<ウィキリークス>米軍機密が大量流出 軍中枢人物関与?
7月27日7時34分配信 毎日新聞
【ワシントン古本陽荘】政府や企業で働く人から寄せられた内部告発文書をインターネット上で公開するサイト「ウィキリークス」は25日、アフガニスタン戦争に関する米軍や情報機関のものとみられる7万5000通以上の機密文書を公開した。これだけの米軍関連文書がリークされるのは極めて異例。厳しい戦況が十分に説明されていないことへの不満から米軍中枢の人物から持ち込まれた可能性があり、波紋を広げるのは必至だ。
ウィキリークスによると、文書は04年から09年12月にかけた戦闘行動に関するもので、米陸軍の作戦が中心。現場から状況を報告するための文書だ。
ウィキリークスから文書提供を受けた米ニューヨーク・タイムズ紙は、アフガンの武装勢力とパキスタンの情報機関「ISI」との癒着に米側が強い懸念を表明している文書を紹介。ISIがパキスタン国内でタリバン幹部と接触した報告やアフガンでの爆破事件をISIが支援していたとの分析を報告する内容も含まれるという。
ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のジョーンズ大統領補佐官は「米国やパートナーを危険にさらす秘密情報の開示を強く非難する」との声明を発表。「米国とパキスタンは09年以降、2国間関係を強化している」と指摘し、パキスタンに関する文書は現状を反映したものではないと強調した。
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ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のジョーンズ大統領補佐官は「米国やパートナーを危険にさらす秘密情報の開示を強く非難する」との声明を発表。「米国とパキスタンは09年以降、2国間関係を強化している」と指摘し、パキスタンに関する文書は現状を反映したものではないと強調した。
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最終更新:7月27日7時34分
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