日本相撲協会の運営について改革案を提言する「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」(座長・奥島孝康日本高野連会長)は24日、東京・両国国技館で第2回の会議を開き、相撲協会の親方を議決権のないオブザーバーとして参加させることを決めた。
この日は維持員席問題について議論を交わし、謹慎中の出羽海理事(元関脇・鷲羽山)が特例として説明役で出席した。
独立委は9月場所までに維持員席問題と反社会勢力排除について提言をまとめる方針で、次回会議を31日に開くほか、8月にも4回の会合を予定している。
(2010年7月24日)