柏鵬ライバル、元大関北葉山死去75歳
大相撲元大関北葉山の山田英俊氏が20日午後5時15分、肝臓がんのため東京都墨田区の自宅で死去した。75歳。北海道室蘭市出身。既に近親者で密葬を行った。
北葉山は54年夏場所初土俵。173センチ、119キロと小兵ながらけいこ、研究ともに熱心で、左を差して食い下がるとしぶとく、右のおっつけ、うっちゃりを得意とした。殊勲賞を1回、敢闘賞は2回獲得。大関在位は30場所で、63年名古屋場所で優勝(1回)している。柏鵬時代の大鵬や柏戸の好敵手として活躍した。
引退後は年寄「枝川」を襲名。まじめで明るい人柄で、時津風部屋で後進の指導に当たりながら審判委員、日本相撲協会理事などを務め、00年に定年退職した。
[2010年7月25日7時29分 紙面から]
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