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2010/7/19

モノローグ  私の優しくない先輩

え、マジで!?とびっくりさせられるのだが、結構引っ掛かってしまうらしい。いや、どう観られようがそりゃ勝手なのだが……。

言わばこの作品にとっては入口の玄関で見事躓いてしまうようなもので、この程度の敷居で!?と正直面喰ってしまう。

「最近のオッサンは映画を読み取る力がない」と嘆くしかないのだろうか?

それから場内の雰囲気を勝手に自分の感想と同一視するのはまともな評論家のやることだろうか?「オッサンかて若いモンの気持ち解るんやで!」とか?
オッサンはオッサンの感性のみ信じて観るしかなかろうが。






2010/7/24  10:34

投稿者:ブログ社長 ムラウチ

ヤマカンさん
はじめまして!
「私の優しくない先輩」はすばらしい映画でした!!
一筋の涙が僕の頬を伝いました。

このすばらしき人間讃歌の映画を
世に生み出してくださって
本当にありがとうございました!!
 

http://murauchi.info/weblog/2010/07/senpai.html

2010/7/24  2:54

投稿者:故郷は地球

こんばんは。「私の優しくない先輩」見てきました。(注:モロではないですが何となくなネタバレが含まれます。ちなみに原作は読んでいません)

最初は「『静』と『動』のうち『静』の部分を実写で完璧に表現するのは監督でも難しいのだろうか」などと見当違いの事を思いながら見ていました。

しかし、話が進んで女の子がその戦略的な本性や、自己の悩みがモノローグによって露骨に吐露され始め、家が倒壊する等の心情風景描写が増えるにつれ色々頭の中がごちゃごちゃしてきてました。「モノローグやらダンスやら宇宙やらは『妄想の演出』だと思って見ていたが、違うのか?これはこの女の子が実際に感じている見ている経験している世界なのか?」と。

やがて最後の十分に来ると、「あ、分かった。私はもしかするとこの女の子の走馬燈を二時間見せられていたのかも知れない」と、一人で合点していましたが、まあ、これも見当違いなんでしょう。

ただ、私にはそう感じられる映画でした。最後のダンスは私にとって救いのシーンでした(勿論見ていて単純に楽しめたシーンでもありますが)。

その他色々思った事は本が一冊書けるくらいありますが、総合的には凄く良かったし面白かったです。楽しめました。久しぶりに頭と感情を使う映画を見た気がします。もう一度見れば違う感想や解釈が湧くのでしょうけど。

実写の次回作も楽しみにしております。

2010/7/24  0:19

投稿者:私も優しくない


>逆にお伺いしたいんですが、褒める要素が全く見当たらないほど完璧な駄作ですか?
「まさか」の一言に尽きますねえ。
『原作レイプ』『難しい』『これじゃアニメ』『ミスキャスト』
こういった評価がレビューに溢れると、この映画は駄作だと思いますが、
原作ありきの青春ラブストーリーで上記の批判が少ないということは、
狙いも演出も間違っていなかったと証明してるんじゃないでしょうか。

それと、
評論で飯を食ってるとは思えない寺脇●(この人のブログの映画レビューは、一行で中身がない)。
著書でジブリ・ドラマ映画・若年層の恋愛映画・リメイク映画を叩くのが仕事の柳下●一郎。
この二人の酷評は、むしろ歓迎すべきでしょ?

「この映画は、映画史に残るような秀作で絶対に見るべきである!女優の表情だけで全てが読み取れる卓越した動作。
そして、ルース・ゴードン(1896/10/30〜1985)を超越した美は何者にも変えがたく、なにより、上質な映像手法や音楽は旧フランス映画さえ凌ぐ」
とか絶賛されたしたら、この上ないネガキャンだから。
そんな映画見たい人なんて皆無だから。

LiLiCoやおすぎ に酷評されたら不味いので反発すべきだとは思いますけどね。、

2010/7/23  23:59

投稿者:ヤマカン

>キャベツ畑氏

ご無沙汰、でしたっけ?こんばんは。

宇野氏については『かんなぎ』で厳しい評をいただいたり、こちらも「妄想ノオト」で宇野氏の「ゼロ年代アニメ」総括を批判したり、まぁ仲良く喧嘩している間柄です(笑)。

しかし宇野氏はどう思われているか解りませんが、私はあくまでアニメの、サブカルの未来のために諸氏と真剣にかつ自由に議論しているつもりです。
ただそういう活動を通して皆さんが私に関して漠たるイメージに囚われて理屈の通らない印象を受けるのは、こちらとしては手のつけられないどうしようもないこことなんです。理屈が通らないのですから。故に柳下氏の批評にもなっていない感情的な発言も実はどうでも良いことなのですが、やはり本職として批評をされているからには、宇野氏との自由なやりとり同様に私もコメントさせていただければ、と思っています。

2010/7/23  23:35

投稿者:キャベツ畑

いつも、監督の作品に力を貰っています。
長くなってしまったので、暇が有る時にでも読んで下されば幸いです。

ファンとして真剣な話をさせていただきます。
今回の柳下さんの反応は映画に対するものではなく、
山本監督を「宇野さんの派閥」とみなしての反応だと思います。

派閥とかそんなものは本当にどうでもいいことなのですが、
無視できないほど影響の大きいことなので書きます。

宇野常弘さんは、あまりにも多くの批評者と創作者に
人格批判の形でケンカを売ってしまったがために、
相応の反発を呼んでいます。(アニメ業界内にも怒っている人は多いです)
それ自体は、ゴシップな商売のスタイルとして問題ありませんが
実作者である山本監督が巻き込まれるとなれば話は別です。

