を見守るケネディ=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(塚田陽一郎撮影)
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24日の清水戦で負傷した名古屋グランパスのオーストラリア代表FWジョシュア・ケネディ(27)が25日、次節・湘南戦(28日・瑞穂陸)出場に意欲を見せた。左足首をひねったケネディはクラブハウスで患部を治療。26日はチーム練習がオフのため、27日に合流する予定。
心配されたオージー砲の負傷だが、大事には至らずにすみそうだ。ケネディは氷水を浸したバケツに負傷した左足を突っ込んでアイシングしながら、控え組の練習試合を観戦。室内でも圧迫治療に努めた。中3日で臨む湘南戦へ、強い口調でプレーの意欲を示した。
「小さな痛みはあるが、筋肉が切れた感じはない。きょうと明日はしっかり休んで、火曜日の練習をできれば試合にも出られると思う」
清水戦で前半20分の失点直前、相手選手に囲まれた際に左足を払われて転倒し、左足首を痛めた。一度はドクターの「×」サインが出たもののプレーを続けたが、結局腫れが引かずに後半6分で退いた。一夜明けても「なぜあれが反則じゃないのか信じられない」と憤りは隠せない。ただ、テーピングは痛々しいが歩く足取りもしっかりしており、練習前にはストイコビッチ監督にも状態を報告した。試合間隔が短いため無理はさせないが、出場の可能性は決して低くなさそうだ。
清水戦では前半27分に決定的なヘディングシュートがGKを破ったが、カバーに入ったMF本田のスーパークリアでゴールならず。連続得点は「5」でストップしたが、「サッカーはそんなものだよ」とサラリ。再びピッチに立ち、量産態勢に入ればいい。
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