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草なぎ銀座ジャック!地デジ化パレード

草なぎ剛らと地デジ化パレードを行った北島三郎(左)と萩本欽一=東京・銀座
草なぎ剛らと地デジ化パレードを行った北島三郎(左)と萩本欽一=東京・銀座

 SMAP・草なぎ剛(36)が、地上デジタル放送完全移行までちょうど1年となった24日、東京・銀座で、地デジ化をPRするためのパレードを行った。地デジ推進メーンキャラクターの草なぎは、歌手・北島三郎(73)、タレント・萩本欽一(69)らと、炎天下を630メートルにわたって大行進。週末の銀座とあって人が人を呼び、沿道はファンや買い物客ら1万1000人であふれかえり、大フィーバーとなった。

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 “大名行列”ならぬ“人気者行列”が、日本屈指の繁華街・銀座を闊歩(かっぽ)した。サブちゃん&欽ちゃんという芸能界の大御所コンビを両脇に従えた草なぎ。四方八方から飛び交う黄色い声援に、鹿のキャラクター「地デジカ」のぬいぐるみを持った手を大きく振って応えた。

 パレードのコースは、銀座の中央にある区立泰明小学校からJR有楽町駅まで、外堀通りの6車線のうち通行止めにした1車線上の630メートル。“草なぎご一行”をひと目見ようと、沿道ではファンに加えて買い物客や観光客ら1万1000人が、幾重にもなって人垣を形成。警察官30人が警備にあたったものの、規制線を飛び出して握手を求める暴走ファンも出現するなど、騒然とする場面もあった。

 都心はこの日、35度を超す猛暑日。炎天下を20分かけて行進して、ゴール地点までたどり着いた草なぎは「お暑い中、お集まりいただきありがとうございます。残り1年、皆さん早くデジタルにしてください!!」と聴衆に呼びかけた。欽ちゃんは「『暑さは大丈夫ですか?』と言われたけど、大丈夫じゃないです!!」と苦笑い。

 パレードに先駆けて草なぎは、都内のホテルで原口一博総務大臣ら関係者700人が出席して行われた式典「日本全国地デジカ大作戦」で司会を務めた。さらに、午前中から深夜までテレビ各局の4番組に生出演し、地デジ普及を訴えた。「2011・7・24」へ向けて、国から課された地デジ推進メーンキャラクターとしての責務をまっとうする、大忙しの1日となった。






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