かんなぎへの批判などもあり、宇野さんと山本監督が
特別な同胞というわけでないことは、一部のファンの知る所ではありますが
二人の昨今の露出の仕方もあり、多くの人は、そうは見ていません。

「山本監督はゼロ年代云々の支持者である」というイメージが無ければ、
柳下さんの今回の反応は、有り得なかったことだと思います。
理不尽なことではありますが、あの批判の目的は
映画を攻撃することでは無いと断言していいと思います。
(何故なら、平時の柳下さんが、
あの映画を攻撃する意味は全く見当たらないから)

正義はこちらにあるのだから堂々としていればいいと思うかも知れませんが
自分はそうも思いません。
宇野さんの執拗な攻撃(というか人格罵倒)には、今回の柳下さんの批評よりも、
さらに理不尽なものも少なくないからです。
あれらの文章を読んで、危機感を覚え、防衛本能、敵対心を持つのは
むしろ無理のないことだと考えます。

★続く (長くてすみません)

2010/7/23  23:34

投稿者:キャベツ畑

★続き

「私の優しくない先輩」が、このような状況から
不当な被害を受けることが、僕は我慢なりません。
また、監督の実作者としての真っ当な批評が、
この状況に飲まれるのは非常に勿体ないことです。
さらに言えば、多くの人が宇野さんの批評に敵愾心を持つことを思えば
今後のスタッフワークに何かしらの影響が無いとも言い切れません。
(宇野さんの著作が大変な売上げだったので、ゼロ年代という言葉が
既に危険ワードとなっているような所が有ります)

本当に本当に下らない話ではありますし、
監督にそんなことに気を使って欲しいわけではないのですが

ただ、現実的な話として、この件による影響は確実に有ります。
(宇野さんの仲間と勘違いされた人が攻撃を受けていたり、
超ミニマムな所では、監督の仕事が好きだったはずの友人が
「ヤマカンは宇野の仲間だからキライ」などと発言していたことがあり、
非常に悲しいです)

以上のことを伝えずにはおれませんでした。
身の振り方をどうこうして欲しいというわけでなく、
ただ知っておいていただければ自分は安心できます。
無責任ですみません。

これは、売文屋としての宇野さんを責めるものでなく、
山本監督が受ける被害の部分が自分の伝えたかったことです。
(関係性がもたらす被害ということです)

自分は、何があろうとヤマカンのファンであることは変わりません。
それでは、失礼いたします。

2010/7/23  21:57

投稿者:SSS

もし監督が作品に自信を持っているのなら、少しは態度に「余裕」があるはずだと思います。しかし、「オッサン」や「思考停止」という煽り文句で反応することには、「いったい何をそんなに恐れているのだろう」という問いが湧いてきます。

モノローグが多過ぎたかどうかよりも、この映画が寺脇氏やyuru_yuru氏や柳下氏の心を動かすことができなかったことが問題ではないでしょうか。少しでも感動できたならば、手法の欠点など気にならなくなるものです。

ところで、本田圭佑は2年前の北京オリンピックで全敗したときに、散々嘲笑されました。それがいまや国民のヒーローですよ。彼は、そのとき嘲笑や批判を撃墜するためにエネルギーを消費しませんでした。自信を持っていたから、余計なエネルギーを使わずサッカーに集中して進歩を遂げたのです。

2010/7/23  20:44

投稿者:大阪人

>私も優しくないさん
レスいただいたのですが、ここはヤマカンさんのプログですのでこれで最後にします。
出しゃばってしまいどうもすみませんでした。
>この映画、映画マニアがウダウダケチをつける要素が見当たらないほど完璧な出来なんですか?
逆にお伺いしたいんですが、褒める要素が全く見当たらないほど完璧な駄作ですか?
自分が感じたのはその違和感です。評論家の柳下氏も寺脇氏も、つぶやきとはいえ
「0点」に値する評価を一般に公開されてるわけです。
貶すだけ貶して、一切褒めていない。しかも寺脇氏に至っては、観客全員が同意見だみたいな事まで言ってます。
そんな評論家の発言に違和感を感じませんか?
自分が言いたかったのはただそれだけです。失礼しました。

2010/7/23  20:13

投稿者:大阪人

>ミルミルさん
拝見しましたけど、柳下さんという方は映画評論家のくせに「アイドル映画なのに。」
なんて先入観バリバリの色眼鏡でしか映画が見れない人なんですね。
評論家なんだからもっとフラットに批評すべきだと思いませんか?
「ぼくはこの映画の川島海荷はルース・ゴードンの一万分の一も可愛くなかったと思いますよ。
ぼくがいちばんこの映画がダメだと思うのはその点です。」
完全に川島海荷のイメージビデオと勘違いしてるみたいですね。

2010/7/23  18:38

投稿者:私も優しくない

>大阪人さん
『アンチさんたちは〜叩き始めました』
と仰っていますが、ヤマカンさんアンチが結託してこの映画を貶めようとしてるわけじゃないでしょうから、レッテル貼りは如何なもんかと・・・。

しかし、この映画のターゲットって女子高生やその付近の方ですよね?
映画を読み取りたいオッサンとかハレーションうんたらのオッサンの言うことってそんなに重要ですかねえ?

それともこの映画、映画マニアがウダウダケチをつける要素が見当たらないほど完璧な出来なんですか???
うーん・・・。
評論家のオッサンが「素晴らしい映画」というよりも若い女子が「おすすめのラブストーリー映画」って言ってくれるほうが良いと思うんですけどね。
評価としても、集客としても。


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